春その60:おいしいパンとは、こういうことさ。@メゾンカイザー
春の月さはらば雫たりぬべし 小林一茶 西瓜丸は米が好きです。朝も昼も夜もお米を食べたい方です。もちろんパンもパスタもうどんも蕎麦も好きなんだけど、選ぶとしたらご飯になっちゃうのです。したがいまして、パンその他を食べる機会はさほど多くないんですが。 同僚がパン好きで、彼女が選ぶ「ベストオブパン屋」がメゾンカイザーだというので、気になって買って食べてみた!そうしたら本当に美味しくて、人生観ならぬパン観が変わりました!!特にねえ、「パリの新聞フィガロ紙でパリNo.1に輝いた」クロワッサンは最高です。「オリーブオイルを練り込んだパン」であるチャバタも美味しい!何もつけなくてもぱくぱく食べられちゃう。そうか、これが「美味しいパン」というものか。そう感心しつつ、夕飯の後だというのにパンを食べる手が止まらなくなるのであった。 ところで掲出句……春の月を、「触ったら雫が垂れるに違いない」と表現するなんて、さすが一茶だと思いませんか!考古学もそうだけど、私にとっては、昔の俳句の鋭さはまさに温故知新です。