|
テーマ:中国留学日記(314)
カテゴリ:留学生活
卒業論文の発表を2ヵ月後に控え、今になってやっとアンケート調査を開始した。
始めの原稿を5月頭には出したい。 と言うことは。 10日ちょいで、アンケート配りと回収をしながら原稿6000字を書き上げる。 むりだーーーー という感じで、焦りつつも確実に時間を使っているつもり。 今日、不安をかかえつつアンケートのコピーに行った。 大学内ではコピー1枚が8分(0.08元)でできる。大きい紙だと4角(0.4元)になるのだが、場所によっては3角でコピーしてくれたりする。 『本当にこのアンケートで論文を十分に書けるか・・・』とのプレッシャーを跳ね除け、今日は200枚ほどコピーしてきた。 先日、張おばあちゃん先生に「居住区委員会ってところに行って、その人たちに手伝ってもらいなさい。その前に学校に証明書を発行してもらえ。」といわれたので学院に行った。 すると、事務所の先生たちが「私が手伝ってあげるわよ」と、50枚ももらってくれた。もう一人の先生は「2枚、あ、いや10枚、あ、じゃあ50枚ちょうだい」と。何だか申し訳くなく思って30枚ほど頼んだ。 でも、「アンケート協力の証明書は留学生事務所に行かなければいけないわ」といわれ、そっちのほうまで自転車を飛ばした。この証明書さえあれば、土日はだいぶ自由に動ける。そう思って。 留学生事務所に着き、先生に一通りのことを話した。 すると「外国人は中国でアンケート調査などやってはいけない法律になってるの。しかも”文革のときに壊された”なんて敏感なことは書いたらいけないわ!あなた日本人だし訴えられるかもしれないわよ。」と。 「もしやるなら学校内で。」 「敏感な問題は書いてはいけない。」 だそうです。 大学生は知識があるので成都人の代表にならない・・・ 私が書きたいのは”成都人”なのに・・・ と思って、かなりかなりかなりかーなり落ち込んで学院に戻って、先生の手元にあるアンケート用紙を回収しに行きました。 すると先生。 「学内なら出来るんじゃない。学内にもたくさん一般の人はいるわよ。医者だっているんだから」と。力強い言葉をもらうと共に、「アンケート用紙もう100枚くらい私にまかせて。」と、協力までしてくれた。 今日刷った200枚、もう手元から離れた。 「感謝」を何度言っても足りないくらい。 論文、絶対にいい物に書き上げる! うえーーーーん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|