なりゆき散策日記

　先日　息子が13歳になりました。二人目の出産で　簡単やラクラクだという通説をのみこみ安心していた安易な妊婦の私に　息子の出産は　とんでもない痛みと長い時間の微弱陣痛で　睡魔との闘いもあって　重労働でした。土曜の朝から　お腹がいたくなり生まれたのは日曜の朝の8時8分。病院で普通一泊するか？経産婦で。予想外でした。あの時間のかかること。娘は　破水して　六時間半くらいでしたから　体験が　いい教訓と必ずしもならないと知りました。
｢出産は　こんなに大変だったの～｣
という感想でした。お腹にいる赤ちゃんが　自分でこの世にでてくるタイミングをきめるというけど　本当のことかしら？気まぐれなのはその頃からか？


　息子は　いろいろとおもしろいことをしたが　一歳程度の頃　うどんかなにかを
「熱いから　フーフーしてごらん」というと悩んでだまったまま。
「フーフーだって」といって　口から息をだしてみせると
「フー　フー」とうなるように声をだすだけ。こわい真剣な顔だった。
フーフーって風をおくるって。このとき　将来がとても心配になった。

　同じく一歳のあたり。家族で　でかけようかと話していたら　息子の姿がない。
「あれ？」と探したら　玄関で　一人で靴をはいてすわっていた。置いていかれると心配したのだろうか？
このときは　天才かと将来が楽しみになったものだ。当時といれかわって　別人か？

でも　いまは…。

　漢字ができないので　二人で漢字検定をうけようかと過去問や漢字の筆順のある本を楽天で買い練習をしている。私は　希望の希、医者の医、機械の械が　書き順がちがっていました。総画数と何画目かなんて　試験にでたら　合格しそうにない。二人で　同時に検定の五級を合格するのが　取り急ぎの目標か。母親が先に合格すれば現役の中学生として　息子は　立場がないだろうし　漢字を息子よりも知っているつもりの私としては　息子には　負けたくない。

　さて　この先　どうなるでしょう？いい検定対策をご存知なら　教えてください。

　息子に手製の問題をつくると　これがまた大変。書き込み式でも　まだ直接書かないで　コピーして活用していますが。今　やった字のなかから　問題をつくるのですが。　

範囲→○異　くにがまえに　中に　井戸の井を書くといっても　コレ。
印刷→刷印
校門→光門　水戸黄門？肛門よりは　いい？ひかりの門って　通じますか？

あ～～～というかんじ。どうして　こうなる？

最近のこと

　いつも朝はギリギリまでベッドにいるある日のこと
私　　「もう起きる時間。遅刻するよ～。プールのお手紙こないの？」
息子　「今日　プール」
私　　「体温はかったりしないの？水着に名前は　まだ書いてないけど」
息子　「一年○組　何番」
私　　「え～～出席番号まで書くの？水着と帽子　両方？黒でも青でも何色で書いてもいい？」
息子　「…」
私　　「苗字だけ？え」
息子　「…」
私　　「来年　×組になったら　どうするの？帽子は　また色かわるの？
息子　「帽子は　裏返して使う」
私　　「体温って　なににかくの？プールカードは　もらった？」

息子　「…」

私　　｢時間がないから　おきてよ｣

ガバっと　上半身をおこし
息子　「オレ　いま　なにかいった？」

私　　「プールがどうしたこうしたって」

息子　｢夢だ　夢～今日　まだプールは　ないから｣

夢遊病？これも心配。帽子を裏返して使うって　思考回路は　動いている会話でしょ？

　とうとう息子の足のサイズが26だって。私は家族で一番小さい足となった。身長も子どもに抜かれるのも時間の問題かも？でも体重は　抜かされないような予感がする。少し　さびしいです。