今日の話は、先週の金曜日にわたしが体験したことです。
　　いまわたしが住んでいる所なのですが、市の整備区画事業により、
　　住居表示（住所）が変更になりました。

　　これに伴って、色々と届けが必要になってきます。
　　車の車庫証明から始まって、免許証、保険関係、銀行など、なか
　　なか大変です。

　　そんな住所変更の最中に起きたことです。

　　相手は東証一部に上場されている、某金融関連の会社。
　　資本金だけで１３０億を超えています。

　　金融関連となると、昨今の犯罪や税金の関係から、本人確認の
　　チェックがかなり厳しく、必ず関連書類を居住地に送付してきて、
　　実際にそこに居住しているか、また、証明書類のコピーなどで本
　　人確認を取ります。

　　誰でもそうだと思うのですが、人間長いことやってきて、社会と
　　の関わりが増えてくると、金融関連も一箇所という事は無いと思
　　います。

　　今ではインターネットが進んでいるので、とりあえずホーム
　　ページで、住所変更の手続きをどうしたらよいのか調べます。

　　まあ並の会社、連絡先が書いてあって、電話をする。大体フリー
　　ダイヤルが多いですね。ただその後、項目によって番号を入力し
　　たり、口座番号を入力する手間があります。

　　わたしの部屋には電話機の本体が置いてあるのですが、場所が無
　　いため、かなり高い位置に設置してあります。そのため、電話を
　　掛けるときは、子機をわざわざ持ってきて掛けます。

　　そうすると子機は、内側に押しボタンが付いているので、相手の
　　自動音声に従って番号を入力し終わると、自動音声は間髪空けず
　　に次の指示を言うので、次の指示を聞き落とすことがあります。
　　これはなかなか不便です。まあ、子機の音声をスピーカーにして
　　おけばよいのですが。

　　良い会社の場合、ホームページ上で住所変更のための書類を送付、
　　と言う項目をクリックして送信するだけ。そうすると、後日に、
　　必要書類を送ってきてくれる。どうしても電話だと、自動音声に
　　従っての入力とか、待ち時間が発生するので不便です。

　　並み以下の会社、ここも東証一部上場の会社だったのですが、
　　ホームページに従ってフリーダイヤルに電話。
　　オペレーターが出て親切なのですが、わたしの口座番号を入力し
　　て画面情報を見て、まだ変わっていないので、支店に電話してく
　　ださいと指示されました。

　　ちょっと何か変。だって、ホームページの指示に従って電話した
　　のに、自分で支店に電話しろと言うんですから、しかもそれを
　　言ったオペレーターさんは、明らかにわたしの仕事は完了したと
　　いう態度。

　　わたしが支店の電話番号を聞くまでは、電話番号さえ教えてくれ
　　ず、ただ支店に電話の一点張り。まあ従いましたが。

　　さていよいよ今回のメインディッシュです。
　　やはりホームページを使って情報検索。ところが、住所変更に関
　　しては一切表示なし。あるのは金融商品の広告ばかり。

　　住所変更に関する、連絡先が無いので、商品の問い合わせのよう
　　な部署のフリーダイヤルへ電話。

　　「あっ、すいません。住所変更をしたいのですが？」

　　「インターネットのお客さん？」
　　（詳しく書くと社名が分かるので、要はインターネットで口座を
　　　開設したということです）

　　「はい、そうですが」

　　「じゃあ、○○○○○○○○○○に電話してください」

　　（あれ、住所変更はどうなったの？）

　　「あの住所変更は・・・」

　　（有無を言わさず）
　　「インターネットのお客さんですよね？　だったら先ほどの番号
　　　に電話してください」

　　この時点で、実はかなりむっとしています。
　　大体、インターネットだろうが、窓口だろうが、お宅の会社は
　　ひとつでしょうが、それとも会社が違うのかい。
　　電話を掛け直させるのだったら、理由を話せって言うの。しかも
　　電話番号は、フリーダイヤルじゃないんだから。地方から電話す
　　ると、電話代がかさむだろ！

　　ちょっと字数が増えそうなので、残りは明日に続けます。



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