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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2022.04.07
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カテゴリ:社会問題

 今日(6)も、いろいろと重要と思われる記事が出ていました。昨日は予定していた記事を全て紹介することはできませんでした。今日は、エルドーアン大統領の演説に関する記事を中心に紹介します。

 今日も「(AAでは)記事にならない情報」は、物価高・生活苦をはじめ、ロシア・ウクライナ戦争に関する議論に加えて、ハンガリーでの選挙に関連して、トルコの野党6党に関する解説が色々と行われていました。昨日に引き続き、いろいろな解説が行われていましたが、特に「ハンガリーにおける悲劇がトルコでも起きるか」という点に関心が集まっていたように思います。ハンガリー(とセルビア)とトルコの共通点は、「ミニ・プーチンである」と言うことのようです。「ミニ・プーチン」は管理者の造語ですが、ポーランドも良く似ていますが、ポーランド人はプーチン大統領が嫌いという点で、残りのグループとは違いますが、手法は「国家・政府を私物化し全てを自由に使う、マスメディアを支配して情報を管理する」などと言う点で全て共通しているようです。そのため、エルドーアン大統領も再び「帽子の中からウサギを出す(=マジックを使う)」ことによって、再度大統領選挙に勝つのではないかという不安が、野党支持者を襲っているという指摘がありました。もう一つの話題は、MHP→善良党→無所属・勝利党党首という経歴を持った人物が、「自分たちの大統領候補はヤヴァシュ大アンカラ市長である」と反政府系テレビに出演して述べたということで話題になっています。イマムオール大イスタンブル市長への攻撃がある程度成功したことで、次の攻撃対象はヤヴァシュ大アンカラ市長に移ったという指摘です。同人物がエルドーアン大統領の手下か協力者か、脅迫を受けている被害者か、背景は不明ですが、「エルドーアン大統領の指示を受けて行動していること(=野党分断のために宇動いていること)」について、一人として反対の指摘をする解説者はいませんでした。いつも紹介している解説者とは別の解説者ですが、次のような指摘・野党への助言を行っていました。①大統領選挙は1回目の投票で勝てる候補者を一刻も早く発表する必要がある(発表しなくても攻撃を受けているので、隠す必要はない)、②クルド票(有権者の18%と言われている)を獲得する必要がある、③違法選挙介入から票を守る必要がある(アンカラ市長選(20ポイントの差がほぼゼロ)とイスタンブル市長選(10ポイントの差をほぼ維持)の差)、④6党合意を崩さない、⑤選挙公約を明確化する(分かり易く説明する)、⑥KHK(大統領令によって公職を追われた人(軍人、警察官、裁判官、検事を始めとする多くの国家公務員))被害者を無条件で復職させること、などを上げていました。最後は個人的事情にも思えますが、少なくとも①~⑤は合理的だと思われます。①の発表タイミングについては、反対のこと (ギリギリまで隠す方が良い) を言う人もいますが、管理者も早い段階から決意を表明する方が良いのではないかという気がします。今日は別の調査会社(ヨンエイレム社)のアンケート結果が出ていましたので、こちらも紹介します。(未定を分散させる前) AKP25.4CHP23.0(%)、善良党11.1HDP8.2MHP5.7DEVA2.0、投票に行かない9.0、未定11.1(投票行かないを除き、未定を分散させた後) AKP31.2CHP28.6(%)、善良党14.5HDP10.0MHP7.8DEVA2.6。「エルドーアン大統領が大統領選挙に出た場合、大統領に投票に投票するか」との質問に対して、絶対に投票しない56.5%、絶対に投票する31.5、未定10.5、投票に行かない1.7となっています。昨日の会社と比べて、①エルドーアン大統領とAKPに対するロシア・ウクライナ戦争の影響が少ない、②一方で、CHPの低下傾向及び善良党の上昇傾向が出ているなど、いくつかの違いが出ています。

 

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  46(最初の患者確認から757日目)付けの新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します。

今日の検査件数: 22536

今日の感染者数: 1314

今日の死者数:  41

今日の完治者数: 14,332

 今日は、アナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。今日はこのうち1と2の記事を紹介します。

1 エルドーアン大統領は、『我々の目標は、購買力を以前よりも高めることである』と発言

2 チャヴシュオール外相は、『ロシア・ウクライナ問題に関して、依然として希望を持っており、慎重な楽観主義である』と発言

3 3月にはトルコの消費電力量は3.4%増加した

4 海外居住の自然人は、YUVAM口座を“国外から”解説することができるようになる

5 イスタンブルの公共交通機関に40%の値上げが行われた

6 改正選挙法が官報告示された

 

 今日、最初に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『我々の目標は、購買力を以前よりも高めることである』と発言」です。今日(6)付の記事です。抜粋して紹介します。

 エルドーアン大統領は、AKP党本部で行った国会議員との会合で演説を行いました。エルドーアン大統領は、次のように述べました。「昨年の最後の数ヶ月間で、トルコ経済は外貨相場における合理的な理由が全く存在しない上昇によって引き起こされた衝撃に揺れ動いた。我々が採った対策により、1220日以降、市場は再び安定を取り戻した。この困難をも、我々は乗り越えることができた。世界的レベルで起こるあらゆる物事の進展が、我々にも大きな影響を与えている。この状況に、目聡い投機家たちの影響を加えた場合、トルコ国民は、市場で、スーパーマーケットで、あるいは、お店で行う買い物で、見慣れない大幅な価格上昇に直面してきた。勿論、高インフレ率と驚くべき価格上昇は我々だけの問題ではない。勿論、ヨーロッパの多くの国々はトルコよりも悲惨な状況に直面している。勿論、最も進んだ国の指導者ですら、自国民に対して福利が低下するであろうと述べている。

 この経済危機を克服するためには、トルコ経済を伝統的な理論に合致した形で金利とインフレ率の負の螺旋(悪循環)を描かせ、投資と消費を制限して失業率を上昇させるか、あるいはパラダイム転換を行い、新しい手法を実施することが必要となる。我々はあらゆる危険にもかかわらず、後者を選択した。トルコは史上初めて金利とインフレ率の均衡を取ることを放棄して、トルコ経済を投資、雇用、生産、輸出、経常収支の黒字という道を通って成長するという新しいプログラムを実行に移した。

 再び強調しておきたいのは、我々はトルコ国民が日々の生活で直面している困難に対して無関心でいるわけではないということである。皆さんも理解しているように、舞台裏で機能する生産と通商の制度の存在なくしては、国民が未来に向かって自信をもって進んで行くことを可能にする可能性を提供することもできない。トルコを世界10大経済の1つにするという決意から一歩も後退していないし、これからもすることはない。この目標をトルコ国民の新しい赤いリンゴ(=トルコ民族による世界支配目標の象徴)と考えている。」

 ここからは一言解説・雑感です。いつも通りのエルドーアン大統領独自の世界に入った発言のように思えます。1点だけ、“意味不明”あるいは“意味深”な発言もありました。それは、「舞台裏で機能する生産と通商の制度の存在なくしては、国民が未来に向かって自信をもって進んで行くことを可能にする可能性を提供することもできない。」という表現の、特に「舞台裏で機能する生産と通商の制度」というところです。“舞台裏で機能する”は「非公式」、あるいはさらに進んで「非合法な、違法な」というニュアンスが感じられます。「違法な入札を使った、国家財産の民間企業への違法移転」と言うことでしょうか。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「チャヴシュオール外相は、『ロシア・ウクライナ問題に関して、依然として希望を持っており、慎重な楽観主義である』と発言」です。こちらも今日付の記事で、抜粋して紹介します。

 メヴリュット・チャヴシュオール外相は、ブリュッセルで、優先事項としてウクライナの最新の問題が議論されたNATO外相会合に参加する前に発言しました。

 同外相は、「アンタリヤにおけるロシア・ウクライナ・トルコ外相会談では意味のある進展があったと、最初の段階ではロシア・ウクライナ両外相は述べていたが、残念ながら、ブチャから、また、他のいくつかの地域で我々が目撃した光景は、相対的に肯定的な雰囲気を壊したが、それでも、我々は依然として希望を持っており、慎重な楽観主義である。」と述べました。

 同外相は、トルコのジョージア問題に関する評価を質問されたのに対して、トルコは、ジョージア及びウクライナを含む全ての近隣独立国の領土一体性と主権の問題で原則的な立場を貫いていることを強調しました。

 ここからは一言解説・雑感です。昨日はチェリッキAKP広報担当兼副党首の発言を紹介しましたが、今日は外相の発言を紹介しました。「暗にロシアの責任を認めている」とも言えますが、必ずしも「ロシアが悪い」と断言しているわけではなく、発言から判断する限りでは、あくまでも「見て見ぬふり・知らんぷり」を決め込んでいるようです。

 

 

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社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

​ 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。​




 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。















 






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Last updated  2022.04.07 13:41:33
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