カテゴリ:日記
Wednesday, October 5, 2022 曇りのち晴れ 西の風平均風速2.4 26.4℃ 19.9℃ 午前5時起床。夜の明ける時刻が下がりました。写真は白んで朝食に出てきた茄子の塩揉み。昨日に続いて、でした。茄子の木、盛り返しつつあるのかな。 こちらはシシャモです。ノルウェー産。妻は国産、鯵の干物よりこちらの方を好きのようです。 午前7時半出社、午後4時半退社。野暮用あってポカ休を30分とりました。それを済ませ、いつものスーパーへ突っ込みました。残念ながら、目当ての鯵はありませんでした。鮮度抜群、頃合いの大きさのタカノハダイ2尾が1/3ラーで売られていました。なんと1尾100円です。鱗の剝がれにくい魚なので、扱いが面倒ですが、安さに惹かれました。丸鰺のでかいのも1尾100円。合わせて300円の出費でした。 帰宅してチャチャッ。丸鰺に塩を打ってグリルの中へ。続いてタカノハダイ。案の定、鱗取りに難儀しました。2枚におろし、一部を刺身に。 残りはこれも塩を打って後日に回しました。写真はその刺身です。トラに裾分けしました。喜んでペロリ。明日の朝も少し与えます。 魚の始末を終え、薄暮の中、いつものコースをくるり一回り。汗をかきました。走り終え、Rさんの庭から無花果を数個失敬。 風呂を浴びて夜のお勤めは最前のタカノハダイが刺身と肉じゃが。丸鰺も焼き上がっていい感じでした。 ボンベイジンの底溜まりを流しました。 書くことがないので、最近、へーっ、そんなことがあったの、という話を一つ。司馬遼のことを書いた週刊朝日ムックにシーボルトの息子、アレクサンダーのことが書いてありました。娘「イネ」の弟です。父親の再来日に一緒、付いてきて日本政府に奉職、民部省、外務省に40年働いたそうです。1873年、ウイーンで開催の万博に日本政府が初参加、その際は日本展示室の責任者を務めたとのこと。驚いたのは、その展示品になんと名古屋城の鯱(雌)も出品されたの下り。知らなかった。 調べてみました。確かにそうでした。それには後日談があります。博覧会の終わり、出品物はフランスの郵船で返送。しかし、その船が伊豆半島沖で座礁、沈没しました。一部は引き上げられたそうですが、多くの展示品は未だ海底に眠るとのこと。さて、気になる鯱ですが、あまりに大きく重量あってのもの、香港で別便に積み替えられ、無事名古屋に戻ったそうです。 以上、雑学でした。 今日の一首 無花果を不老長寿とありがたく頬張る妻の頬の明るさ 今日のラン 5㎞ 今日の酒 ボンベイジンロックダブル1 日向木挽黒ロック正味2合 今日の音楽 ベートーベン ピアノソナタ8番 アシュケナージ 同 ピアノコンチェルト5番 グールド 今日の写真はタカノハダイ。いい面をしています。ちなみに、魚料理を厭う人は、この目がいけないらしい。 Thursday,October 6, 2022 曇り一時小雨 西の風平均風速2.0 23.5℃ 19.8℃ 午前5時起床。 午前7時半出社、午後5時半退社。 今日は午前に弊社の防火訓練、地震避難訓練がありました。出火を想定、非常階段を下りました。消防署隊員が、逃げ遅れて社屋5階ベランダに手を振る女性を梯子車にて救出。私は、地震体験車で震度7を体験しました。縦揺れの際は身体が宙に浮きました。横揺れも合わせ、震度5程度の揺れとは大違い。屋内の家具調度が散乱するなんてものじゃーありません。家屋は倒壊、拙宅に薪ストーブを焚いていたら間違いなく火事になるでしょう。困りものです。 さてもの南海トラフ地震です。向こう30年の内にかなりの確率でおきるといわれています。揺れに加え、津波の襲来で、私のまち佐伯市、人口は7万近くなのですが、死者が8,000人を超えるとの想定もあります。恐ろしいことです。 地震、おきないに越したことはありませんが、起きた時に備えての準備、備えを必至、怠ってはいけません。私のまちが東日本大震災に見舞われた東北のまちと同じよう、洗われることを想定し、避難対策、社業のBCP、復旧復興計画などを手当しなければなりません。しかし、それぞれは理想に比すと、未だ道半ば。事前復興計画のこともあり、身の引き締まる思いの中、強い焦りも綯い交ぜです。 写真は私のまちの津波ハザードマップです。平成25年3月作成、全戸に配布されました。表紙に「津波から身を守る避難マニュアルとして使用してください」とあります。 中を開くと、津波高を示す色の区別があります。 各地区別に津波最大浸水深を色で表しています。海岸部は最大15mの色が塗られています。揺れたらてんでんこ、とにかく高台に避難です。 午後は弊社業務の一部を肩代わりしてくれている会社へ出向きました。理事会があったのです。取って返し、あれこれの内部協議。退社後、猶社用あり、別棟のビルに向かいました。それを済ませ、渇きを覚えました。喉の乾くこと(酒を飲みたいの意)を当地の一部呑兵衛は「樽が乾いた」と表現しますが、しばらく外のみのない私も樽が乾きました。ハンドルを「はし本」に切りました。暖簾に突っ込みました。お通しはこれ。蒸し鶏と蒟蒻刺し。トリビーを流しました。 刺身を貰いました。併せた冷酒は大分・杵築にある中野酒造の智恵美人です。トロリ感あり。 と、その時でした。この店の常連、datelineがぶらり、入ってきました。おお、ちょうどいい、独り酒は無粋だっただけに飛んで火に入る夏の虫。いい肴、当てがやってきた。隣の席を勧め、ま、おひとつどうぞ、冷酒を注ぎました。写真は餃子の種を湯葉でくるんで焼いた湯葉餃子。これ、ここの名物なんです。 Datelineは、冷酒を最近はやりの麦焼酎・西の星に替えました。私は何か他のものを。すかさず野郎、耶馬美人の一升瓶を抱えて来、その場で口を切りました。これ、往年のというか、一世風靡した大分・中津産の米焼酎です。お大尽、1升をキープしやがった。 如何です?ワインを勧められましたが、もう飲めませんと断りました。 どれかを抜栓したかったのでしょう、断ったのを立腹、憮然のdatelineです。嘘です。カメラを向けたてポーズをとっただけ。袈裟を着せたらなんだか小田無道ににているような。 私は焼酎の後口にこれをもらいました。うん、いい酒はいい。おかわりをしました。 代行運転で帰宅。久しぶりの外飲みに疲れてバタンキュー。風呂には入らずじまいでした。 今日の一首 襟足に秋雨かかる夕暮れは酒の恋しと足が暖簾に 今日のラン なし 今日の酒 生中1 冷酒2合 麦焼酎ロック1 米焼酎ロック2 ウィスキーストレート2ショット 今日の写真は南瓜プリンです。帰宅した時、ちょうど妻が作り終えていました。これ、手間がかかるようです。写真に写る倍の量を拵えてありました。 Friday, October 7, 2022 曇り午後になって少し日が差しました。西の風平均風速1.7 21.5℃ 16.4℃ 午前6時起床。弱くなったのか、寝床を出る時、昨夜の酒に頭が重かったです。 午前7時半出社、午後5時過ぎ退社。 写真は昨日の昼ですが、今日もこれと同じものを食べました。林檎と野菜ジュースをやめ、2週間あまりが経ちました。まだ効果は現れません。 終日ミーティングと判子押し。次の写真は昼休み、日経を捲っていて、見つけた記事です。今年のノーベル文学賞はフランスの女性作家に決まりました。アニー・エルノー氏です。邦訳もあるとのことですが、杣夫は外国文学に未だ打って出ること能わず。井の中の蛙、蛸壺読者です。 戻ります。エルノー氏のことを調べてみました。ウィキにオートフィクション作家とありました。オートフィクション、初めて聞く言葉です。調べて「自伝のように作者と語り手(つまりは登場人物であるが)とが同一人物であることに依拠しながら、同時にフィクションを、主として小説というジャンルを持ち出してくる物語」(ウィキから)だそうです。よくわからん。 ということでオートフィクション作家とは具体的に誰を指すのか。これも調べてみました。「失われた時を求めて」のプルーストがそうとのこと。なるほど。その本はかじったことがあります。なんとなくわかるような。日本の作家では「蛇にピアス」の金原ひとみ。嗚呼、その本なら頷首だな。 さて、この文学賞、発表の時期になると、日本はざわつきます。村上春樹氏の受賞、今年はあるのか、毎年、前評判がニュースになります。ハルキストには悪いですが私、毎回ブログに書きくよう、彼の受賞は無い、予てからそういう考えです。理由は、氏の作品がエンタテインメントに過ぎると思うからです。 夕刻、会社を後にし、葬儀社に回りました。高校の同級生Y、彼の母親が亡くなったのです。実を言うと、彼の両親は私たち夫婦の中を取り持ってくれました。今夜が通夜とのことを知り、妻と待ち合わせ。取るものも取りあえずということでお悔やみを言いに参じました。会場ロビーにモニターが置かれ、故人の孫が編集したという在りし日の動画や写真が流れていました。話す音声もあり、偲ぶにはこれも悪くない、いや、この手の動画は実によい、そう思いました。写真は其処を後にし、家路の道すがらです。九州百名山の一つ、国木田独歩の登った元越山(もとごえさん、標高582m)のピーク上に月齢12、宵月が浮かんでいました。 余談です。稜線の向こう側は豊後水道の先に日向灘が開けます。昨日書いた南海トラフ地震が起きると、山向こうの海岸集落にはマックス15m高の津波が押し寄せます。其処に暮らす人たちは高台の避難地に駆け上ります。しかし、命は助かっても、家屋は押し流されてしまいます。山のこちら側、中山間にある公民館や学校校舎、キャンプ場のバンガローなどへ避難の皆さんに移ってもらう一方、仮設住宅の建設を急がねばなりません。勿論住だけではなく、毎日の暮らしに必要な衣食の手当も必要です。心構えはもとより、準備怠りなくです。お月さん、津波を寄越さないでね、そう願うばかりです。 妻は通夜からコーラスの練習会場に回りました。毎週、花金はトラと留守番です。写真は口を切ったサントリーの角です。ストレートを舐めた後、ハイボールにして流しました。バタンキュー。 今日の一首 宵月はススキを照らし法悦す吾も感謝の月下氷人 今日のラン なし 今日の酒 ウィスキーストレートシングル1 ハイボール2 冷酒5勺 今日の音楽 なし 今日の写真は明後日に迫ったツール・ド・佐伯の大会公式プログラムです。表紙はコースの途中、空の地蔵からのショットです。水平線は太平洋。素晴らしい景色が広がります。縁起でもないのですが、津波はその方から押し寄せてきます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日記] カテゴリの最新記事
|
|