3139989 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

門外漢のねごとたわごとひとりごと

門外漢のねごとたわごとひとりごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2018.09.12
XML
カテゴリ:歴史関連
見た目『正座』に似ているけれどそうではなくて、別の名称がついている『大和座り』。

「なんじゃ~それは?」と思わず言いたくなりました。

京都『大原三千院』を紹介する番組だったと思う。
その中でその『大和座り』という言葉が出てきたのです。

もちろん座り方の形のことを言っているのです。それも仏さまの・・・。

『三千院』にある、もっとも重要な建物『往生極楽院(重要文化財)』、そのご本尊が国宝『阿弥陀三尊』です。

中央のご本尊となる仏像は『阿弥陀如来』、結跏趺坐で極楽より迎えに来る際の印相 “来迎印” を結ばれている。
 
その脇侍である向かって右の『観音菩薩』と、左の『勢至菩薩』で、どちらも大変に珍しい『大和座り』の仏像として有名なのです。

『大和座り』というのは俗称で正式には『跪坐(きざ)』というのです。
 
この大和座り、正面から見ると一見正座をされているように見えるのですが、そうではなくて腰を浮かせて前傾姿勢少し前かがみになっておられるのです。

『跪坐』というのは、つま先を立てて踵がお尻に触れた形になり、礼法や武道武術の座捕ではすぐに動ける(立位になるなどのほか、座ったままの移動に用いる)姿勢だということです。

このように三尊がセットになって、阿弥陀さまが座像で脇侍が跪坐というのが、当時流行した ”来迎形式” というものでした。

三千院以外のお寺でも、『阿弥陀三尊』像の脇侍の仏様は『大和座り』をされているのかどうか? 機会があればそのお姿を探すべく、意識しておこうと思っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.09.12 03:40:08
コメント(0) | コメントを書く


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

smiling drunkard

smiling drunkard

Rakuten Card

Calendar

Favorite Blog

【お知らせ】ブログ… 楽天ブログスタッフさん

リバーサイド・カフェ riverside1040さん

Comments

smiling drunkard@ Re[3]:旧い歴史のある団体展なのですね…(06/07) 幹事コンさんへ ----- ○○太さんは、わたし…
幹事コン@ Re[2]:旧い歴史のある団体展なのですね…(06/07) 「白日会」ホルベインに勤務してた私の大…
smiling drunkard@ Re[1]:旧い歴史のある団体展なのですね…(06/07) 幹事コンさんへ ----- 先日のキュビスム展…
幹事コン@ Re:旧い歴史のある団体展なのですね…(06/07) あべのハルカス、長く行ってませんね。 「…
smiling drunkard@ Re[1]:6月は比較多い目の予定が入っている…(05/30) 幹事コンさんへ ----- 行く予定のところは…

Freepage List

Headline News


© Rakuten Group, Inc.