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テーマ:最近観た映画。(38852)
カテゴリ:映画鑑賞
中国のアクション映画といえば、最初に思い付くのはカンフー作品ぢゃないでしょーか
しかし剣客作品も数多く作られております⚔ 昔の作品は存じ上げませんが「HERO」や「LOVERS」など(なんで邦題アルファベットなんだろーね)名作が数々…そして、本日観たコノ作品は、剣客作品の新境地を切り開いた久々の1本だったと思います。 2000年公開、超お久の鑑賞です 剣客が群雄割拠の時代の中国、剣の名手としてその名を知られたリー・ムーバイは、剣を置き引退することを決意します。 そして、自身の名剣である碧名剣(=グリーン・デスティニー)を北京のティエ氏に寄贈するために、同門の弟子ユー・シューリンに託します。 シューリンは碧名剣を無事に北京のティエ氏宅に届けますが…その夜、忍び込んだ賊の碧眼狐(=ジェイド・フォックス)に盗まれてしまうって展開です 当時、華麗なワイヤーアクションが話題となりまして、その後の多くの映画に影響を与えた作品です 故に、第73回アカデミー賞で作品賞をはじめ外国語映画賞、美術賞、作曲賞の4部門受賞の快挙だったのでしょう でも内容は、碧名剣をめぐる戦いだけではなく、密かに想い合う剣士たちの恋愛劇を描いたアクション+ラブロマンスとなっております 主演はチョウ・ユンファやミシェル・ヨー、チャン・ツィイーにチャン・チェンと豪華な共演 前記の3人はハリウッド作品にも主演を含め多数出てありますよね そして監督さんのアン・リーも「ブロークバック・マウンテン」でアカデミーの監督賞を獲っているメジャーな方 今作は「ブロークバック・マウンテン」より前の作品ですが、心惹かれ合いながらも長い間人々のため正義に生きてきた英雄ムーバイと女弟子シューリン、碧眼狐の弟子にして貴族の娘イェンは望まぬ結婚と盗賊の青年ローと砂漠での恋と、剣士たちのかなわぬ愛を描いてまして、監督らしさが出ていた作品だと思いました。 伝説の名剣をめぐる壮大な愛と冒険の物語、アジアの才能が結集したアジアらしい作品ですが、製作国は中国/香港/台湾/アメリカの四か国。 今の政治情勢じゃ考えられない四か国連合のエンターテインメント作品でしたとさ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.30 14:51:14
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