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2011.04.12
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昨日であの震災からちょうど一ヶ月。

先日の震度6強の地震に直撃され、一度は打ちのめされたわたしHYGGE夫人。
多くの人たちの愛情と音楽のチカラによって復活しておりました。

先日の地震で初めて " 死ぬかもしれない " という恐怖を強く強く感じました。
あまりの事に気持ちがポッキリ折れてしまい、ただただ重苦しく息苦しい放心状態。。。
自分自身がこんなにもショックを受けることがショックでした。
だめだだめだと思いながらズンズン気持ちが落ちてゆく。。。。

3.11に津波の被害に遭われて避難所で暮らす多くの人たちの中には
あの日が蘇り、パニックを起こし過呼吸などの症状になる人たちも多かったそうです。
わたしでさえそうなのだから、どんなにか怖かったことでしょう。。。

ただ、" 死 " を身近に感じると同時に
生きているという実感も圧倒的にあるのです。
いままでに感じた事のないくらい。

お米と水があれば命は長らえるかもしれません。。。
戦争のような惨状ではあるけれど、私達はただ長らえたいわけではありません。

いま、この東北のそこらじゅうには嫌という程の悲惨な現実があるのです。
毎日目が覚めるとそこにあるのです、当たり前じゃないことがすでに日常なのです。
そしてこの先何十年と向かい合っていかなければいけないのです。

あまり取り上げられてはいませんが、
仙台の中心部ですらまだまだガスが供給されていないところも多いのです。
救急車や消防車のサイレンも聞こえない日はありません。
毎日にように続く余震にダメージは深く広くなるばかりです。
先日の地震でトドメをさされたHYGGEが入るビルも同じく。
貯水タンクが破壊され、すでに一滴の水も出ません。
HYGGE主人が買付出発前にはあった自宅近所のビルはすでに跡形もなくなってしまった。
そんなこともいまは日常になってしまったのです。

一ヶ月前のあの地震の日から。。。
家族の安否の確認と食糧や燃料の調達に奔走し、何日も着の身着のままただ命を守る毎日を過ごしました。
もちろん、本も読まない、音楽も聞かない、
ただ生きるために必要なもの意外はすべて罪悪のように感じた日。

だからこそ。。。

きれいごとでは生きてはゆけないかもしれませんが、
わたしは、きれいごとにこそ生きている喜びがあると信じています。
この時代に生きていかなければならないからこそいっそう強く感じています。

家族にしか見せないような姿を見せ合い、食べ物を分かち合い、泣いて笑った。
見ず知らずの人の "フケ"だって愛おしいと思えた。

いままで当たり前とされていたことすべてはもうすでに特別なこと。
特別ないちにちです。

花たちの美しさはただ一輪でも希望の光のように感じます。
どこに行ってもひとかけらのパンも見あたらなかった。
パンやお菓子のにおい( 鼻の中に入れておきたいっっ!!とすら思う)はしあわせの象徴のように
耳から入る音楽は細胞の中にまで染み渡る感覚で、
こらえていた涙を押し出してくれたり、静かな闘志や希望をくれたり。。。
そんなもんじゃあお腹は満たされないけど、
時にそんなことがものがすごいチカラをくれたりすることを私達は知っています。
そこにはかならずひとの " 想い " が込められているから。

こんなにも濃い、研ぎすまされた感覚で毎日を送っているのは私だけではないはずです。

いちにちいちにちがクタクタで終わります。

昨日も今日もまた大きな地震が続いています。


どんな時代だろうと生きているのです。

せっかく生きているのだから

すべてのことを飲み込んでチカラに変えてこの時代さえも謳歌したいとおもいます。











































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Last updated  2011.04.12 14:00:45
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