カテゴリ:星・天体
先回のブログの最後で「このネタは続きます…」と書いていたけど、新ネタが出来ましたのでこっちを先に挙げてみますね(写真とは鮮度も大事でして…)。
先回の続きはまたのち程ネタ延ばしに使わせていただきます(多分)。 今回各地に被害を出してしまった大型の台風ですが、幸い新潟は掠(かす)めただけでこれといった被害も起きなかったようです(ですよね?)。 先回の夕陽のネタでも書いたように台風が掠めると雲や大気中のチリを吹き飛ばしてくれてきれいな星空が見れることがあるんです。ので夕日を写した次の日は、今度は星を写しに山奥へ行ってきました(相変わらずヒマだなぁ…俺(-_-;)←)。 行ったところは管理人的なお星様撮影ポイントの標高1000mのところ。当日は月の出が21時ころなので、月明かりの影響を受けない内に撮影できるようにとまだ明るいうちに…と言っても19時半なんだけど、暗くなったらすぐ撮影が出来るように早めに現地へ向かいました。 1 posted by (C)martind35 ↑現地へ着いてみれば案の定というか思ったとおりのきれいな星空\(-o-)/。 まずはせっかくの星空を写せなかったということが無いように使い慣れたレンズで保険撮影。 久しぶりに撮影の最中に手応えを感じることができました。 空の条件が良いと写した画像を見なくても良く写っているのがわかることがあります。フィルムカメラでしょっちゅう撮影に出ていたころはたまに感じていた感覚なんだけど、天体的にすっかり出不精になってしまった昨今ではこの感覚はホント久しぶりでした。 2 posted by (C)martind35 ↑ちなみに魚眼レンズにて夏の天の川を写しています。また、カメラの設定はいつもよりも高画質バージョンにセット。これが出来るのもきれいな空の恩恵。 20時くらいではまだ頭の真上にきてなくて、星見人的に夏はこれから…というイメージの星空でした。 3 posted by (C)martind35 ↑次に今回試してみたかったものをパシャリ。魚眼レンズのようにギュイ~ンっと歪まない普通の広角レンズにて南の空を写してみました(18mm相当)。 星座は小さく写り、特に小さい星座は形が判りづらくなってしまいますが、天の川は空に延びてゆく感じで写せてこれも星空の撮影に使えそうな手応えを感じました。 4 posted by (C)martind35 ↑中望遠レンズ(75mm相当)にて天の川の一番濃い部分を写してみました。 これはちょっと手抜きが入っているため(-_-;ゞ写りはアレですが、手抜きでもこの写りは条件の良さを物語っています。 5 posted by (C)martind35 ↑上の写真に双眼鏡でも楽しめる星雲・星団を書き込んでみました。 ただでさえ星が密集している方向なので、これだけの範囲でもこんなに色々な天体がひしめいています(望遠鏡で見れる天体ならこの4倍…)。 静かなところで望遠鏡でジックリとこれらの天体を追いかけているときは、星見人として冥利に尽きるところです。 尚、この中でM24は本当は星団ではないのですが、天の川の星がいっぱい有り過ぎて星団と間違われて記録されたところです。 当日の昼は天気はいいんだけどすっきりしていてそんなに暑くもなく気持ちのいい日でした。それが夜山の上に行くとシャツ1枚では涼しいくらい。 管理人は星を見ていて体を冷やさないように1年中車の中に上着を1~2枚入れておくのですが、この日に限って昼にそれらを洗濯をしていて、残っていたものは真冬用の防寒着が1着(-_-;)。さすがに防寒着まではいらんだろう…と思ったけど、ヘタに風邪を引いても情けないので夏に真冬の服を着て撮影していました。 …が、最初は羽織っていただけのところに後半はボタンもしっかりとはめておりました。 帰りに車に付いている車外温度計を見たら…14度(゜o゜)。こりゃ涼しいわけだ。 昼は30度、夜はその半分。星を見ているといろんな体験が出来て楽しいものです^^;。 6 posted by (C)martind35 ↑撮影中に写野の中を飛行機が飛んでいってボツとなったカット(-_-)。 普段は撮影中に飛行機が飛んでいっても、流れ星みたいなもの…とあまり気にしないんだけど、それも許されないほどきれいな星空の一夜でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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