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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2020.08.23
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カテゴリ:経済問題
​​ 今日(22日)は土曜日でしたが、「エルドーアン大統領の奇跡・新時代発言」に関連する記事が多く出ていました。それ以外では今年1~7月のトルコ自動車産業界の状況(製造、販売、輸出)に関する記事も出ていました。今日はこれらの記事を紹介します。

 なお、昨日はフライングでフィッチ・レーティングス社によるトルコの信用格付に関する記事を紹介しましたが、この件で追加情報があります。原文に当たれば正確に判明しますが、このブログはあくまでトルコ視点で紹介していますので、このような状況も生じるのですが、「故意」か「事故(時間がなかった、要約し過ぎた、など)」かは不明ですが(管理者は前者だろうと推測しています)、「トルコ信用格付見通しの引下げ理由」で、極端な省略が行われているようです。この件はテレビニュースを見ていてわかったのですが、昨日の記事紹介では「トルコの信用格付は、トルコの低水準の公的及び家計の債務、活発な民間部門を有する広く、多様化された経済、一人当たりのGDPと事業実施の容易さにより支えられていることを指摘した同発表では、これに対して、対外買い入れ能力の低さ、過去から来ている景気変動、高インフレ率、政治的及び地政学的リスクと言った要因が問題となっていることを指摘されています。」となっていましたが、少なくとも「引下げ理由」として、「中央銀行の外貨準備の払底、脆弱な金融政策と信頼性、政治的圧力により中央銀行の独立性の弱体化及び対策実施の遅延、外貨相場介入による政策に対する信頼性の低下」が挙げられているようです。

 

 経済以外では、今日も165日目の過去24時間の新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況に関する記事を紹介します。

 それ以外では、昨日も紹介しましたが、「エルドーアン大統領の奇跡・新時代発言」、つまり「黒海における大規模ガス田の発見と2023年からのき供給開始」に関する記事が多く出ています。今日も解説・雑感を先行させますが、昨日の管理者の指摘はかなり当たっていたようです。中立系(=御用専門家ではない)と思われる解説者の解説のポイントを紹介しますと

​​​1 3,200億立方メートルの埋蔵量は、トルコにとっては非常に重要な意味がある。が、世界的には(ロシア、イラン、カタール、トルクメニスタンなどのトップ諸国とは二桁も、三桁も違った量であるため)、大きな影響は与えない。​​なお、真の採掘埋蔵量は今後数年をかけて明らかになる。​​​​​

2 トルコはイランから最も高い天然ガスを購入しており、その次にロシア、アゼルバイジャンとなっている。契約が切れた時に、契約内容を更新する交渉を行う時に、国内ガス田の発見はトルコにとって有利な材料となる。(管理者が聞いた話では、石油はスポット市場が中心で、その時の価格が直ぐにガソリン・灯油価格などに反映されますが、天然ガスは長期契約が中心で、そもそも一物一価の法則が適用されていない(ロシアから購入する天然ガスの代金は、トルコはドイツの約2倍と言われています)とのことです)

3 現在トルコが輸入している天然ガスの代金から計算すると650億ドル相当額となるとされているが、現在は各家庭・工場などに到着する価格であるが、商業用ガス井戸の開発には1本で約2億ドルかかり、また、黒海のガス田からトルコの現存パイプラインにつなぐための新たなパイプラインの設置も必要となるなど、ガス供給にかかるコストが計算に含められていない(=経済価値はその分減少する)

4 発見から市場供給までに、通常は7~8年かかるため、2023年に供給開始するといのは非常に野心的な計画。技術的な面だけではなく、資本的に(開発資金の面から)も外国企業との協力は不可避。

ということのようです。

 これ以外には、ダヴトゥオール未来党党首(元首相)は、「これまでの事業のように、3~5社だけの利益になるのでは、トルコ国民の全体の利益になるかどうかをしっかりと監視して行く」とも発言しています。テレビニュースのアンカーも、「橋やトンネル、高速道路、あるいは病院のように、トルコ国民の膨大な借金を背負わせることになるのか、本当にトルコ国民の利益になるのか、今後の展開をしっかりと見ていく必要がある」と指摘していました。

 

 最後に、トルコにおける深刻な状況にある患者の数に関するこの3日間の変化を紹介します。

重症患者数: 735(死者数:19) 749(22) 762(22)

肺炎発生率:  7.3%(死者数:19)  7.3%(22)  7.4(22)

となっています(深刻な状況にある患者に関する発表項目は729日から変更になっています)

 

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 今日最初に紹介するのは165日目の過去24時間で新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況に関する記事です。今日(21)のアナトリア通信(AA)の記事です。

 見出しは「トルコでKOVID-19から完治した人の数は236,370人に達した」です。

 過去24時間にトルコでは、新たに新型コロナウイルス(KOVID-19)1,309人が感染したことが判明し、22人が亡くなり、その結果、累計感染者も257,032人に、累計死者数も6,102人になりましたが、801人が回復し、累計完治者も236,370人になりました。

 保健省がインターネット・サイトで公表し、また、ファフレッティン・コジャ保健大臣がツイッターで発表した「トルコの日々のコロナウイルス統計」によれば、822日には、検査件数は93,007(管理者注:相当長期間にわたり約3万5千~6万件の検査件数が続いていましたが、88日には6万件を超え、14日には7万件を超え、18日には8万件を超え、そして20日には9万超え)となりました。その結果、1,309人についてKOVID-19への感染が新たに確認されました。

 過去24時間に22人が亡くなった一方、801人が完治しました。累計検査数は6247,164件となり、累計感染者数は257,032人、累計死者数は6,102人となりました。重症患者は762人、KOVID-19感染者の中で肺炎を起こしている人の割合は7.4%に、累計完治者数も236,370人となりました。

 ファフレッティン・コジャ保健大臣はツイッターで、「新規感染者数は長期間にわたり、完治者の数を超えている。ルールに従わないこと、感染すること、(感染者が他の人に)感染させること、感染者のうちの何人かが重症化することは、医療関係者の多忙の原因となっている。対策を取ろう。負けるのはコロナウイルスとなる。」との表現を使いました。

 

 今日2つ目に紹介する記事は、上でも言及しましたが、今年17月のトルコ自動車産業の状況(生産、販売、輸出)に関する記事で、これも今日付のAAの記事です。こちらの記事は長いので抜粋して紹介します。

 見出しは「今年1~7月に44103台の乗用車が生産された」です。

 自動車産業協会(OSD)は、今年1~7月の生産台数、輸出台数及び国内販売台数に関する統計を発表しました。

 それによれば、今年1~7月に合計自動車生産台数は昨年同期と比べて27%減少して63万6,757台、乗用車の生産台数は24%減少して44103台となりました。トラクター生産台数と併せて車両の生産台数は653,592台となりました。今年1~7月の商用車の生産台数は前年同期と比べて32%減少しました。大型商用車グループの生産減少幅は16%、小型商用車グループの減少幅は33%となりました。

 一方、この時期には、総商用車販売台数は昨年同期と比べて65%、小型商用車の販売台数は66%、大型商用車の販売台数は58%増加しました。ベースメント効果の影響を考慮した場合、今年1~7月の商用車の販売市場は、2017年と比べて40%減少しました。(管理者注:つまり、昨年は販売台数が非常に少なかったということです。自動車販売台数だけではなく、経済成長率も似た状態でした)

 過去10年間の平均と比べた場合、今年1~7月の総自動車販売台数は19%、小型商用車販売台数は34%、大型商用車の販売台数は51%、乗用車の販売台数は12%、それぞれ少なくなっています。

 今年1~7月の乗用車販売市場に占める輸入車の割合は61%でしたが、小型商用車の販売では39%でした。

 今年1~7月の総輸出台数は、前年同期と比べて36%減少して48万425台となりました。乗用車の輸出は32%減少して333,725台、商用車の輸出は44%減少しました。

 今年1~7月の自動車輸出総額は、ドルベースでは29%、ユーロベースでは28%、それぞれ減少しました。同時期の乗用車の輸出はドルベースで27%減少して50億ドルとなりました。ユーロベースでは26%減少して45億ユーロとなりました。

 

 

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 今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。
​​ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。​​

この本もお勧めです。



















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Last updated  2020.08.24 07:46:41
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