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テーマ:医師による催眠療法(2287)
カテゴリ:がん 統合医療 ホリスティック 催眠療法
4日間のソマティック・ヒーリングのワークショップは、瞬く間に終わってしまった。
基礎編は昨年アメリカでの催眠療法の会であるNGHの年次総会で、2日間受けた。 今回は上級編なので、どのような内容になのか、とても関心があった。 本来はアメリカで10日間のプログラムを、特別に4日間で行ってくれた。 上級編は、代表的な疾患に関して、ソマティック・ヒーリングを如何に行うかという事を、理論と実践について教えてくれた。 がん、膠原病、頭痛、腎臓病、糖尿病、動脈硬化に起因する疾患、それに整形外科的な疾患。 これだけ揃えば、「ソマティック・ヒーリング クリニック」として十分過ぎるほどの内容がある。 特に、整形外科的な慢性の痛み(腰痛、関節痛、或いは外傷後の後遺症などの痛み)には、効果的である。 基本的な慢性疼痛に対する考えかたは、体は本来自分自身を治す動きを自然とする。 このような考えだ。だから、朝、目覚めた時に、大きく背伸びをしたり、身体を捻ったりする。 その時に自然に声が出る。これが、ソマティック・ヒーリングの中の「ソマティック・ムーブメント」の基本だ。 だれでもが、日常に経験している事だ。 痛みの部位に触れるのも、とても自然のタッチだ。 ただ、何処に触れるかは、基本的に患者さんが望んでいる所に触れ、その強さ、或いは、ただ手を当てている場合、少しマッサージをする場合など、全てが患者さんが心地よく感じるのに、従う。 通常の、体に対する施術と大きく異なる点は、これらの一連の動作を、催眠誘導下で行う事が前提となっている。 我々の会は、催眠療法士の集まりだから、皆な催眠状態に入るのには慣れている。 だから、催眠状態下での施術には深く入るので、余計うまく行く。 その自然な動きに、どこからその痛みを身体の外に出すか、インナーヒーラーの助けを借りる、宇宙のエネルギーを身体に取り入れる。要らない感情を身体の外に出す。 これらを、イマジネーションにより組み合わせて行く。 催眠はセラピストのイマジネーションがどれだけ描けるかが、とても大切だ。 それと根気だ。身体が反応したり、重症な人には、根気よく行う事が大事だ。 いろいろな事を学んだ4日間だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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