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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2021.04.09
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カテゴリ:経済問題

 今日(8日)は、特に重要な記事は見つかりませんでした。経済面でも、社会面でもいろいろと意味がありそうな、場合によっては今後重要になってくるかもしれない記事がいくつか出ていました。まず、経済面の記事としては、2月の経常収支予測アンケート結果に関する記事が、また、海事会議所会合で講演を行ったカライスマイルオール運輸・社会基盤大臣がカナル・イスタンブル計画の開始にも言及したという記事が出ていましたので、今日はこれらを紹介します。それ以外では、金融政策委員会(PPK)委員の新たな任命に関する記事が出ていました。2月のPPK開催以降、アーバル前総裁、チェティンカヤ前副総裁が大統領によって解任され、中央銀行理事会枠のオメル・ドゥマン氏が総会で解任され、今回、同理事会の推薦で、1977年生まれのイスタンブル大学教授も務めているエリフ・ホビキオール女史が選出されたという記事が出ていました。また、銀行規制監査委員会(BDDK)が、4月2日現在、1週間で銀行貸付が2388,100万リラ増加して37,4111,900万リラとなり、一方、預金は333,500万リラ増加して36,0714,000万リラとなったと発表したという記事、また、輸出期待アンケートの結果が今期は前期と比べて17.1ポイント、前年同期と比べて20.9ポイント上昇して132ポイントになったという記事が出ていました。なお、毎週木曜日に中央銀行から発表されている外貨準備や海外居住者による金融取引結果などに関する記事は出ていませんでした。

 社会面では、昨日日本語の記事で紹介しましたEUによるトルコに対する批判について、チャヴシュオール外務大臣の反論についての記事が出ていましたので、こちらを紹介します。これ以外では、カタール外相の訪問に関する記事が出ていました。実は、チャヴシュオール外務大臣の発言は、カタール外相との共同記者会見での発言でした。カタールの外相はエルドーアン大統領とも会談しています。新型コロナウイルスの流行が始まってから今までの約400日の間に、最低でもエルドーアン大統領が2回、チャヴシュオール外務大臣も最低2回、カタールを訪問しています。カタールからも外務大臣が最低2回は来ています(多分、トルコ・カタール間の往来は7回以上だと思います)。特定の2国間でこれだけ頻繁な要人の往来は、ヨーロッパでも例がないのではないかと思います。今日も運輸・社会基盤大臣がカナル・イスタンブル計画について発言していますが、「この件で来たのではないか」と誰もがそう推測するような状況です。また、これもどんな意味があるのか分りませんが、将来、重要な意味が現れるかもしれない記事として、昨年7月にアヤソフィアのモスク化が行われましたが、そのときにアヤソフィアのイマム(イスラム僧、監寺?)に就任し、モスク化後のアヤソフィアでの最初の祈りで、その後も「金利」に関する発言などで、しばしば世俗主義者からの批判を受けていましたが、今日、辞任が認められ、マルマラ大学神学部の職務に復帰しました。「辞任」ということになっていますが、「何らかの力が働いたこと」はほぼ確実と思われます。また、昨日紹介しました「テロ組織構成員377人の財産が凍結されたことが発表されたという記事」に関連して、この377人の内のDEAS関係者がトルコ国籍を取得しているという噂を戸籍・国籍総局が否定したと記事も出ていました。最後に、「夜中の通告」を行って取り調べを受けている10人の元海軍将官の拘束期間がさらに4日延長されたという記事も出ていました。

 今日、アナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。(この中で、今日は1~3の記事を紹介します。)

1 AAフィナンスは(2月の)経常収支予測アンケート結果を発表

2 カライスマイルオール運輸・社会基盤大臣は、『建設計画が完了したカナル・イスタンブル計画の入札準備は継続している』と発言

3 チャヴシュオール外務大臣は、『EU首脳のトルコ訪問で適用されたプロトコール(儀礼)において、EUからの要請は全て満たされていた』と発言

4 ホビキオール教授は、中央銀行金融政策委員会委員に選出された

5 銀行業界の信用供与は先週37,410億リラとなった

6 輸出予測は前期と比べて17.1ポイント上昇して132ポイントになった

7 アヤソフィア・モスクのイマムであるボイヌクラン師は大学での職務に復帰した

8 財産を凍結されたDEAS(関係者)と関係を持っていた人物たちがトルコ国籍を獲得したとの噂に関する否定

 48(最初の患者確認から394日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)

今日の検査件数:        304,492

今日の感染者数:        55,941

今日の死者数:          258

今日の完治者数:        37,914

今日までの累計完治者数: 3232,892

今日までの累計検査件数: 4,0689,742

今日までの累計感染者数: 3689,866

今日までの累計死者数:   33,201

重症患者数:            2,615

 反政府系のテレビニュースのアンカーも指摘していましたが、昨日と今日は、発表の時刻が遅くなっていましたので、人々の疑心暗鬼が強くなっているようです。一方で、「数字の大小にかかわらず、周りを見ればいかにひどい状況下はすぐに分る。自分を守る努力をすべきである」と言っていました。遅れた理由として、唯一正当と考えられるのは、「検査部門も、治療部門も、病院は全て多忙となっていて、報告が遅れた」というものです。発表の遅れ自体が、困難な状況を示しているものと思われます(もしも、数字の操作をしていて遅れたのなら、言語道断ですが、、、)

 

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 今日、最初に紹介するAA記事の見出しは「AAフィナンスは(2月の)経常収支予測アンケート結果を発表」で、今日(8)付の記事です。

 AAフィナンスの経常収支予測アンケートに参加したエコノミストたちは、20212月の経常収支が23億ドルの赤字となると予測しています。

 トルコ中央銀行(TCMB)412()に発表する2021年2月の経常収支に関するAAフィナンスの予測アンケートは、13人のエコノミストの参加によって実施されました。

 それによれば、エコノミストたちによる2021年2月の経常収支予測の平均は227,000万ドルの赤字と予測されています。同月のエコノミストたちの経常収支の予測は、最小が17億ドル、最大が27億ドルの赤字となっています。

 エコノミストたちの2021年末の経常収支予測の平均は269億ドルの赤字となりました。エコノミストたちによる今年末の経常赤字に関する予測では、最小が230億ドルで、最大が385億ドルでした。

 なお、2021年1月の経常収支は186,700万ドルの赤字で、過去12ヶ月間の累計経常収支は3659,900万ドルの赤字でした。

 

 今日、2つ目に紹介するAA記事の見出しは、「カライスマイルオール運輸・社会基盤大臣は、『建設計画が完了したカナル・イスタンブル計画の入札準備は継続している』と発言」です。これも今日付の記事です。こちらも抜粋して紹介します。講演自体は、AKP19年間の行政を始めとするトルコの海運業に関するいろいろな事項に関して言及した膨大な内容になっていますが、カナル・イスタンブル計画の部分だけを紹介します。

 アーディル・カライスマイルオール運輸・社会基盤大臣は、ピピリ・レイス大学講堂で行われたイスタンブル・マルマラ・エーゲ・地中海・黒海地域(IMEAK)海事会議所総会に参加して、海運業とカナル・イスタンブルに関する発言を行いました。

 現在、平均16時間となっている(通過)待ち時間は今後数年間で何倍にも延びると警告した同大臣は、次のように述べました。「これ程過密になったイスタンブル海峡においてもしも通行中断が発生した場合には、大被害が発生する。事故の可能性に対して、理想的な水路として計画されたカナル・イスタンブル計画は、同時に世界の運輸ヴィジョン計画の1つにもなる。毛引接プランが完成したカナル・イスタンブルの入札のための作業へ継続している。近い内に開始するための力と決意を我々は持っている。『第3空港を作るな』、『第3(ボスポラス)大橋を作るな』、『北マルマラ自動車道を作るな』、それどころか『第1ボスポラス大橋、今の名前で715日戦死者の橋を作るな』、『水力発電所を作るな』というゴリ押しを我々は忘れない。その時、彼らの言ったことに従っていれば、今日のイスタンブル空港も、ヤヴズ・スルタン・セリム大橋(3大橋)も、ユーラシア・トンネルも、フィリオス港も、ユスフエリ・ダムもできなかった。我々には人工的な話題には用はない。我々は、国家の頭脳を代表しており、未来の世代をより豊かにし、より発展したトルコで生活することができるようにするために、より進歩した社会基盤を建設している。」

 ここからは一言解説・雑感です。読む限りでは、カナル・イスタンブル計画は大臣が否定している「人工的な話題」以外の何物でも無いように感じます。大臣が例に挙げているAKP政権時代に作ったイスタンブル空港、ヤヴズ・スルタン・セリム大橋(3大橋)とユーラシア・トンネルは、将来のことは分りませんが、少なくとも現時点では、「百害あって一利」程度の存在であることは、トルコ人の多くが認めるところだと思います。ロシアから天然ガスを輸出するためには船を使う必要がなくなっていることを始め、そもそも運河の必要性自体が危うくなっていることを隠しています。16時間待ちが長いか短いかは利用者が決めることで、交通が滞って生じる被害は、トルコの海運業のシャアが圧倒的でない限り、トルコにとって基本的に無関係のはずです(2本目のスエズ運河計画も、2本目のパナマ運河計画も、無いか、少なくとも実行には移されていないはずです)

 

 今日、3つ目に紹介するAA記事の見出しは、「チャヴシュオール外務大臣は、『EU首脳のトルコ訪問で適用されたプロトコール(儀礼)において、EUからの要請は全て満たされていた』と発言」です。これも今日付の記事です。こちらも関連部分のみ抜粋して紹介します。

 メヴリュット・チャヴシュオール外務大臣は、11の会談及びトルコ・クウート協力共同委員会(IOK)会合開催後、アス・サバフ・クエート外務大臣兼内閣事務担当大臣徒の共同記者会見を実施しました。

 チャヴシュオール外務大臣は、エルドーアン大統領がメルケル・ドイツ首相及びマクロン・フランス大統領などとテレビ電話会議を実施したことを指摘しつつ、フォン・デア・ライエンEU委員長とミシェルEU大統領がエルドーアン大統領の招待で46日にトルコを訪問したことを指摘しました。同大臣は、「首脳会談でも、代表団間の会談でも、双方は明確に考え方と期待を表明した。効率的で有益な会談となった。」と述べました。トルコのEUに対する具体的な期待を、最も高い水準であるエルドーアン大統領から伝えられたことを明らかにした同大臣は、「今後は具体的な行動に移すことが必要であることも我々は強調した」と述べました。

 訪問に関して、マスメディアで報じられているプロトコール(儀礼)問題に関連しては、トルコは全く理不尽な批判を受けていることを明らかにした同大臣は、トルコは伝統ある国家であり、全ての水準で頻繁に往来し、また、客をもてなしていることを明らかにしました。同大臣は「とりわけトルコで行われた諸会談では、国際プロトコール規則とトルコの接待基準で実施される」との表現が使われました。同訪問前には、双方のプロトコール・チームが集まって会合を開いたことを指摘した同大臣は、「会談で適用されたプロトコールは、EU側からの要望は満たしている」との説明を行いました。

 ここからは一言解説・雑感です。当然ながら事前調整はあったことは事実だと思いますが、EU側が座席に関する明示的な要望を行ったのか、それに対して、トルコ側が明示的に受け入れを表明したのかどうかは不明です。どちらかと言えば、EU側が「委員長の席も、大統領の隣に用意してくれ」と明示的に言わなかっただけ、つまり、「席が用意されていて当然」と思っていただけの可能性が高いのではないかと思います。勿論、エルドーアン大統領が直前にちゃぶ台をひっくり返した可能性は否定できませんが、、、、

 

 

 

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ここからはブレスレッドです。




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Last updated  2021.04.10 13:43:07
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