カテゴリ:日記
Saturday, May 6, 2023 雨 南南西の風平均風速3.7 24.2℃ 20.5℃ 85-72% 午前4時起床。終日雨模様。なすすべ無しの一日でした。「よい機会だから、買物に出かけては?いつも着た切り雀じゃぁ恥ずかしいでしょうに」促されました。私、ファッションに無頓着です。衣類、自分では滅多と買いません。1年に1度か2度、ショップを覗く程度です。ということで、毎日着用のスーツとビジネスシューズを新調如何、とのことでした。毎日、ヨレヨレの背広とかかとのすり減った革靴というわけにもいかないだろう、そんなことが頭を過りました。しかし、億劫の気持ちが勝り、いやいや、襤褸は着てても心は錦、そう嘯いて、出かけず終い。衣類の買物、面倒で仕方ないのです。あっ、魚売り場は別ですが。 新聞と本、それに映画の終日となりました。うち、本は吉村昭の読み残し。映画は「ホワイトチャペル 終わりなき殺意(字幕版)」、サスペンスでした。写真はそれらとは関係ありません。先日が憲法記念日ということで、上京の折、道中に読んだ文庫本「戦場体験『声』が語り継ぐ昭和」です。朝日新聞の声欄が募集の戦争体験談を纏めたものです。1話1~2ページ。佐伯の海軍航空隊云々というところを文中に見つけ、妙に懐かしいような、身近に感じる思いをしました。 それをしてのことではありませんが、先の防衛費増閣議決定と相まった改憲論議盛ん。私、難しいことは判りませんが、戦争になったら、血を流すのは生身の人間です。戦場が国内だと、老若男女関係無、無差別に腕足がちぎれ、内臓が飛び出たり、がれきの中に丸焼け、阿鼻叫喚となります。この本はその実体験を綴っています。外国にあっても同じことです。専守防衛、敵基地攻撃能力を持ち、もしもそれを行使すると、その国の一般人に前記と同じことを強いることとなります。死んで花実が咲くものか。人間は生きていてこそのものだね、ではあります。皆さん、妻や娘の体に穴の開き、死んでいくことは耐えられません。息子が外国に行き、その国の人たちを殺め、本人もやがて其処に倒れ、ということになってはいかんのです。ウクライナの市井を見て明らかです。改めて戦争はいかんいかん。 では今の日本、どうすれば?ということですが、それは難しい。防衛費アップによる抑止力を高めることよりも、外交に依るのがいいとは思いますが・・・。杣夫には判りません。 閑話休題、買物から戻った妻が、私と猫の為に鯵を購入。意味不明ですが、戦争よりも鯵が先だな。 チャチャッとやっつけました。どうですか、この透明感。しかも、包丁に粘り着くような脂ののり。素晴らしい。今夜の当てはこれで決まりです。 半分は締めました。こちらもいい感じになりました。 ほらよ、トラ。内蔵と腹骨のタタキです。8匹分をペロリ。頭と中骨はオビ行きです。 始末を終え、夕方の雨間を縫って妻と散歩。上京の案件もなんとか落ち着いたことだし、ということで外の風に一緒、吹かれることにしたのです。ぶらり30分。曇天の下でしたが、妻の気分が少し晴れたよう。 家に戻り、風呂を浴びて夜のお勤めを。流した酒はこれ。新潟・越後酒造場の生酒です。甘露でした。バタンキュー。 今日の一句 戦争が妻を娘を殺しおり 今日のラン なし 今日の酒 SAPPOROゴールドスターレギュラー缶1 冷酒2合 今日の音楽 ショパン ノクターンオムニバス 今日の写真は散歩途中に咲いてあったカボスの花です。赤丸のところに小さな実がついていました。 おまけはカタツムリ。茶葉に取り付いていました。
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