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カテゴリ:美術館・博物館
パリ『オルセー美術館』地上階(0階)には、19世紀の画家や評論家など文化人が描かれている集団肖像画が何点かありますが、その中のひとつ
Hommage à Delacroix(1864年) この中で画家「ドラクロア」の肖像画を囲む人々は・・・誰でしょう? きらりのわがまま「パリ旅日記」・・・第43回 題名は・・・ ドラクロワ礼賛(ドラクロワへのオマージュ) Hommage à Delacroix(1864年) アンリ・ファンタン=ラトゥール=作 160×250cm 油彩・画布 パリ『オルセー美術館』地上階(0階)展示 説明図がありました~♪ 1.Edmond Duranty(1833-1880),ecrivain⇒デュランティ (批評家) 2.Henri Fantin-Latour(1836-1904),peintre⇒ラトゥール(画家)自画像 3.James Abbot McNeill Whistler(1834-1903),peintre⇒ホイッスラー(画家) 4.Jules Champfleury(1821-1884),ecrivain⇒シャンフルーリ (批評家) 5.Édouard Manet(1832 - 1883),peintre⇒マネ(画家) 6.Charles Baudelaire(1821-1867),poete⇒シャルル・ボードレール(詩人) 7.Louis Cordier(1823-?),peintre⇒コルディエール(画家) 8.Alphonse Legros(1837-1911)⇒ルグロ(画商) 9.Felix Bracquemond(1833-1914),peintre et graveur⇒ブラックモン(版画家) 10.Albert de Balleroy(1828-1873),peintre⇒バルロワ(画家) ほほぅ~これは意外な組み合わせじゃないですか 19世紀のフランス画壇で活躍した・・・ 画家「アンリ・ファンタン=ラトゥール」を代表する作品のひとつ 『ドラクロワ礼賛』・・・ドラクロワへのオマージュ フランス「ロマン主義」最大の巨匠である ドラクロアの絵画(ルーヴル美術館所蔵) 「ウジェーヌ・ドラクロワ」への礼賛を描いたラトゥール フランス人は、今でも・・・ドラクロワの絵画が好きであります オマージュ・・・とは? 敬意を表し、賛辞する的なっ。 そんな作品であると共に・・・ラトゥールと同じように 巨匠「ドラクロワ」を尊敬し信望していた 当時の若い芸術家や批評家たちが集まる 「集団肖像画」であります。 白いシャツを着ているのが・・・本人「ラトゥール」の自画像です お友だちの「ホイッスラー」が中央で立っていますね ホイッスラーが、この時期パリに居たのですね! 詩人の「ボードレール」 もおります 「ドラクロアの肖像画」の右に並ぶのは・・・「マネ」ですね 「ブラックモン」は、当時・・・人気の版画家だったとか 巨匠「ドラクロア」を尊敬する人々の集団肖像画なのですが 他の集団肖像画よりも・・・一体感がありますね 全員が、こちらを向いて 軽く笑みを浮かべております ラトゥールもまた・・・皆さんに愛されていたのでしょう~? ドラクロワの色彩表現に学び 19世紀の絵画は、彼等により継承され モネやルノワールなど若手の画家に広がって 「バティニヨール派」から 「印象派」へとつながってゆくのであります。 『オルセー美術館』は、彼等 19世紀「印象派」を中心に展示しております あ~っ巨匠ドラクロワは・・・ルーヴル美術館で後ほど オルセー美術館にぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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