なりゆき散策日記

　先日　娘の塾の保護者会にいってきました。

　そのときに出た話題。

　関東のとある県の私立高校では年間の退学者が50人以上もいて　学校でも頭をかかえている。入学者全員が卒業するというのはありえない。中には親の転勤で　転校する生徒もいるので　一概にはいえないが　引きこもりや登校拒否はどこの私学でも公立でもいる模様。不登校向けの学校を作ろうと構想している私学もある。どうしてオープンに統計がないかというと私学は特に国から助成金を貰う関係で　隠す傾向にあるから。在校生にきけば　現状は　ある程度は　判明するかもしれない。

　公立には　幅の広い学力で地域の子どもが集まり　指導する教師もずっと勤務するとは限らないので　保護者は学校にあまり期待をしない方がいい。各家庭で塾に通わせるなどのケアで　生徒の学力は　かなりちがってくる。学校だけに任せていては　高い学力は　身につかない。

　自分で勉強のできる子、周囲にながされない子は　公立にいてもきちんとこなせるだろうが　勉強の仕方がわからないタイプや　環境次第で流されるタイプは　それなりに面倒見のいい私立に進学した方が　あとあと保護者は　ラク。費用も総体的にみて　かからない。浪人して予備校通いよりは　私立から現役で　大学生になった方が　時間的にもラクか？我が家は　夫の年が高齢だから　のんびりしてはいられないわ～

　最近は　親の国際結婚や緒事情で　アジア系の生徒や混血の生徒、帰国子女など日本語の授業になれていない生徒が年々増加傾向。言語が理解できないから学力が追いついていかれないという悪循環。親の離婚で転校するなどと子どもにとっては　不利な環境の悪化が増加している。

　保護者で問題ありというか　わがままな自己中心的な偏りのある常識にかける要求をする人が多い。この点では学校側も苦慮していて教師側でもノイローゼに罹る件数が増えている。

　私も　娘と息子で　保護者の違いを感じるわ。息子の年代は　わりと一人目や一人っ子が多くて　親が熱心だけど　そんな話題を保護者会でしなくてもとあいた口がふさがらないと思うこともあった。下の学年にいけばいくほど「え？」と感じる親が多いように感じるの。学校周辺は駐車禁止なのに車で送迎するとかね。夫婦でこうだから　手に負えないわ。自転車で運動会にくるなといわれても車なら路上駐車していいって？この感覚理解できない。だったら越境しないで　近くの学校に通えばって。別にきちんとﾊﾟｰｷﾝｸﾞにいれれば　誰にも迷惑かけていないし文句もいわないけど。自分の子どもだけ最優先という保護者が　増えているように思えてならない。

　わが子も　気をつけないとね～～我が家の場合は　パパが　一番問題児かも？手のかかる息子のためにも　もっと頑張ってもらわないといけない。