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2024.08.06
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テーマ:ニュース(100184)
速報】日経平均株価が過去最大の上げ幅で反発し3217円高の3万4675円46銭に 市場関係者「今日も昨日も異常な状況」
前日に日経平均株価が過去最大の下落幅を記録した東京株式市場は6日、取引開始直後から一転、全面高の展開となり、平均株価の終値は5日に比べ3217円高い3万4675円46銭で取引を終了した。上げ幅は過去最大となった。
5日までの2営業日では、6600円以上値を急速に下げた反動から、6日は上げ幅が一時3400円を超え、取引時間中としても過去最大を更新した。
円安が進んだことや、アメリカの経済指標が市場予想を上回ったことも相場を押し上げた。
ある市場関係者は「アメリカの景気は、リーマンショックみたいに危機的な状況ではない」とした上で、「きょうもきのうも異常な状況」と分析している。また別の市場関係者からは「この乱高下は、今週続くのではないか」とも声も出ている。

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日経平均株価“過去最大”の下げ幅 ブラックマンデー超え ドル円相場は一時1ドル=141円台まで円高進行
週明けの東京株式市場は、かつてない大暴落です。日経平均株価は先週末の終値より4400円以上値下がりし、1987年のブラックマンデーを超え、過去最大の下げ幅で取引を終えました。
きょうの日経平均株価は、先週末より4451円28銭安い、3万1458円42銭と年初来安値をつけて取引を終えました。1987年に起きた「ブラックマンデー」の翌日をも上回る、過去最大の下げ幅です。
かつてない株価暴落の背景にあるのは急速な円高です。円相場はさきほど、およそ7か月ぶりに1ドル=141円台をつけました。

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北海道の鳥写真は次回にします。
昨日史上最大の株価大暴落があった翌日の今日は、史上最大の株価上昇だそうです。
ただし、比較すると、昨日の下落幅の方が今日の反発幅より大きいし、そもそも先週金曜日から株価が暴落しているので、トータルでは下がったままと見ることかできます。
幸いにして私は株もNISAも一切やっていないので、影響はありません。ただ、米ドル預金が、大半を解約していますが(これも解約せずに持っていればねえ)、まだ残りが2000ドルほどあり、これが少し前に1ドル160円だったときには32万円相当だったのが、145円になったので29万円相当になり、約3万円ほど含み損が発生した、とは言えます。ただ、元々が1ドル92円の時に始めた米ドル預金なので、それでもまだまだ大きな含み益があります(笑)

まあ、私が直接的に受けた小さな小さな影響など、どうでもよい話です。
この株価暴落が、一部の人々の言い分によると「日銀が利上げをしたからだ」ということになるそうです。
でも、これはいささか怪しい話です。
だって、株価暴落は全世界で起こっています。日本だけの株価暴落なら、利上げが原因というのは分かりますが、日銀の利上げで全世界の株価を下げるほどの力が、今の日本円にあるでしょうか?
もちろん、その中でも日本の株価がもっとも下落幅が大きいようなので、その部分については、利上げの影響もゼロではないでしょう。でも、基本は米国の景気後退懸念が理由であり、もっと言えば経済の実態以上に株価が膨らんでいたのが、針の一刺しで破裂した(つまりバブル崩壊)ということではないでしょうか。

さて、最近の物価高の原因は、多くは円安に起因するものだったと思われます。そして、円安の原因が日銀の低金利(というかゼロ金利)政策にあることは衆目の一致するところです。
そのままゼロ金利を続けて、株価は上がり続け、円は下がり続け、物価は上がり続ける状態が良かったのでしょうか?
もちろん、これから先がどうなるかは分かりません。でも、物価の上昇に見合う給与水準の上昇はなく、多くの人の生活は苦しくなる一方だったのが現実です。

今回の利上げによって、円高になり、物価の上昇はある程度一息つける可能性は高そうです。
といったって、現状1ドル141円台になった(今日は145円まで戻ってしまった)だけです。上記で米ドル預金の大半を解約した残りと書きましたが、私が、その米ドル預金の大半を解約したのは1ドル116円か17円の時です。そんな昔ではない、たかが8年足らず前の話です。その時に比べりゃ、まだまだ大幅な円安です。

雇用環境がどうなるかは気になります。うちの子があと何年かで就職なので。ただ、景気の動向とは別に、少子高齢化による労働人口の減少という条件は変わらない(いや、これからさらに拡大する)以上、これによって町に失業者があふれる、という事態にはならないだろうと予想します。

ともかく、二律背反のすべての問題を解決する策というものはありません。燃料価格をはじめとする物価高を収めつつ、給料は上げ、株価も上げ、好景気を維持する、そんな魔法のような策はないのですから、相対的にどちらの方が「より害が少ないか」という、ある意味正解のない問いです。
ただ、資本主義の世の中である以上は、物を買うにはお金を払わなければならない、ものを借りるにもお金を払わなければならない、当然お金を借りるにも金利を払わなければならない、というのは経済における基本原理です。物を買うのにタダというのは、一時的にはともかく市持続可能性のない不正常な状態であることは、誰にでも理解できることでしょう。金利がタダというのもまた同様ではないでしょうか。それを永続的に続けようというのは、基本的に無理のある話と言わざるを得ません。

というわけで、金利を上げるも上げないも、どちらもベストの選択ではないことは承知のうえですが、金利を上げる方が「まだマシ」、というかこれ以上ゼロ金利を続けることは弊害が大きすぎる、というしかないのだろうと私は思います。
まあ、より根本的に言えば資本主義という経済システム自体が、あらゆる意味で限界なのだろうと思うのですが、今それを言っても何の解決にもなりませんから。





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最終更新日  2024.08.06 20:54:20
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