|
テーマ:長期投資でいこう!!(447)
カテゴリ:投資
毎月コツコツ投資 2021 JUN26 〜「毎月1万円」積立で長期投資を実践してみよう〜 〜今週の取引〜
長期見通しに沿って、日本株、中国株を買い増ししました。それでもお金が余ったので 外国債券インデックスファンドに投資をしています。理由は後述します。 〜資産状況〜 2021年6月25日時点(投資開始2020年7月、投資金額12万円)
今週は上から順におさらいします。トルコですがエルドアン大統領が米国との関係が良好であることをアピールしましたが、トルコリラ安は止まらず。しかし投資信託の価格が上昇しているのは、債券価格が上昇し ているためと思われます。利払いは8月で問題なく支払われそうですので高いクーポン収入を期待した買いもあるでしょう。トルコはもう1つくらい良いニュースが出れば追加で買いたいと思っていますがなかなか出ないですね。もう少し辛抱。 外国債券インデックスファンドを買いました。これはFTSE世界国債インデックスと同じ動きになるように運用される投資信託で、日本を除く世界主要国の国債の総合収益率を各市場の時価総額で加重平均した指数です。つまり、国債の中でそれなりにリターンが取れてかつ時価総額が大きい国の国債に多く投資するものです。現在は、半分が米国、半分が欧州という割合です。え?これから利上げするかもしれないのに債券なの?と思われるかもしれませんが、ここが重要なポイントです。債券には短期債と長期債があります。利上げをする時に動かすのは短期金利で、期間の短い債券、例えば2年債とかが大きく影響を受けます(利上げすると価格は下落)。一方、債券にはもっと満期の長い長期債があります。これは必ずしも利上げの動きと連動するとは言えないのです。どういうことかわかりますか?例を挙げるとすると、景気が良くなってきたので低金利を元に戻して利上げをしていくと、景気にはブレーキがかかりますので、もしかして10年後にはブレーキが効きすぎてまた景気が悪くなるかもしれない。悪くはならないにしてもそこまで景気は強くならないのではないか?そういう思惑が働くと、長期債は買っても大丈夫そうだということになり、金利が低下することがあります。私はこの立場にあるわけではありませんが、少なくとも利上げとは分けて考えたい債券であるということをお伝えしたいです。そして実はこのファンドを買った1番の理由は、為替です。為替ヘッジが付いていませんので、円安ドル高、円安ユーロ高になると価格が上昇します。先進国はこれから利上げしていく中で、日本は超低金利がずっと続いてしまう可能性があり、金利差に着目した為替の変動が起こる可能性があると思いました。であれば単純にドル定期を買うのでも良さそうですが、少しでも利息を得るためにアメリカの長期債が含まれているファンドを選んでいます。従って為替が円高に振れたらマイナスになりますので、為替を見ながら判断していくことになります。ドル円は一時111円代を覗きましたがゆっくりと円安トレンドになるのではないかと考えています。キャリートレードの時代到来かもしれませんね。 株式は一時急落する場面がありましたがすぐに戻ってしまいました。しっかり押し目買いできたでしょうか?私は日本株を良いところで買うことができました。また、香港株も積増しして上昇を期待しています。 今週はコモディティも堅調でした。先週半分売ってしまいましたが、ちょっと早かったかもしれませんね。しかし十分に利益が出ていたので良いと思います。夏場がコモディティはピークになりやすく、その後はやや不安定な値動きになるかもしれません。中国が物価高抑制のために国内の金属備蓄を放出するというニュースがありました。また、グローバルに経済再開が一巡した後は、需要が再び落ち込む方向のニュースに反応しやすくなります。コロナウイルスは引き続き変異を続けながら時々リスクとして顔を出すような状態が続くでしょう。ここからは一本調子にはいかないのではないかと思います。 去年7月にコツコツ投資を始めてからもうすぐ1年になろうとしています。毎月1万円ずつ投資をしていろんな資産に振り分けてきましたが、6月分を含めるとちょうど合計12万円が投下されることになります。貯金で12万円貯めるよりも、十分なリターンが得られているのがわかりますよね?そして、年が立てば立つほど複利効果によって運用金額が増加していくのがわかるはずです。今後もこの運用をご参考にしていただければと思います。 ~2021年シナリオ~ 新しいシナリオはこちらです。 ○吉田チーフのメインシナリオ
○取引ルール 1. 新規投資は毎月1回。タイミングは月末頃。 2. 1回の拠出額は1万円。1年で運用資産が12万円になる計算。 3. 長期投資が基本。10年後に資産がしっかり増えていればOK。 4. あまり多く売買をしない。 5. 取り扱う商品は投資信託のみ。個別株や個別債券、その他信用取引やデリバティブ、FXはやらない。あくまでも古典的な運用商品のみ。 6. 毎週運用状況を公開。シナリオと今後の予想を説明。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.26 15:56:58
コメント(0) | コメントを書く
[投資] カテゴリの最新記事
|