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カテゴリ:映画鑑賞
今やドル箱スターのマット・デイモン…因みにワタクシ同い年なんですよね(超どーでもいい情報スイマセン)
アクションスターにして演技派でもある彼が演じた2017年公開の今作の主人公は…ナント身長が13cm エラく主張が小さい主人公…観てみましょ いつぞやの時代…ノルウェーのアスビョルセン博士によって人間の身体を縮小する方法が発見されます それは細胞を2744対1で縮小させるといったもの…つまり180cmの人間が12.9cmになるといったものです 世界は人口過剰よる食料や環境問題で解決を見いだず…縮小化で世界を救うとの提案がなされ、それから10年後…(人間の)小型化(=ダウンサイズ)は世界に受け入れがたいものではありますが、ソレを選択する人は徐々に増えていきます。 そんなん中で登場するのが主人公ポール・サフラネック 彼は妻と二人暮らしの平凡な男ですが、決して裕福ではない生活…そんなある日、同窓会で出会った旧友のデイヴはダウンサイズの実行者 そして家に招いたデイヴからポールはダウウンサイズの理念より経済的な効果を聞かされます ミニ人間は経済的な負担が小さく王様のよう生活(小さいんで生活の経費がかからないから)だと言うのです 少しの蓄えでも裕福な生活が送れる世界に希望を抱いた彼は妻と共にダウンサイズを決意 実行に移しますが…妻のオードリーが土壇場で拒否しまして、ポールは縮小された人間たちの世界で寂しい生活を送り自暴自棄になるといった流れになりますがって展開です 作品はコメディタッチで進んでいきます…が、昨今のニュ-スは2月始めのアメリカで体感温度が-53度 一方、反対半球のオーストラリアでは約50度と恐ろしい状況 なので作品は決してコメディではなく社会風刺的なモノのような気がしました。 ただタイトルがダウンサイズ(原題も「DOWNSIZING」)だったにもかかわらず、ダウンサイズの人間と通常の人間との交流が殆どなくウリの部分が活かしきれていなかったのが残念 視覚的にダウンサイズが強調されたのは最初ぐらい…もうチョット対比による違いがあってもよかったよーな気がしまして、単にダウンサイズってのが主人公たちが置かれた状態だったってのが簡単すぎて勿体なく思いました まぁ作品自体、ダウンサイズがテーマだったワケではなく、発信したかったメッセージは全く別のコトなのでコレでヨカッタのかもです 主演以外にはクリストフ・ヴァルツやウド・キアとナカナカの曲者がクセな役柄で登場します 作品は警鐘を鳴らしながらも地球のこれからを語ってはいませんでしたが…個人の努力では解決できないと思いつつも、日々の生活を考えてみないと…っと思わせる内容でありました で、最後になんですが…どこがR12指定だったんでしょうね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.06 00:00:52
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