ハワイのお食事 その2 <チーズケーキ・ファクトリー>
奥様が一番期待を抱いていたお店が「The Cheesecake Factory(チーズケーキ・ファクトリー)」です。お店は、ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターのダイヤモンドヘッド側にあります。座席数が600席もあるのに、行列が絶えないお店です。夕食の時には60分以上も待つことが多い超人気店です。チーズケーキ・ファクトリーは、全米で87店舗ものレストランを展開しているチェーン店で、アメリカ人には、すっかりお馴染みのお店だそうです。カジュアルなレストランでありながら、おしゃれなインテリア、豊富なメニュー(常時200種類ものフードと50種類のデザートがあるそうです)、ボリュームたっぷりの料理が人気の秘密のようです。ケーキの商品ケースを覗くと、もの凄い種類のケーキが展示されています。いなりには、どれがどれだかサッパリでしたが、奥様はもの凄いテンションで凝視していました。チーズケーキ・ファクトリーは、支店ごとにオリジナルメニューが1-2品目あるらしいのですが、ハワイ店は常時20種類程度の限定メニューが用意されているそうです。お客さんにアメリカ人が多い理由は、この限定メニューが目的なのかもしれません。注文は、サラダとパスタにしました。ビールは、アウトバックステーキで注文したものと同じハワイの地ビールです。ハーフ・アンド・ハーフ的な味が気に入りました。パンは、フランスパンと黒パンの2種類でしたが、お料理のボリュームが多かったのでほとんど食べられませんでした。店内は薄暗く、キャンドルの照明がちょっとおしゃれです。コブサラダです。お店のメニューでは、COBB SALAD:Chicken Breast, Avocado, Blue Cheese, Bacon, Tomato, Egg and Lettuce Tossed in Our Vinaigretteと表示されていました。Vinaigretteは、ビネグレット・ドレッシングのことで、酢、油、塩、こしょうなどで作られているさっぱりとしたドレッシングです。ハワイで注文したサラダの中で、ボリュームは最大です。様々なお野菜が細かくカットされているので、凄く食べやすいサラダです。野菜の味がしっかりと感じるほど、控え目な味のビネグレット・ドレッシング、気に入りました。野菜、卵、アボガドをマゼマゼして食べると最高に美味しいサラダでした。トマトソースがカラメのパスタです。メニューでは、PUTTANESCA : Tomato Sauce, Garlic, Capers, Kalamata Olives and Parmesanと表示されていました。ボリュームがもの凄いです。日本の標準的なパスタの3倍以上はあったと思います。ニンニクが効いたピリ辛トマトソースが食欲をそそりますが、流石に完食はできませんでした。いなり家は、メイン料理に到達することなく満腹状態です。周りのお客さんは、デザートまでしっかり食べていました。みなさん、どんな胃袋をしでいるのでしょうか?本来、ここでお食事終了なのですが、ケーキに執念を燃やす奥様の野望は終わっていませんでした。この場で食べられないのであれば、目的の特製ケーキをお持ち帰りしてでも食べたかったようです。英語が苦手ないなりは、苦心して店員さんに説明し、何とかお土産用のケーキを包んでもらいました。ホテルに帰ると、早速開封しました。奥様が食べたかったのは、あの有名なゴディバ(GODIVA)のチョコレートを使用したチョコレートケーキだったようです。1ピースでもかなり巨大、生クリームがたっぷりです。「お腹がいっぱい」と言っていた人とは、思えないスピードでケーキを食べていました。相当、美味しいケーキだったようです。チーズケーキ・ファクトリーは、お店の雰囲気、お料理の味と量が最高。奥様も念願のゴディバのチョコレートケーキに大満足のようでした。