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『犬の鼻先におなら』

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2008年12月22日
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理解不能。記者の基礎的能力、低下問題か。「イデオロギー」と「飯の種」。

 朝日新聞のパラルビの基準が判らない。出鱈目やっているとしか思えないのです。

 ルビの付け方には、漢字全部にルビを付ける総ルビと、一部の漢字にのみ付けるパラルビがあります。パラルビの場合、どんな漢字にルビを付けるか、また、その漢字に全て付けるか、初出にのみ付けるかという事の基準を予め決めておき、それに基づいて編集していく訳です(マトモな編集者なら)。

 で、朝日新聞12月22日夕刊、2面「窓 論説委員室から」の欄、「フィンランドの底力」と題した記事(署名は脇坂紀行氏)。

 内容はここではどうでも良いのです(いつものパターンね)。問題はルビ。

 400字詰原稿用紙1.5枚分程の記事の中にルビが振られた箇所が13ヶ所あります。
 「北欧」「与えられる」「医療」「高福祉」「影響」「変更」「介護」「崩壊」「伴う」「見舞う」「邁進」「成功」「麻生」(他の漢字にはルビは付けられていません)。

 ルビの意図が判らない。ルビが必要でしょうか。
 基準が判らない。常用漢字でないものに振っているという事ではないですし。

 「小学生にも読めるように」という配慮(そういうのは良いですね)ならば総ルビであるはずなのですが、そうではないのです。パラルビ。

 「成功」という漢字が読めない人(児童)が、例えば、ルビの付けられていない「効率」という字が読めるとは思えないのです。

 何故なら、ルビ付きの「成功」は、学年別漢字配当表によると、小学4年で習う漢字。一方ルビ付きでない「効率」は小学5年で習う漢字なのです。

 また「麻生」。
 「『アショウ』と読んでしまう人がいるかも知れない」という配慮だとしても、本夕刊中、他に2ヶ所で「麻生」は使われていますが、ルビが付けられているのはここのみなのです(ここを初出と見なせるのか)。


 何も考えず、自堕落な半端仕事をやっているとしか思えない。

 
 何か、一般読者には判らない「“深遠”なる基準」に基づいて編集しているのでしょうか。

 でもさぁ、一般読者にとって理解不能な基準なら、どんなに「“深遠”なる基準」でも、意味無いじゃん(^O^)。社内文書じゃないんだから。これそのものが「商品」なんだから。

 月々4000円近く払わせた上に「成功」に振られたルビまで読めというのか。
 (ノ-_-)ノ ~┻━┻
 


 ある特定の“イデオロギー”の信奉者だからといって、「日々の地道な努力」によって培われる「職業人としての能力」を無視できる存在にはなりません。職業倫理の面から見れば、マスコミ関係者だろうが何だろうが、全く変わる所はありません。

 いや逆か。「努力など要らぬ、“指導者”階級サマである」と自分を見なしたいから、オイシイ理屈を振り回せる特殊“イデオロギー”の信奉者になるのか。

 巷間、話題になるマスコミの偏向報道問題。実は「イデオロギー上の問題」と見なすべきではないかも知れません。
 日本のマスコミ関係者、言論人は、飯の種の出所を、己の職業能力に求めず、ある特殊な(珍)“イデオロギー”の信奉者同士での“お仕事の回しっこ”に頼っているのではないでしょうか(“回しっこ”と言うより“ねずみ講”か)。
 そう、「イデオロギー上の問題」ではなくて「食い扶持」の問題

 実は彼ら自身、寸毫もその“イデオロギー”を信じていないのかも知れません。

 だとすると、彼らの“イデオロギー”の矛盾や問題点を指摘した所で全く意味が無い事になりますね。
 だって、当人自身が出鱈目言ってる事を百も承知しているのですから。

 卑劣漢と論争しても、論争自体が成立しません。


 今後益々日本は経済的に苦しくなる事が予想されます。恐らく益々彼らは特殊“イデオロギー”に頼る事になるでしょう。

「ルビ」は英国の古活字の大きさの一つ「ルビー」から来たとの事。





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最終更新日  2008年12月23日 00時20分34秒
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