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カテゴリ:美術館・博物館
ルーヴル美術館には、ラファエロの友人でもあった彼の肖像画があります
![]() ラファエロ・サンティ Raffaello Santi ![]() 『バッダッサーレ・カスティリオーネの肖像』 (バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像) 1514年〜1515年 カンヴァスに油彩 82.0cmx67.0cm (ローマ時代) パリ「ルーヴル美術館」所蔵。 バルダッサーレ・カスティリオーネ・・・とは? Baldassare Castiglione 1478年12月6日〜1529年2月2日 イタリア・ルネサンス期の外交官、 作家で「宮廷人」(廷臣論)の著書で知られる。 ヨーロッパの上流階級の社交術や教養を説いて、 長く教養人のにとっての模範書とされた。 ラファエロ・サンティ Raffaello Santi ![]() (左=最晩年の自画像) 1483年4月6日〜1520年4月6日(37歳没) イタリアのウルビーノ公国に生まれる。 盛期ルネサンスを代表する画家・建築家。 レオナルド・ダ・ヴィンチと、 ミケランジェロとともに 盛期ルネサンス三大巨匠のひとり。 八頭身の長身でイケメン、 誰にも好かれた人柄で、 甘さと簡潔性に満ちていて 控えめで柔軟な面持ちの若い画家は、 多くの仕事と弟子に囲まれ、 重責に誇りと苦労を秘めた、 孤高の芸術家・監督者であった。 【代表作】 『アテネの学堂』 ![]() 『システィーナの聖母』 ![]() ![]() 『バッダッサーレ・カスティリオーネの肖像』 16世紀初期のウルビーノの宮廷で活躍した著名な文人で、 ルネサンスの趣味と文化の統合を表した 「廷臣論」の著者、 そしてラファエロの友人でもあった 『バルダッサーレ・カステリオーネの肖像』 (現在:ルーヴル美術館所蔵)は、 1516年にピエトロ・ベンポが、 ビッビェーナ枢機卿に宛てた手紙から、 疑問は残るが、 ラファエロの自筆とされている。 すなわち、 「M.バルダッサーレ・カスティリオーネの肖像・・・ (それにグイドバルド・ディ・モンフェルトロ公の肖像)は、 ラファエロの見習いのひとりの手になるように思われます」。 ![]() この絵の非常に高い質と、 絵画的なあらゆる要素のすぐれた表現は つねに認められてきた。 実際、 情愛こめて描かれたカスティリオーネの 知的で穏やかな顔、 服のぼかした調子、 人物の高潔さを際立たせている他の作品には 見られない明るい背景が注目される。 (写真撮影:ほしのきらり) (参考文献:東京書籍・RAFFAELOラファエロ/ブルーノ・サンティ著より) ![]() 世界遺産にぽち ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.26 00:10:12
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