カテゴリ:野良
平成29年2月25日(土) 午前4時起床。晴れ。ぐっと春めきました。 夜の白み始めて居間のカーテンを開けました。薄明の梅林に蜜を求めて目白が枝から枝へ。今月初めの頃に比べ、チチチッという鳴き声が骨太になったような気がします。写真はそろそろ終わりの花です。今年も楽しませて貰いました。 ![]() ここに緋毛氈なんぞを敷き、水仙を愛でながらの図をいつかしてみたいです。近所のおいちゃんおばちゃんが通りかかったら、まあまあどうぞ、一杯いきませんか。引っ張り込んで近況なんぞを肴に酔っぱらったら楽しいだろうな。 ![]() 朝から不埒なことを考えていたら電話が鳴りました。父からでした。柿の木の枝を切る、加勢せい、という内容でした。父はあそこを切れ、そこから落とせ。顎を動かし指図するだけです。梯子を上り、チェーンソーを回すのは私です。加勢どころではありません。手子そのものです。 ![]() 10本近くを始末。昼前に終わりました。やれやれ。 ![]() 一部を寄せ、火をかけました。生ですから燃えにくい。助燃に杉のセビンタを使いました。火が大きくなると、切り口から汁が沁み出てきました。柿の木酢はどんな匂いがするんだろう。指にすくって嗅いでみました。甘さを抑えた栗のような感じでした。 ![]() 「あなた、白菜やキャベツが終わったの。マルチシートを剥がしたわよ。灰を撒いてトラクターをお願いね」。へい、わかりました。 ![]() オンボロですが、猫の額が菜園には役目十分です。忽ちふかふかになりました。 ![]() 「高菜も始末したわ。誰かにあげたいわ。漬物をこさえる人、いないかな?もったいないわ」。離島に漁師の知り合いがいます。TELしたらぜひにとの返事。漬物にし、沖で食べる弁当に添えるとのこと。市内に住む息子さんが早速取りに来ました。えっ?魚をもらおうという下心があるんだろうって?ばれたか。写真は、妻が私もと縁側の沓脱石に干した高菜です。これ、茶漬けの当てにいいんです。ご飯がすすみます。出来あがあるのが楽しみです。 ![]() 昼をして、親方の山を手伝いに行こうか。チェーンソーの刃を研ごうと腰を上げました。「あなた、肥料はどうするの?除草剤も撒いて欲しいし・・・」。えっ、まだあるのか。あれこれ言いつけられたことをしていたら陽が傾きました。終えて少し時間がありました。1時間ほど薪割りをしました。その後、走ろうか迷いました。朝から働きづめだったことを理由に、今日はいいや。折れました。本を持って湯船に。30分。ぬるめに浸かりました。風呂から上がって今日の褒美を。最初から冷酒にしました。3合飲んでバタンキュウ。いい一日でした。 今日の一句 目白舞う霞が梅は赤光忌 畑打てと妻の命じる石混じり 今日の写真は庭先に見つけたカマキリの卵です。ウィキによると、卵鞘は「螵蛸」(おおじがふぐり)という別名を持ち、これは「老人の睾丸」の意味だそうです。なるほどな~。
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