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isaの同時代フィールド・ノート

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Nov 2, 2006
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カテゴリ:シリーズ「提言」
 もし私が、たとえば小さな街の市長になったなら、絶対にやってみたいことがある。
 それは、障害者専門の、全寮制超進学養護予備校の設置である。
 この予備校には二つのコースを設ける。
 一つは進学コース、もう一つは資格コース。
 進学コースでは、基本的には養護学校の新卒生を対象に、東大をはじめとしたブランド校への入学を目標に専門スタッフが徹底的に指導する。
 資格コースでは、行政書士、司法書士、ロースクール入試など、何か一つ国家資格を得るまで、起きてから寝るまで専門スタッフのもと、集中的に学習する。障害者であれば誰でも入学できる。
 どちらのコースでも「甘え」は絶対に許さない。親との面会も制限する。予備校の規律に従えない者は、即、退学である。
 入学者は全世界から募る。
 これを荒唐無稽だと思う人は、障害者福祉の現実が見えていない。いったいどれほどの優れた人材が、ただ障害者だと言うだけでまともな教育の機会を奪われたまま、しょうもない「福祉」の中に埋もれているか。
 学費は少々高くなるが、そのコストは親が負担してくれるから大丈夫。親がいちばん、子供へのまともな教育に飢えているのだから。
 かく、超進学養護予備校は、絶対に儲かる。
 儲かるし、街を第二の故郷と思ってくれるだろうエリートたちの輩出は、その街の未来にとって決して悪いことではない。
 誰かやってみないか?





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Last updated  Nov 2, 2006 08:03:29 AM
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