カテゴリ:日記
平成27年11圧28日土曜日 午前4時起床。昨日今日と朝は冷えました。外気温4℃。ストーブを火を大きくしました。休日のこの時刻、文庫本と新聞の時間は至福です。珈琲にカステラを併せました。先日、父が知人の四十九日に行き、もらって帰った一本です。ザラメ砂糖がいい感じでした。故人とは私も若い折、面識がありました。大尽でした。老若の区別なく接してくれました。一代記を自費出版しています。 朝のうち、妻に義母からTELあり。用件の済んだ後、替わってもらいました。つね三の大将曰く「盛高の包丁が切れる、素晴らしい」を伝えたかったのです。義母の息子(私の妻にとっては実弟)に嫁した嫁さんの実家です。喜んでもらえると思ってのことでした。話に穂を継いで曰く「ねえねえ、昨日、某医院へ行ったら嘉風がいたのよ、でも待合室にスリッパを履かず裸足だもの、私ね、玄関から持って来てあげたの、そしたらね『入らん』と言われたの、付き人がすみまんせんねと言ったわ、おかしかったわ、握手したわよ」足が大きすぎたのでした。朝から笑い話でした。 遅い朝ご飯のあと、襤褸に着替えました。チェーンソーを積んで出発。親方と山で10時に待ち合わせ。今日は私のためにユンボを出してくれました。寒い中、栗、櫟(クヌギ)、樫、エノミ、大小20本を倒しました。重機があると、始末は忽ちです。 正味1時間半の作業でした。一カ所に寄せてもらうと、後日、軽トラを乗りつけて、玉切ったさきから荷台に放り込むことができます。彼は、午後に尺間のKさんが営む鍼灸院に行くそうです。按摩をしてもらうとのこと。Kさんと親方は、ずいぶん昔にアマチュア無線で知り合った仲です。私もそうでした。 帰りに、いつものスーパーへ寄りました。性懲りもなく魚を買いました。左がメアジ、右がマアジです。これ、実験用です。漬けにして冷凍します。解凍して食感と風味が変わらなければ、これを好物の息子に送ってやろうとの算段です。 チャチャッとやっつけました。こちらも左がメアジ、右がマアジです。 遅い昼をし、エンジンバリカンを持ちました。父の家の生け垣、茶の剪定をしました。サッパリしました。道に落ちた茎と葉を根元に掃き込みました。写真のないのが残念です。次いで焚き付けをこさえました。鉈で杉のセビンタを割りました。これをこさえておくと、新聞紙で薪ストーブの火を熾すことができるのです。陽の傾くのが早かったです。夕陽を浴びての作業でした。 夕刻、空を見上げました。北からの雲が重そうでした。 本を持ち込んで長風呂。司馬遼太郎の書いた中に面白い行がありました。引用します。 「三河に酒呑村という村があってな、同村古屋敷椎木という字から出た。先祖の鈴木十内という人は家康様の六十予度の合戦に出て一度もひけをとらなかったという。その槍先きの武功のおかげで、三百年、われわれ子々孫々は禄に飽き、暖衣にぬくぬくと暮らしてきた」 「五條陣屋」という短編です。尊皇攘夷に絡む畿内の天領が舞台の奇譚です。ストーリーはそれとして、三河に酒呑村があるという既述です。本当だろうか。調べたらたしかにありました。読みは「しゃちのみむら」だそうです。酒呑城の跡もあるとのこと。なにが流石かわかりませんが、何となく流石nkucchanの地元です。いい地名です。住む人は皆大酒飲みなんだろうか。 閑話休題、湯に汗ばみました。上がって早速プシュッ。ブロ友、釧路の亮さんが赤横のよの介で飲んだビールを試してみました。いい感じでした。 晩酌の当ては、マダイの腹身。昨夜、つね三にもらったのでした。帰宅して、塩を打ち、一晩寝かせてありました。それを焼きました。写真はグリルへ入れる前の図です。 焼き上がりです。黒霧といいマッチングでした。 うっ、またもや蒟蒻、里芋、大根の三点セット。 今日の一句 嘉風と握手の義母は照富士 今日の写真はカンバス作成の途中です。父が枠をこさえていました。これに左の布を張るのです。あーあ、また額縁用の木を無心されるんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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