カテゴリ:畑
春ですなぁ。畑も本番です。今でこそ開墾部員として土をいじって農作業をしている私ですが、まさか自分が農作業をするなんて、6年前には想像もしていませんでした。
10代前半の頃、メロン大大好きな私は庭にメロンを植えました。そしてそれが芽を出す時期と爺さんが草むしりをする時期が重なるという運命のイタズラによって、MYメロンが絶滅したときに「もう2度といかなる種も植えない。」と決めた私です。 なにより、雑食性の親から産まれながら完全な肉食性の私は大の野菜嫌いでした。野菜に対してのイメージは「苦っ!マズッ!緑っ!」と言う程度のものしか持っておらず、「野菜は草食動物が食え!草食動物をオレが食う!」といった人間だったのです。 それが開墾部で畑を作り、野菜を作っているうちに野菜が食べれるようになったのです。それも「美味いじゃん!」と。 かなりビックリです、この私がニンジンスティックをバリバリと食っているのですから。それもこれも、自分が手を掛けているからこその「安心・安全」と、「自分が作ったという気持ち」があったからなのだと思います。もちろん、太陽や雨、大地にも感謝を忘れてはいません。人間の力だけでは作物を作ることは不可能であり、自然の力があってこそ私たちは作物を収穫できるのですね。 つまり、雑草も野菜も、草食動物も肉食動物も、そして私たち人間も、一つの自然のなかで生かされ・生きているのだとわかりました。 「あなたの好きな食べ物は何ですか?」と聞かれたら、今の私は迷わずこう答えるでしょう・・・。 『メロン!!』と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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