|
カテゴリ:本
祇園会の灯(ひ)の入る頃を愛しめり 有馬朗人
ご自身もグローバルリーダーであり、今後のグローバルリーダーの育成に深い関心を寄せているお二人の対談集です。私が受講していたPEGLで講義をお持ちだったお二人なので、気になって読んでみました。 全編「なるほどなー」という内容だったので、その中でも更にしぼって幾つか読書メモ。
・大前さんの持論。「情報化社会の中では、瞬時に情報とかモノが流れるボーダーレス・ワールドという世界が広がる一方で、小さくまとまる地域国家というふたつに収斂していく。これをポピュラーな言い方で表したコンセプトが「ワールド・イズ・フラット」 ・今の世界は、我々が育つ過程で触れる映像とか、情報とか、そういうものすべてにおいて、共通項が多くなっている。その共通項にうまく根ざしたものが出てくると、世界的にはもっと仲良くやっていける。 ・異質なものが、ある共通の目的に対して働いたときに、従来と非常に違うものが生まれる。だから、類は友を呼んじゃいけないし、群れちゃいけない ・死ぬときに、あなたは最後に何と言って死にたいか? ・守ったところからは、何も出てこない
足元ばっかり見てちゃだめだなー、と思いました。あと、人生を通して自分が何をしたいのかも、もっと考えなくちゃなー、とも。 紹介されてた『ハイ・コンセプト』という本も面白そうなので、ゆくゆく読んでみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|