カテゴリ:絵画関連
1941年(昭和16年)に竹内栖鳳、菊池契月、橋本関雪らを顧問に、日本画壇を代表する京都の日本画家を会員として設立された『京都日本画家協会』というのがある。
数えてみれば70年以上の歴史を持っているこの協会は、日本画の会派を越えて横断的に交流し、相互研鑚を図る総合的な団体だということである。 現在所属している日本画家は約600名を数え、京都在住にはこだわらないものの京都画壇を中心に活動している画家ばかりということです。 そんな『2017京都日本画家協会第5期展』が京都文化博物館で開催されていて、新しい靴の履き慣らしを兼ねての街歩きがてら、その初日(昨日)に観に行ってきた。 友人や知り合いや後輩が何人か出品していたので、彼らの作品をみるためにということです。 会場へは午後からの入場となりましたが、まさに入ろうとしたちょうどその時その入り口辺りで、何やらたくさんの人だかりがしている。その中心には見るからに絵描きさんっぽい年配者が、初日だからということかしら挨拶をされていて、その後観客を引き連れて目ぼしい作品の解説・説明されてました。 あの人は誰なんだろうか? 有名な日本画家なんだろうな~と思ってポスターをじっくり見ると、”初日ギャラリー・トークは三輪晃久(みわ・あきひさ)” とありました。 三輪晃久さんは、京都日本画壇の塾のひとつ『東丘社(堂本印象の塾)』の塾長さんでした。 名前は知っていましたが、顔を見るのは初めてでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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初日来られてたのですね。私も、その場にいましたトークの時は、一人作品を見て回っていました。お会いしていたかもしれませんね。三輪晃久さんの話は、耳に入っていました。晃久さんと言えば父は、三輪晁勢、母は、堂本印象の妹さんと言う家系との事。よく三輪とくると三輪良平さんが出てきます。
(2017.06.29 21:13:23)
幹事コンさんへ
----- わたしも同じ時間帯に会場に居たのですね。 わたしは『東丘社』の所属の友人がいるものですから、観に行ったような次第です。 でも150点ほどの日本画が展示されていましたが、あまり観るべき作品が無かったように思っています。 京都の日本画壇も、もう少し頑張らないと・・・という気がいたしました。 (2017.06.30 11:16:37) |
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