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カテゴリ:修理日記
先日途中までになってしまった本当にお久しぶりの修理日記
今回はキャビネットのその後について書いてみます。 いかんせん画像が少なくあまり判りずらいかと思いますが まずはガラスの破損部分を綺麗にする事から..... こういった古い家具のガラス部分はガラスをかるく釘などで押さえて まわりをパテでとめている事が多いのでまずは このパテをノミなどを使って綺麗に剥がして、残っている釘などを取り除きます。 そうして綺麗にした後、新しいガラスを取り付けます。 取り付けも昔と同じようにパテでとめる方法もあるのですが 今回は後でペイントする事もあり木で押し縁材をつくり数カ所釘止めという方法をとりました。 ガラスをとめてペイントまで終わった画像がこちらです。 次に仕事としては一番分量の多い引き出し製作です。 今回は同じパイン材を使用。 まず最初に寸法等を決めて軽く図面(そんなたいそうな物じゃないですね、落書きのような物です。)を書きます。 そして製材開始。荒く部分、部分のパーツを切り出して その後かんなで最終的な仕上がり寸法まで仕上げて行きます。 かんなといっても手でかんなをかけて仕上げる程の度量はないので 電動工具です。 その後接合部分の加工。 この辺もすべて電動工具。 そうして組み上がった引き出しがこちらです。 こういった古い家具は取手などのパーツがとても重要になるのですが 今回は趣味のパーツコレクションの中から良さそうなアンティークの取手を見つけましたので こちらを採用。 その取手がこちらです。 こちらの取手ははじめからいい感じに色あせていたのでペイントはせず そのまま使用する事に。 あとは裏板。 こちらはお客様とお話させて頂きましてシナベニヤをとめて ペイントを施すだけの簡単なもの 他に無垢の木で裏板をつくる方法もあります。 こちらは裏から見た裏板を止め終わった画像です。 これは裏なのでシナベニヤ裏面にオイルステイン塗布後、 シェラックニスで仕上げてあります。 表面は表面と同じ感じの白っぽい塗装予定。 そして全部仕上がると今度は塗装。 多分これが一番難しいかも 現状の用にうまく色を剥がしてあげるのが 難しい所です。 この辺はまた次回に書いてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.30 19:01:00
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