|
カテゴリ:サツマイモの歴史を覗いてみた
2024年もさつまいもパワー、お届けして参れますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!🙇♀️ 今年の初イモ投稿は、京都城陽市の特産品『寺田いも』についてです👀 寺田いもを伝承した嶋利兵衛(しまりへえ)ゆかりの地を訪ね、 そこで出会った創業100年以上の和菓子屋『松屋』の芋ようかんに、「凄いもー!」と胸を射抜かれました! ひと口頬張れば、さつまいもの上品な甘みとバターの風味が、雪のようにふわっとした口溶けと共に広がります。 類を見ぬ、芋ようかんの世界を知れる至極の逸品です。 Instagram:@imorin113 日本茶や紅茶・コーヒーはもちろん、 なんとビールとのペアリングもグッな味! こちらの芋ようかんは、厳選した城陽のさつまいもを使用し、寺田いもも原料の一部に含まれています。 お店の方によると、実は嶋利兵衛さんと松屋のご先祖様にはご縁があり、この芋ようかんはその繋がりの証として、作り続けられてきたのだそうです 伝統の技を大切に、新しい感覚も取り入れながら丁寧につくりあげられた優しい贈り物。 人とのご縁が、味わいというカタチで受け継がれ、その感動は、今も尚、人々に愛され広がっていっています😌 JR長池駅近くの松屋本店 芋ようかん 5個入り(¥780・税込) 【お芋メモ 🍠】 『寺田いも』とは→ 江戸時代中期に、長池で薬種問屋を営む嶋利兵衛(しまりへい)が 寺田地区の荒洲(木津川の氾濫で形成された砂地の畑)で普及し、その栽培方法を広めたさつまいもです。 嶋利兵衛は、薬問屋でご禁制の品を扱ったため1746年に壱岐島(現長崎県)へ流刑にあいましたが、許され、城陽に戻る際、自分のマゲの中に琉球芋(=さつまいも。後の寺田いも)の苗を入れ、持ち帰ったとされています。 長池駅から徒歩10分ほどに位置する“大蓮寺”境内には、嶋利兵衛とその妻が祀られている墓碑があります。 さつまいものカタチをした墓碑には、細かにさつまいもの蔓や葉も彫られており、全長は86cm。 イモ(ン)パクト抜群のデザイン! 享保の大飢饉が発生した1732年には、『寺田いも』の栽培がこの地で盛んに行われており、寺田いもは多くの村人を救ったといわれています。 そのため、墓碑には『琉球芋宗匠島利兵衛』と、嶋利兵衛への敬慕の思いが込められた文字が刻まれています。 そしてその横には、墓碑建立の世話人『松屋治郎兵衛 菓子屋清蔵』と記されており、松屋の先祖と嶋利兵衛の深き関わりを感じることができます。 松屋の芋ようかんをいただきながら、嶋利兵衛に思いを馳せる、味わイモなひと時。 はんなり ほかほか さつまいも🍠🍀 道端で見つけた、嶋利兵衛のイラスト看板と🎶 【芋キュンスポット♪詳細】 芋キュンスポット① ・店舗名:御菓子司 松屋 ・所在地:京都府城陽市長池北清水27 ・最寄り駅 :JR奈良線長池駅(徒歩5分) ・営業時間:10:00~17:00 ・定休日:火曜日 芋キュンスポット② ・場所:大蓮寺 ・所在地:京都府城陽市長池北清水115 ・最寄り駅:JR奈良線長池駅(徒歩10分) ※上記は、2024年1月現在の情報です。 最新の情報は、店舗公式HP等でご確認ください。 ‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ◆Instagram:@imorin113 ◆HP:https://www.imorin-web.com/
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.02 21:00:24
コメント(0) | コメントを書く
[サツマイモの歴史を覗いてみた] カテゴリの最新記事
|