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カテゴリ:美術館・博物館
ルノワール『田舎のダンス』La dance à la campagne『都会のダンス』La dance à la ville2枚が
豪華に並ぶ・・・『オルセー美術館』は、なんと~贅沢な事 きらりのわがまま「パリ旅日記」第50回記念 ♪ それでは、早速 『田舎のダンス 』 La dance à la campagne(1883年) 180×90cm 油彩・画布 パリ「オルセー美術館」 2018年4月27日(金)きらり。撮影(反射ごめん) まぁ~画家「ルノワール」は、 最も有名な印象派の画家だ! といっても過言ではありませんが ルノワールは、 印象派の中でも最も 『光の効果』を顕著に表した画家でありますが・・・ ちょっとやり過ぎて正確さを見失った! と感じた頃に描いたのが・・・この 『ダンス』の連作です。 1880年代は、古典主義へと戻ってみたのですね ルノワール “ダンス三部作” 『田舎のダンス』・・・オルセー美術館 『都会のダンス』・・・オルセー美術館 『ブージヴァルのダンス』・・ボストン美術館 これはオルセー美術館ではありません2016年ボストンにてきらり。撮影 最初に描かれたのがこの『ブージヴァルのダンス』ボストン美術館 “ダンス三部作”いやいや~いつ見ても洗練されております。 『田舎のダンス』・・・現在「オルセー美術館」所蔵は、 La dance à la campagne(1883年) 画商「デュラン=リュエル家」の装飾用に制作されました。 このダンスをしている人物は・・・誰なのでしょう? 男性は、ルノワールのお友だちである「ポール・ロート」 女性は、ルノワールのお気に入りのモデルさんで 後にルノワールの奥さんになる「アリーヌ・シャリゴ」 当時・・・24歳でした これは特に・・・縦に長い作品です もう~この縦長の画面一杯に描かれたことに圧倒 ダンスを踊る姿は、明確に表現され これまでの「光の効果」重視で、 曖昧な輪郭表現であった ボワ~ッとした表現は・・・ 明らかに違って明確であります 着飾った男女の衣装に帽子 空間表現も細部に完璧だと思われますね~ このモデルさんは、 後に「ルノワール」の奥様になるのですが 都会のダンスのモデルさんにも あらら~っ。ルノワールさんったら 両天秤ですか? まぁ~どちらも好きだった訳であり それぞれの良さを引き出して 田舎のダンスの素朴なイメージの娘さんに決めた! って事でしょうかね もう~男ってどうなの? そうなると「都会的な彼女」が気になるでしょ 『都会のダンス』 La dance à la ville(1883年) 180×90cm 油彩・画布 パリ「オルセー美術館」蔵 田舎のダンスと同様に・・・ 画商デュラン=リュエルの家の装飾用に制作されました。 モデルさんは・・・誰? ルノワールのお友だち「ポール・ロート」男は同じ 都会的な女性「シュザンヌ・ヴァラドン」であり この時、彼女は・・・18歳 いや~18歳には見えないですがっ 彼女は、大変に上昇志向の強い子だったとか 彼女に似合うのは、 上質な純白でシルクのドレスに お洒落な可愛い髪飾りです 田舎のダンスとは・・・対照的です! こうして両方を並べて見る事が出来るのは 「オルセー美術館」だからこそですね! ルノワールは、 都会のダンスのモデルさんでは無く・・・ 田舎風の女性モデルさんと結婚したのであります はは~ん! やはりルノワールさんは太め好み・・・「デブセン」 ははっ。これは、失礼な事を 失礼ついでに このハイセンスな『都会のダンス』18歳のモデルさん 「シュザンヌ」は、 この頃・・・画家『ユトリロ』を、お腹に宿しておりました(推測) えええ~~~っ 誰の子でしょう? これは、大変なスキャンダルであり エコールド・パリを代表する画家「ユトリロ」がっ もしかすると「ルノワール」の隠し子 『都会のダンス』・・・1883年作成 モーリス・ユトリロMaurice Utrillo(1883年12月26日-1955年11月5日) おおお~っ。 どちらも1883年ですぞ! ダンスのモデル時は・・・すでに これは、確かでは(推測)。 ユトリロの才能を考えると やはりと・・・・ はははっ。スキャンダルを交えると絵画にも興味が芽生えてくるものですよね~ 画家たちは、スキャンダラスでUPをためらう今日この頃であります。 オルセー美術館にぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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