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テーマ:天気の話!(1667)
カテゴリ:空
お盆休み、みなさんはどうお過ごしでしょうか?
私は数日前、お出かけの移動の途中に、 ある雲の観察をし、印象に残ったので書きとめておきます。
真っ青な空にすっごく大きな入道雲がありました。 周りにも沢山の入道雲がありましたが、 その気になった雲は『天空の城ラピュタ』が中にありそうなくらい ひときわ大きくて巨大な積乱雲でした。
気になってそのラピュタ雲をみてると 周りの薄く広がってる雲達が ラピュタ雲の先端に向かって引き込まれていくような動きになってるのを発見
そんなラピュタ雲に更に興味が湧き、 時間も少し余裕があったので、予定を変更して ラピュタ雲の下を目指して追っかける事に 追っかけながら観察し続けてると、 先程の薄い雲達がついにラピュタ雲に巻き込まれてくのを確認
目に見える変化にワクワクしながらも 追っかけることを決めた時から60km近く走ってこんな感じの距離感... 当初は50kmも走れば ラピュタ雲に近づくと思ってたのに、 思った以上に簡単に雲に追い付けないことを感じつつ、 新たな雲の変化に興味が☆
ソフトクリームみたいだったラピュタ雲が、 いつの間にか先端が平らにはみ出しちゃってきてました。
何だかブサイクになってきちゃった… と思いつつも、周りの雲が巻き込まれていってから起こった変化だったので、 きっと何かがあるはず、とWikiってみたら、
『積乱雲は、対流圏界面の高さまで達すると、 対流圏上部と成層圏下部の大きな温度差で、雲頂が成層圏に突入出来ず、 対流圏界面が天井のような形になり、そこから雲はどんどん水平に広がっていく。 全体的に見ると、かなとこのような形をしていることから、この雲をかなとこ雲(anvil cloud、かなとこ巻雲と呼ばれる場合もある)という。』 更に、 『かなとこ雲が発生しているということは、その積乱雲の活動が非常に活発であり、地上では激しい雷雨を伴う場合が多い。 すなわち、かなとこ雲が発生している積乱雲は後に述べる積乱雲の成熟期の姿である。』 と書いてありました。
という事は… 私積乱雲の成熟する姿を見てるんだー と何故か感動(笑)
巻き込まれてく周りの雲達のように ラピュタ雲にどんどん惹かれながら、どんどん移動してくのですが、 近付いてる感は感じられるものの、 雲も移動してるのか、思ってるより近くにならない... 途中から山道の移動で、私の車酔いが酷くなりそうだったので、 90km程追っかけ ここでラピュタ雲追跡隊を終了。
雲っていろんな雲があって観てるだけでも面白いですが、 調べてみて更に面白く見れました
みなさんはご存じのことだったかもしれませんが、 私にとっては勉強になった2011お盆の思い出の1つとなりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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