カテゴリ:酒
Monday, December 14, 2020 晴れ時々曇り 北西の寒風が吹きました 11.0℃ 3.9℃ 午前5時起床。寒い朝でした。拙宅の暖房器具は居間に設置の薪ストーブだけです。一晩中、燃えています。起きて家中、暖かいです。今朝起きた折は、居間に隣接する書斎の扉を閉めた儘でした。開けた途端、足下に冷気がそろり。「手焙り」に熾火を入れ、足下に置きました。 朝ご飯の後、着込んで野菜畑に出ました。寒波襲来、白菜に着物を着せなければ。そう思い立ち、重い腰を上げました。頂部に不要の葉を被せた後、広がった葉を寄せて周囲をタフロープで巻いてやるのです。包むようにしてやると、中が霜に焼けないのです。 終えて空を仰ぎました。寒そうな雲行きでした。 この後、菠薐草の第1陣が残りをチョコチョコ片付け、人参を掘りました。次の写真は後追いの第2陣。寒いのでしょう、成長が遅いです。尿素を与えてやりました。 午後はネットサーフィン。酒精や掃除機、カメラなど欲しいものを漁りました。が、衝動買いはいけません。思いとどまりました。有るもの我慢。一応、全部間に合っていますから。 日課の筋トレを済ませました。走ろうか迷いましたが、時刻の押して止めました。気分を変えるため、散歩そしました。NのTやん宅前を通りました。彼は水仕事をしていました。収穫したばかりの春菊を洗浄。茹でて冷凍にするのだそうでした。 彼の野菜畑に金柑が熟れ始めていました。大ぶりの種類です。もう少しだな。 道すがら、其処此処に枇杷の花が満開でした。この実は食べる折、皮むきが面倒です。梅雨時期が旬ですが、近所はほとんど収穫せずの儘です。 家に戻り、着替えてつね三へ。今日は韓国旅行仲間の忘年会でした。乾杯の際、いきなり飲んだら身体に悪いので、皆の集まる時刻に先着して嗽を。大分・国東の銘酒「西の関」の燗をもらいました。 空きっ腹に酒だけはいけません。タコブツをやってもらいました。 某社の管理職Fと炭組合組合長のDがやってきました。F曰く 「景気の悪さは俺のせいではない」 D兄曰く 「炭窯の中はぬきぃーど(暖かいの意)」 二人とも訳の分からないことを言いました。 続けたら死ぬぞ、医者にそう言われたD兄、酒と煙草を断って3年だそうです。10Kg太ったとのこと。頭の刈り込みがいい感じでした。 続いて某コンサル会社営業に転身のAさんとポンポン船の船長入店。Aさん曰く 「昨日49日を済ませた。今日も和尚がやってきて、新調した仏壇の開眼式(?)をした。仏壇も高かったけれど、和尚にもお金が要った。こたえんわい(堪らない)」 Aさんはこの秋、奧さんを亡くしたのでした。 船長曰く 「ずっと体調が優れず寝てばっかしよ。沖にゃ~でちょらん」 今日の料理、先ずはこれをこさえてもらいました。刺盛です。鰺と鯖、須磨鰹に熊海老。乾杯。船長とD兄は烏龍茶でした。 メインは時節柄禁忌でしたが、その鍋にしました。着工前の図です。味噌仕立ての汁にアク抜きを終えた牡丹肉が浮かんでいました。煮立てて野菜を放り込み、パクパク。 猪鍋の終わると、次はこれ。鍋を替えず、その中に鮟鱇を放り込みました。煮たって各自、長箸とお玉で小皿にとりました。Aさんはかんまんごし、喰い箸を突っ込みました。私、それを見て顔を顰めましたが、後に気のついて、自分もそうしていました。不注意と思わず知らずの酒席です。伝染病はこうして伝搬していくのでしょう。 杯盤狼藉。大将が残りの汁で雑炊をこさえてくれました。午後7時半にお開き。妻に迎えを頼んでいたので、それまでの間、暖簾を下げて差しつ差されつ。大将の言うには、来年2月をもって店を閉めるとのこと。最近、歳を感じそろそろかなと思っていたそうです。ここにきて、コロナの影響で客足の減り、先の見通せないことが最後の一押し、決心になった由。ただ、閉じるのはこの店舗を、です。暫く休養し、世情に変化、気力充実の暁は、どこかに店を出すかもしれないとも話しました。先だっては30周年を迎え、その祝いをしただけに、寂しいです。あと2ヶ月あまりか・・・。長い付き合いだったのに。 あれこれ思いを巡らせていて、一つ、思い出したことがあります。20年ほど前でしょうか、宝くじが当たったら、という話をしたことがあります。私が1億円を手にしたら、大将、1千万円渡すから死ぬまで出入り自由、飲み食い放題にさせて、との約束が出来ていました。結局、そうはなりませんでした。写真は酔って昔話の大将です。 家に帰り着いて、ストーブの前で船を漕ぎました。湯飲み茶碗に並々の水を飲まされ、それを潮、床に就きました。バタンキュー。 以下無用のことながら セリーグ理事会に金満がDH制を提案するも、同意を得られずとのこと。色々意見はあると思いますが、私は反対です。野球は9人でやるものです。走攻守、全部を上手こそが目指すところです。専門職をを認めてしまうと、将来なし崩しになって、アメフトのようになりかねない。守りの9人と攻撃の9人、攻守がそっくり入れ替わるなんてことに。とんでもないことです。 今日の一句 首を取り意気揚々も寒い朝 今日のラン なし 今日の酒 燗酒2合 生中1 冷酒2合 今日の音楽 なし 今日の写真は仙崖カレンダーより「七福神画賛」です。 「七福を一福にして大福茶」。七つの福を一つの大きな福にまとめたと説き、是非一服(福)いただきたいとの解説あり。うん、いい感じの仙崖です。
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諸先輩方が、嗽とか暖機運転、一人ゼロ次会といった呼称で始められていて、解るような解らないような、頷けるようなできなような気でいました。
が、ふと我に返って、気のおけない連中と酒食を共にする時開始時間に遅れないようにと時間に余裕を持って到着し、手持ち無沙汰なので勝手に始めている自分に気づきました。毎度のことでした。ウェイティングルームや待合スペースがあってもなくてもでした。 動機は手持ち無沙汰、暇だから、なんですが周囲からすれば行動そのものは同じようです。しかしながら、未だ修行が足りず、諸先輩方の嗽とか暖機運転の域への到達には道半ばです。 (2020年12月15日 11時40分47秒)
いきなり呑んでも身体に悪くありませんよ~。それをして世間では呑み助とか蟒蛇とか言いませんか?
いや~、大将そうですか。無理かとは思っていましたが、いつかは伺ってみたい店とお目にかかり言葉を交わしてみたい御仁でした。 止むをえない無い事なんでしょうが、淋しい。 (2020年12月15日 12時43分12秒)
こんばんは~。
名古屋の飲食業界も、ここにきてトドメをさされた感がありますが、つね三さんもですか。 先が見通せないのが辛いですね。ワクチンが普及して、昔のような生活スタイルに戻るのに、どれぐらいの時間が必要なんでしょう? (2020年12月15日 19時09分58秒)
作業員さんへ
(半分笑い話としてですが) 作業員さんは手持ち無沙汰なので、杣夫とブログ兄弟はどうしても嗽、暖機運転、練習の必要に迫られて。 大違いです。前者はまだ中毒患者の入り口にも立っていません。後者は溺れつつあるかと。 道半ばと有りますが、ひとたび滑って穴に落ちると、いっぺんにその口となりますよ。心配いりません。 (2020年12月16日 10時14分57秒)
こよなく・・・。さんへ
ふーん、こよなくさん、いきなり飲むんですね。いけませんよ、準備運動なしに全力疾走は。心臓が喉から出てしまいます。 つね三、開店以来の付き合いでした。寂しくなります。行きつけ、もう新規開拓のエネルギーはないし、出鱈目の酒を許してくれそうなところもないし。 話は変わりますが、こよなくさんところ、宮家が多いんですね。 おかめやの食べログに知りました。陛下、ご健勝にあらっしゃいますようで、祝着に存じます。 昨日今日と大雪の由。こちらは寒いものの快晴です。 (2020年12月16日 10時22分22秒)
亮おじさんさんへ
私、亮さんと違い、梯子をしません。ここが閉じると、行く場所がなくなります。寂しいです。 書いてあるとおりの刺身居酒屋は無理ですが、おでんの屋台を引いてみようかな(笑い)。 (2020年12月16日 10時24分37秒)
禁玉減酒さんへ
飲食業界は冷え込んでいます。閑古鳥がこんなにいたなんて・・・。 コロナ禍、全く見通しがつきませんね。 さてものワクチン、日本では3月か4月にだそうです。でも接種は怖いですね。nkucchanもそう書いていたし。 (2020年12月16日 10時27分23秒) |
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