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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2022.06.04
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カテゴリ:経済問題
 今日(3)は、経済関係ではインフレ率に関する記事、社会関係ではエルドーアン大統領とストルテンベルグNATO事務総長の電話会談などに関する記事が出ていました。

 今日も、「(AAでは)記事にならない情報」としては、「松の廊下」あるいは「殿、ご乱心」の話題が引き続き議論されています。もう一つ話題になっているのは、エルドーアン大統領がAKP国会議員会合でクルチダルオールCHP党首に対する10の質問をして、「この質問に真正面から答えるならば、対話の相手として認めてやろう」と発言したのに対して、クルチダルオール党首が副党首を通じて短時間で回答し、その上で、エルドーアン大統領に対して10の質問をしたこともいろいろと議論されています。エルドーアン大統領の質問の1つに、「お前は大統領候補なのか。そうなら発表してみろ。」というものがあります。その答えは、「大統領が早期選挙を発表したら、その日の内に発表する。あなたは早期選挙を発表できるのか。」というものでした。この答え受けたのかどうか分かりません、イマムオール大イスタンブル市長に対する「YSK(高等選挙委員会)委員に対する侮辱容疑」の判決言渡しは9月に延期されたそうです。イマムオール市長を公民権停止に追い込むかどうかは「処分保留」にされたという分析が大勢を占めています。日本的に考えても、また、カフタンジュオールCHPイスタンブル県支部長の例を見ても、民事刑事最高裁判所で判決が確定するまでは「公民権停止」にならないと思われます(更に、その判決をひっくり返す可能性として、憲法裁判所への個人利益侵害の訴え、欧州人権裁判所への訴えも残っています)が、そう考えれば、イマムオール市長の裁判は、今はまだ第一審だと思われますので、そのあと第二審があり、民事刑事最高裁判所での裁判があると思われますので、大統領選挙までに公民権停止に追い込むことは常識的には不可能ではないかと思います。ただし、第二審も、民事刑事最高裁判所の審理と判決をそれぞれ1ヶ月程度で行うという無茶苦茶をすれば間に合うのかもしれませんが、、、、いずれにしても、クルチダルオール党首が候補なら、「敵に塩を送る必要はない」として様子見となったものと思われます。「“殿、御乱心”問題」も「10の質問」も、ある意味で関心を自分に引き付け、世間の話題をこれらの問題に集中させ、今日発表になった“インフレ率”の上昇継続や、先日発表になった“貿易赤字”の拡大(「リラ安にしたのはまずは貿易黒字に、そして経常黒字にするため」という説明の逆の状態が何ヶ月も続いています)、“リラ安”継続などの経済苦境の話題からマスコミ、国民の関心を逸らせることが目的である可能性が濃厚です。勿論、結果としてそうなっただけで、“負けを認めない”、“最も賢い指導者は自分だ”などといったエルドーアン大統領の性格・思想が単に現れただけかもしれませんが、、、、

 

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 今日(3日)は、アナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。今日は1と2の記事を紹介します。

1 (5月の)インフレ率が発表された

 エルドーアン大統領とストルテンベルグNATO事務総長は電話会談を行った

3 5月に価格が最も上昇した商品はパック旅行料金で、最も価格が下落したのは野菜だった

4 ネバティ国庫・財務大臣は、『インフレ率の上昇率が低下した』と発言

5 5月に最も販売された自動車ブランドが明らかになった

6 “爪-鍵”作戦地域でPKKテロリスト5人が無力化された

7 シリア北部でPKK/YPGテロリスト9人が無力化された

8 (イスタンブル市)ベイコズ区で滞留所に衝突したIBB(イスタンブル市役所)所属のトラックが水路に落ちた

 

 今日は、日本語による記事を2つ紹介します。

①[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコ統計局が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は73.5%で1998年10月以来、24年ぶりの高い伸びを記録した。エネルギー価格の上昇や通貨リラ安が背景。(中略)

5月の生産者物価指数(PPI)は前年比132.16%上昇、前月比8.76%上昇だった。

リラはエルドアン大統領の金融緩和志向を受けて昨年対ドルで44%下落し、今年も20%下落している。輸入価格の上昇が企業と家計の負担を重くしている。

 ここからは一言解説・雑感です。先月紹介した時事通信の記事よりは、こちらの記事の方が管理者にはずっとしっくりきます。基本的には淡々と発表を紹介し、コメントと思われるのは最後の部分くらいで、数字がいじられていない為替相場を指摘しての解説になっています。

 

②トルコリラはどこに向かっているのか マイナビニュース / 202263 1340

マネ―スクエアのチーフエコノミスト西田明弘氏が、投資についてお話しします。今回は、トルコリラについて解説していただきます。

トルコリラがジリジリと値を下げています。対米ドルではBloombergの終値ベースで昨年1217日につけた1ドル=16.41リラを越えてきました(62日終値16.47リラ)

○リラ安の背景

リラ安の主な背景は、トルコのインフレ率が高騰していること、そして、それにもかかわらずTCMB(トルコ中央銀行)が利上げを見送っていることです。

トルコの4CPI(消費者物価指数)は前年比70.0%。世界的にインフレ率は高まっていますが、トルコのインフレ率は主要国・新興国の中でも飛び抜けているとの印象です(中南米のベネズエラやアルゼンチンは例外)

インフレが高騰しているのは、昨年秋のTCMB連続利下げによってトルコリラが急落したことで輸入インフレが強まったためです。加えて、今年に入ってからはロシアのウクライナ侵攻を契機として、トルコがほぼ100%輸入に依存するエネルギー価格が高騰しています。

○連続利下げ

エルドアン大統領は従来から「金利を下げればインフレは落ち着く」という、一般には受け入れがたいロジックを用いて、TCMBに利下げ圧力をかけてきました。昨年3月にはインフレ抑制のために利上げを続けたTCMBのアーバル総裁をわずか4カ月の在任で解任し、利上げに批判的だったエコノミストのカブジュオール氏を後任に指名。その他にも自らの意にそぐわないTCMBメンバーを更迭しました。そのカブジュオール総裁が率いるTCMBは昨年9月から12月の政策会合で4回連続して計5.00%の利下げを実施しました。(以下略)

 ここからは一言解説・雑感です。紹介しておいて、あまり批判的なことは書きたくありませんが、「単なる参考」とされた方が良い記事と考えます。かなりの確率で、トルコのことは全くフォローされていない方が、突然、依頼を受けて書いた解説ではないかと思います。

 

 今日最初に紹介するAAの記事の見出しは、「(5月の)インフレ率が発表された」で、今日(3)付の記事で、抜粋して紹介します。

 2022年5月の消費者物価(TUFE)は、月間上昇率は2.98%、202112月と比べた場合の上昇率は35.64%、対前年同月比の上昇率は73.50%、過去12ヶ月間の平均は39.33%となりました。また、国内生産者物価(YI-UFE)は月間で8.76%、202112月と比べた場合は51.43%、年間で132.16%、過去12ヶ月間の平均は80.38%の上昇となりました。

 AAフィナンスのインフレ率予測アンケート調査に参加したエコノミストたちは、5月の月間TUFE5.49%上昇するものと予想していました。この平均予測に基づけば、年間TUFE77.72%上昇するものと予測されていました。

 ここからは一言解説・雑感です。記事内容は詳しく紹介しませんが、ネバティ国庫・財務大臣は、「インフレ率の上昇率が低下した」として「インフレが低下傾向に入った」と発言したという記事が出ています。これは本当かも知れませんが、消費者物価指数は12ヶ月平均で34.46%から39.33%に上昇していますし、そもそも国内生産者物価指数も月間で7.67%から8.76%、対前年同月比で121.82%から132.16%に、12ヶ月平均で72.03%から80.38%に、それぞれ増加していることから「消費者物価指数の月間上昇率が7.78%から2.98%に下がったこと」だけを理由として、「インフレが低下傾向に入った」と考えるのは時期尚早と言えそうです。どれどころか、「インフレ率の上昇率が低下した」ということですら、確証はないと考えます。なお、いつもの解説者も改めて指摘していますが、TUIK職員、特に幹部は、政権交代後、「年金生活者、国家公務員には直接的に、民間労働者に対しては間接的に、“年金、給与の上昇率を低く抑えるために故意に低い数字(=嘘)の発表を行って、何百万人にも経済的被害を与えた”として、裁判に掛けられ刑務所に入れられる」と指摘していました。なお、反政府系テレビの報道によれば、これまではその数字が正確(本当)かどうかは別として、モノの値段、例えば、パン、マカロニ、牛乳、ヨーグルト、牛肉、鶏肉、トマト、ジャガイモなどの個別品目の「お店での表示価格」が全て発表になっていました(「どの店か教えてほしい。国民はすべてそのお店で買い物すれば、大いに助かる。」と、あちこちから皮肉(通常価格よりもずっと低いとの批判)の声が上がっていましたが、、、)が、今月のTUIKの物価統計資料では発表になっていなかったとのことです。つまり、以前は、「まさか自分自身で、発表されたものの値段に加重平均をかけて、物価を計算する酔狂な経済学者はいない」と思っていたようですが、そういう人がいることが分かった(反政府系テレビで「発表された価格一覧表から計算した物価上昇率と、TUIK発表の数字が合わない」というコメントを報道されたことがあります)ため、ウソがばれることが明白なため、価格一覧表自体の発表をやめたためと思われます。なお、消費者物価指数の対前年同月比の上昇率は、TUIK73.50%ですが、先日紹介しましたイスタンブル商業会議所(ITO)87.35%、ENAG(独自に毎月インフレ率を発表している経済学者グループ)160.76%、月間上昇率はそれぞれ、2.98%、5.84%、5.46%と発表しています。

 

 今日、2つ目に紹介するAAの記事の見出しは「エルドーアン大統領とストルテンベルグNATO事務総長は電話会談を行った」です。これも今日付の記事で、抜粋して紹介します。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、ストルテンベルグNATO事務総長と電話会談しました。大統領府広報部から行われた発表によれば、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟問題も話されました。エルドーアン大統領は、スウェーデンとフィンランドの加盟問題は、トルコの安全保障にかかわる懸念の正当な基盤に元図いたものであることを明らかにしました。エルドーアン大統領は、両国はテロ組織への支援をやめ、トルコに対する経済制裁を解除し、同盟国として連帯を示す用意があることを非常に明確、明白に示さなければならないことを強調しました。

 ストルテンベルグNATO事務総長も重要な同盟国であるトルコの期待に応える必要があることを指摘しました。

 

 

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今日はトルコ石のストラップを紹介します。






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Last updated  2022.06.04 22:34:49
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