なりゆき散策日記

　4月に予約した劇団四季のライオンキングの公演を　浜松町まで　夫以外の三人で　観劇にいきました。予約した時期には　自宅の売却もはなしもなくて平和でしたが　一年もたっていないのに　別のところから　観劇にいくことになろうとは　本当に人生は　わかりません。

　既に数回みているので　どうしても比較してしまいます。韓国の出身の俳優さんが多いようです。男性陣にそれを感じました。ヘタというのではなく　日本の俳優は育ってないのかと少し不安になりました。ある程度のレベルまでは　同じなのでしょうが。若い年代にバトンタッチされたのか　前回みかけたアンサンブルの顔ぶれが　かなり変わっていました。これは　二幕の最初で　「ワンバイワン」という客席から　登場して　伴奏なしで　歌うシーンのところで　感じました。エネルギッシュで　いいですね。衣装もカラフルだし。前回みたのは　ゴールデンｳｨｰｸのころで　間がかなりありますから　変化がたくさんあっても　しょうがないでしょうね。

　石丸さんのことや保坂さんのことなど　問題と週刊誌で騒がれていますが　どうなのでしょうね。四季の内部は？この時点で　人気のある演目は　来年の夏まで　チケットの販売はしていますから　予定通りに俳優のスケジュールをこなして　事故や怪我のない状態で　すすめていくのは　すごいことでしょうね。予定外のなにかがいつもおこる我が家では　想像できませんわ。中止や延期もなく継続して公演するというのは　それなりに偉業で　評価していいことだと思います。

　独裁者などといわれている劇団代表の浅利慶太さんですが　普通の神経では　劇団をここまで大きくできなかったと思うし　それについてきた劇団の方は　過去から現在まで　浅利さんのカリスマ性のあるリーダーシップに魅力を感じているのだと思います。浅利さんも個人的に
自由になる時間も制限されてここまで劇団の経営に携わったわけで　失ったものやことも多かったのではないかと感じます。

　退団された方　役からはずれた方、役の代わった方　いろいろ内部事情はあるようですが　目の離せない劇団であることにかわりはありません。

　来月にウィキッドを二階席で　見ますが　娘が突如　高校入試を受験することになったので　落ち着くまでは　そのあとは　観劇予定はしないことにしました。本当に我が家の場合は　秋以降に激動の日々でした。今度ゆっくりと。それで　私が腸炎になったかと自己診断しましたが。

　ﾊﾞｽで　乗り付ける団体さんが　たくさんいて劇場前で　お弁当をひろげていて　いつもとちがう雰囲気でした。子ども会などの団体だったのかも？もう10年もロングランをしていて　息子ももういいというので　この演目は　たぶんしばらく見ないことになると思います。ヤングシンバと同年代という息子には　彼なりの共通点がありましたが　今回は　子役の子は　かなり小さい子にチェンジされていました。少しさびしいけれど。大人になって　片隅にでも　覚えていれば彼の場合は　それでいいのかも？

　私個人的には　地方でやっている演目がみたいのです。美女と野獣あたり。でも地方に遠征してまでみる余裕はありません。東京にもどってくるのを待つことにします。