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2022.01.23
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カテゴリ:社会問題

 今日(22)は土曜日でしたが、経済面でもはいくつか意味があると思われる記事が出ていました。一方、社会面では、重要というのか、最近の傾向を表している象徴的な事件に関する記事が出ていました。

 今日は「(AAでは)記事にならない情報」で、大きな転換がありました。1つの事件は金曜日に起こり、こちらは「まずい」と思ったのか、緘口令・箝口令(かんこうれい)が敷かれて記事になっていませんが、もう1つの事件は記事になっていますので、下で記事も紹介します。

 この2つの事件の概要は、次のようなものです。1つは5年前に発表した歌の歌詞について、数日前から「イスラム教の聖者(アダムとイヴ)を侮辱する内容だ」として女性歌手が攻撃対象となっていましたが、金曜礼拝後にイマムからマイクを取り上げて、エルドーアン大統領が「イスラム教の聖者を侮辱する発言をする舌を抜くことが我々の義務である」という趣旨の発言したという事件です。「一国の大統領が、一人の歌手に対して肉体的な攻撃を行うこと(攻撃を推奨すること)」を明言しているため、さすがに側近がまずいと思って新聞記者に対して緘口令を敷きましたが、熱心な支持者?が録画をソーシャルメディアにアップして「大統領令」を広げたため、発言の存在が明らかになったというものです。もう1つの事件は、金曜日の夜のテレビで「雄牛が宮殿に入っても王にはならないが、雄牛がいる宮殿は厩舎になる」というチェルケズ(細かく言えば100以上存在しているというトルコの少数民族の一つで、主に黒海側に住んでいたとされます)の格言を使った女性新聞記者を、土曜日の午前2時に自宅で拘束し、翌日、警察、検察の取り調べを経て、法廷に連れていかれ、裁判官が「大統領侮辱剤」で逮捕・収監を認めたという事件です(現時点で、この新聞記者は刑務所にいます)。どのような流れでこの格言使ったのかを管理者は承知していませんが、本には「大統領のことではない」と言っているそうです。与党関係者はこぞってこの女性記者の発言を非難していますが、「大統領府は宮殿ではなく、事務所(公共施設)である」という与党の説明と矛盾している(宮殿だと自覚している)という解説もありましたが、例え大統領を批判していることが明らかであっても、それは大統領の現状を格言を使って批判しているだけで、「大統領は雄牛と同じで、野蛮で、無知で、某弱無人だ」と言ったわけではありません。

 この2つの事件の背景・意味がいろいろ解説されていましたが、いつも紹介している解説者の意見が管理者と一番近いように思いました。1つだけ違っていたのは、「この事件は、エルドーアン大統領とAKPのパニック状態を示している」というところです。管理者は、「パニック状態」にまでは達していないと思います。「焦りの表れ」程度だと思っています。ここからは同意見ですが、「いろいろと対策を取った(作戦を実行した)ものの、結局、大統領の支持率は2%上がっただけ。経済的な対策を行おうにも、予算はとっくに底をついており、万策尽きた状態。お金をかけずに、世間の関心を経済(生活苦)以外に向かわせ、かつ、大統領・AKPの支持率を上げるため、また、恐怖によって批判発言を封じるための謀略として、野党・反政府メディア・世俗主義に対する攻撃を始めた。」というものです。別の解説者は、「今の時点でこのような行動に出るということは、予想(今年秋)よりも早く早期選挙を実施することを考えているのかもしれない。」と指摘していました。一方で、「支持率が回復できないまま選挙を行うことは、自殺行為だ」という指摘も以前から存在しています。最後の意見にも管理者は同意です。結局、「待っているだけで支持率(トルコ経済)が回復することは期待できないので、今できることは何でも (基本的にはお金をかけずに) やって、もしも支持率が回復したらそこで選挙を行う」という“成り行き作戦”になっていて、特定の選挙時期を想定しているわけではないものと思います。そういう意味では「パニック状態」なのか「やけくそ」なのか分かりませんが、正常な思考能力を失った状態と思われます。

 

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 122(最初の患者確認から683日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数:  417,161

今日の感染者数:  72,856

今日の死者数:   184

今日の完治者数:  89,926

 今日、アナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。今日は1~3の記事を紹介します。

1 セデフ・カバシュは“大統領侮辱() ”の捜査の一環で、逮捕・収監された

2 トルコの小型商用車とトラックの輸出は28%増加した

3 過去5年間では、閉鎖された会社の6倍の会社が起業した

 

 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「セデフ・カバシュは“大統領侮辱() ”の捜査の一環で、逮捕・収監された」です。今日(22)付の記事です。抜粋して紹介します。

 イスタンブル県警治安課チームは、イスタンブル検察庁によって、テレビ番組で行った発言に関する“大統領侮辱” 罪について行われている捜査の一環で、セデフ・カバシュ(管理者注:女性記者)をウスキュダルのホテルで拘束しました。

 イスタンブル第10軽犯罪裁判所判事の前に連れていかれたカバシュ女史は、証言で「発言の元は格言である。それどころか、格言の表現よりも柔らかい発言をした。ここからもわかるとおり、侮辱する意図はない。意図は、社会全体を包み込む、一体化させる他たちであることが必要であるということである。そこを強調したかっただけだ。問われれている罪を拒否する。釈放を求める。」と述べました。

 同女史の弁護士の証言も聴取された後、決定を発表した裁判官は、容疑者が「大統領を標的としたものではない」という形で弁護したとしても、証拠の映像から裁判官としてはその反対の事実という印象を受けること、行動がテレビ番組中に行われていることからこの犯罪は「故意」の範疇に含まれることを明らかにしました。容疑者が問われている罪の性格と予測される判決の上限・下限を考慮した場合、逃亡の危険が高いこと、司法観察処分では不十分であることを考慮して、同女史を“大統領侮辱” 罪で逮捕・収監することを決定しました。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「トルコの小型商用車とトラックの輸出は28%増加した」です。こちらも今日付の記事で、抜粋して紹介します。

 トルコ自動車産業で、小型商用車・小型トラック及び大型トラック・グループを含んだ「貨物輸送用エンジン付き車両」の輸出は、昨年、532,859万ドルとなりました。

 AA記者がウルダー自動車産業輸出業者協会(OIB)の統計から導き出した情報によれば、自動車産業は昨年2934,263万ドルの輸出を行いました。この数字の18.2%を占めたのは「貨物輸送用エンジン付き車両」の輸出で、2021年には前年と比べて27.89%増加して、416,642万ドルから532,859万ドルとなりました。昨年は、100以上の国・自由貿易地域に小型商用車・小型トラック及び大型トラックを輸出しました。

 

 今日、3つ目に紹介するAAの記事の見出しは「過去5年間では、閉鎖された会社の6倍の会社が起業した」です。これも今日付の記事で、こちらも抜粋して紹介します。

 AA記者がトルコ商工会議所連合会(TOBB)の統計から導き出した情報によれば、KOVID-19流行期間を含んだ過去5年間で、トルコにおいて設立された会社の数が増加していることが注目されます。それによれば、2017年には72,871社が設立され、2018年には85,279社となりました。設立された会社の数は2019年以降は継続的に増加して、2019年には84,102社、2020年には101,318社、2021年には109,695社となりました。

 同時期に閉鎖された会社の数は、合計で7866社が活動を終了させました。2017年に閉鎖された会社の数は13,517社で、2018年には12,564社、2019年には13,197社、2020年には15,366社、2021年には16,222社となりました。この結果、20172021年の期間に閉鎖された会社の6倍の会社が起業したことになります。

 ここからは一言解説・雑感です。「会社(sirket)」の数ではこの十ろりと思います。しかし、「会社(sirket)」以外に、自然人(商店)(協同)組合(kooperatif)があり、「数」の上では自然人(商店)が圧倒的に多くなっているはずです(最近記事が出てないので、正確なところは承知していません)。これも「大企業優先政策」の結果を証明しているオウンゴール記事かもしれません。

 

 

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株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
 トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。






今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。


















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Last updated  2022.01.24 12:41:10
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