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カテゴリ:社会問題
今日(3日)は日曜日でしたので、社会面でも、経済面でも、意味があると思われる記事はあまり見られませんでした。
今日も、「(AAでは)記事にならない情報」としては、まだNATO首脳会議における3者基本合意のほか、最低賃金の30%引上げなどに関する物でした。一方で今日行われた6党会合に関する議論はそれほどまだ出ていませんでした(今日は、前回の批判応えて?、夕食時ではなく、昼食(14:15)に開始されました。結論文書は発表になっていました)。一部の反政府系テレビで多少の分析が出ていましたが、まだ十分な情報が出てきていませんので、こちらは別の機会に紹介したいと思います。公務員給与の引上げは40%+αで、最低賃金の引上げ幅は30%をほんの少し下回った状態でいしたが、国会議員の歳費に関しては105%(約1万8,000リラから約4万リラ)の引上げを行ったという報道がありました。これに関しては、「野党が反対したかどうかは正確には不明です(反対したようですが、どの程度真剣だったか不明)。」という状況です。これ以外では、昨日記事の存在を紹介しました「エルドーアン大統領のブルサ訪問の延期」と、今日行われたHDP党大会が多少議論されています。エルドーアン大統領の健康不安説はそれほど有力ではないようです。もう1つの可能性は、事実かどうかは確認はできませんが、十分な聴衆の確保ができなかったために延期になったというものです。HDPの党大会では、野党6党の統一候補をHDPが支持するかどうかが大きな関心となっています。最後まで態度を変更することがないのかどうかは不明ですが、保守系、反クルド自治のトルコ民族主義者である考えられているアクシェネル善良党首党とヤヴァシュ大アンカラ市長が候補となった場合は、独自候補を出すと言われているため、6党の統一大統領候補としては、クルチダルオールCHP党首とイマムオール大イスタンブル市長が有利となっていると言われています。 今日も、政党支持率に関する情報が出ていました。昨日は“メトロポ(-)ル社の政党支持率”を紹介しましたが、今日はアクソイ調査会社の調査結果を紹介します。昨日は、「メトロポ(-)ル社の調査結果は、他の調査会社とは大きく異なっていますので、次の選挙の結果からは『メトロポ(-)ル社の一人勝ち、か、一人負け』のどちらかの結果になります」と紹介しましたが、その意味が良く分かるアンケート結果になっています。メトロポ(-)ル社の調査結果は、「『未定等を比例分散させた場合』では、AKP32.8(%)、CHP23.6、善良党16.6、HDP12.5、MHP5.3、勝利党2.2、SP1.7、DEVA1.6、未来党0.8など」でしたが、アクソイ調査会社の結果は次のとおりです。 「未定等を分散させた場合」では、AKP29.4(%)、CHP28.9、善良党13.7、HDP10.2、MHP8.0、DEVA2.6、SP1.3、未来党0.6などとなっています。 「今週末選挙があった場合の支持先、未定等の分散前」では、AKP26.0(%)、CHP24.6、善良党12.2、HDP9.4、MHP7.1、“未定(6.8)、非投票(6.6)” 、DEVA1.9、SP0.9、未来党0.6などとなっています。各党の支持率の差は一目で分かりますが、アクソイ社の調査結果は。メトロポ(-)ル社の調査結果よりも、AKPは3.4ポイント低く、CHPは5.3ポイント高く、善良党は2.9ポイント低く、また、MHP2.7ポイント高くなっています。MHPについては意図的かどうかわかりませんが、AKP、CHP及び善良党の数字の差は意図的(メトロポ(-)ル社の操作)と、管理者には感じられます。ただ、これは何度見言いますが、意図的な操作かどうかは最終的には確かめようがありませんが、どちらの予想が誤っていたか/正しかったかは、ある程度明確になってくると思われます。
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今日(2日)は、アナトリア通信(AA)には次の記事が出ていました。 1 TBMM(トルコ大国民会議、トルコ国会)の休会決議が官報告示された 3 政府は、最低賃金の引上げよって、今年、906億リラの徴税をあきらめた 4 犠牲祭(クルバン・バイラム)は7月9日(土)から開始する 5 クルチ外交委員長は、『(3者)基本合意を適用しなければ、その代償は高くつく』と発言
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Last updated
2022.07.04 13:55:35
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