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さて、友達の家で生まれたプードル。
やはり子犬は可愛いです。 確か5匹生まれたのですが、すでに4匹は買い手が決まっていて、 残っているのは1匹だけです。 息子の友達だから安くしてやるよ。 と言うのですが、それでも3万円。 由緒あるチャンピオンの子供だから、本当だったら10万円でも おかしくないんだよ、と言います。 息子の友達だから、特別大サービス。 でも血統書をつけると、お金が掛かるからつけないよ。 う~ん、わかりません。 大体安いと言ったって、3万円。 その当時、半年間一生懸命アルバイトをして、買ったラジカセ、 東芝のアクタスFU?、が1万4千円位だったような気がします。 違っているかな? だから別に買いたいと思ってはいませんでした。 でも、執拗にお買い得だとか、色々なことを言われて、それに普 段は出さないお菓子まで出して説得してきます。 いくら中学生とはいえ、こうなると弱いものです。 泣く泣く買うことになりました。 すぐにお金は用意できないので、月賦です。 でもなんだかこの時、友達が怒っていたのです。母親に対して。 どうもこの商談、裏がありそうなのです。 その時はわからなかったのですが、今ではそのからくりがわかり ます。 わたしの買ったプードル。 他の犬と違って、毛色が違います。全体が黒なんですね。 そして、口の周りと足首の先が、まるでソックスを穿いたように 白くなっています。 そして体も一回りは小さい。 つまりきちんとした人が見れば、血統書付きと言っても、出来そ こないの子。 そうです醜いアヒルの子ならぬ、醜いプードルの子なのです。 わざわざ血統書をつけると、その血統の父親のチャンピオンの名 が汚されてしまうのです。 ちなみに、父親はイギリスのチャンピオンとの話しでした。 だから、あれだけ執拗に買うように迫ったんですね。 この犬の支払いには、約一年掛かりました。 以前書いた、時給100円のゴルフ練習場のアルバイト。 どのくらいやっていたのか、自分でもわからない新聞配達。 記憶がありません。配達後に食べていたおでんだけはよく覚えて います。犬を買った友達と一緒に、よく食べていました。 でもなんと言っても、この支払いを終わらせることが出来たのは、 ゴルフ場でのキャディです。 朝一番の始発に乗って、約一時間、寒い冬空でのキャディは大変 でしたが、一日で2500円位は貰えました。 こうして我家に来たプードル。 名前はミリーでした。 でしたと言うのは、母親が姓名判断、こういうのが大好きです。 名前が悪いとなって、改名させられました。 でつけた名前が、マキです。 ミリーってつけたのは、小さかったからです。メートルやセンチ よりも小さいミリだ、ということです。 あっ、言い忘れてました、メスです。ちなみにあまりお利口さん ではなかったです。 ◇ホームページ 世界の名言を紹介しています(相互リンク募集中です) 世界の名言 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月28日 10時00分09秒
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