歩世亜のつぶやき

• 
• 
• 

顔が写っていなくとも分りやすい動物ですね。

雨模様で始まった札幌、昼過ぎには上がって来ましたが、終日怪しい空模様でした。

餡子系が好きな方でも、夏になると少し冷たい物を食べたく成る物で、色々な食べ物がある中で水ようかんは冷やして食べられますから最適とも云えます。

2000年8月のお盆に当時釧路の病院に入院中の姉のお見舞いに行くのに、撥ねが好きな餡子系の物をと思い百貨店に入っている「とらや」に行きました。

初めは羊羹と思ったのですが、考えたなら一口サイズの羊羹が無く入院していますからまさか一本を切って食べるのも大変と思い、水ようかんにしました。

実家によりまだ普通に元気だった母を乗せて釧路に早朝行きましたが、途中阿寒の国道で、眠そうに歩いている蝦夷鹿さんを発見、全く避ける気配が無いので徐行して近づくと何気なく振り向いた鹿は直ぐ後ろに私の車がいたのに驚いて何とひっくり返りました。

立ち上がって直ぐに山に消えていきましたが、私で無いと轢いていたかも知れませんね。

さて釧路の病院について、姉の病室に行き、2年振りぐらいでしたが、すっかりやせ細っていて、・・・・

素糞ほど話をして帰って来ましたが、帰りの車の中で母が「来年までは大丈夫だよね。」と聴いてきたのですが、正直うなずくことが出来ませんでした。

お盆過ぎてから一時的自宅に戻ったのですが、又8月末に入院して、9月9日姉は亡くなりました。

少しでも回復したなら今度は「とらや」の普通の羊羹をと思っていましたが、其の願いも叶わず、水ようかんが最後の水ようかんとなって仕舞ったと云う事ですね。

他の方のブログに水ようかんのことが書かれていて、ふと最後の水ようかんのことを思い出したので、思わず書いたしだいです。

そう言えばあれから一度も其の店に入っていませんから20年間行っていないという子おtにも成りますね。

今でもまだ店があるかどうかは分りませんが、今度は普通の羊羹を買って私が食べてみようかと思っています。