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2022.08.12
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カテゴリ:経済問題
 今日(11)は新しい話題はほとんどありませんでした。しかし、今日は6月の経常収支、先週の外貨準備高、CDSが過去3か月間で最低の数字となったという記事などが出ていました。強いて新しい話題と言えば、エルドーアン大統領が「農協における精肉の販売価格を、牛肉などは3035%、羊肉などは25%引き下げる」と発言したことが挙げられます。また、ネバティ国庫・財務大臣がいろいろと“トンでも発言”((経常赤字のほとんどを形成している) “エネルギー輸入()”を除けば、経常黒字が継続している」など)をしている記事も出ています。野党は直ぐに反撃していますが、紹介するほどの話題とはなっていないと考えます。

 今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」で大きく取り扱われている問題としては、“エルドーアン大統領の政策崩壊?に関する話題”と言えます。FT(フィナンシャルタイムズ)の記事を引用して、いつも紹介している解説者が解説を行っていました。エルドーアン大統領は、トルコの地政学的優位さを過信して“トルコに重大な制裁を科すことはできない”と信じているが、今後の対応次第では深刻な制裁に直面することもあり得ると指摘されているそうです。管理者はこの発言を聞いて、昨日紹介した「シリアにおけるアメリカの排除」のことを言っているのかと思いました。つまり、“トルコ(エルドーアン大統領)がロシア+イラン(+中国)同盟に参加したようにふるまうのであれば、アメリカ、あるいはNATOからの制裁もあり得る”ということです。あるいは、“ギリシャとの対立を巡ってEUからの制裁”と言うことになるのかもしれません。そして、いつもの解説者はエルドーアン大統領の経済政策の崩壊を指摘して、先日管理者も使いましたが、カピチュレーションという単語を使って、「オスマン帝国時代にカピチュレーションを認め、食いつくされて崩壊したのと同じ状況になりつつある」とも指摘していました。解説者は、サウジアラビアなどの中東諸国などによる投資、より正確には「トルコのお金を貸して、その代償として優良企業を安く買いたたく」ということ行動が今後頻繁にみられるだろうと指摘していました。FTがあえて指摘していなかったもう一つの“過信”があると言えます。それは“エルドーアン大統領自身の能力についての過信”です。つまり、エルドーアン大統領は、“自分の能力に対する過信”と“トルコの地政学的地位対する過信”を持っているということです。後者の結果が「トルコへ制裁」であるとすれば、前者の結果が「トルコ経済の崩壊、新カピチュレーション状態の現出」ということになります。前者の失敗例が、今日話題になっている「農協における精肉の販売価格を、牛肉などは3035%、羊肉などは25%引き下げる」と言うエルドーアン大統領の発言です。“高インフレをスーパー・チェーンのせいにする”、“インフレ率引き下げの手段として市役所の直販を拡大する(20193月の統一地方選挙前の最重要経済対策!?) ”と言う既に失敗している政策を焼き直してもう一度持ってくるところが“自信過剰の自己証明”と言えそうです。農協の店舗数はトルコ全土で100店舗(各県で1店程度)か、1000店舗(12店平均)か分かりませんが、“焼け石に水”であることは火を見るよりも明らかと言えそうです。と、いつも現実的な解説を紹介しているつもりですが、日本の新聞は全く違った見方(=エルドーアン大統領と同じ見方?)をしているようですので、今日は日本の新聞記事も紹介します。

トルコ外交 露の侵略停止をどう導くか 読売新聞 / 202289 50

 トルコはロシアとウクライナの双方と良好な関係を保っている。穀物輸出再開の合意をまとめた仲介者の役割を生かし、ロシアに侵略停止と早期停戦も働きかけてもらいたい。(中略)

トルコが存在感を示しているのは、エルドアン氏が米欧とロシアの間でしたたかな駆け引きを展開しているからだ。

 トルコは北大西洋条約機構(NATO)の一員で、外交、安全保障の基軸は米欧との協調にある。ロシアのウクライナ侵略を非難し、侵略前からウクライナに無人攻撃機を輸出している。

 一方で、ロシアとの関係も深い。米国の反対を押し切って露の防空ミサイルシステムS400を導入し、露産天然ガスも輸入している。ロシアの協力で原子力発電所の建設を進め、米欧日の対露制裁には加わっていない。(中略)

 プーチン氏がトルコを重視しているのは、NATOの切り崩しや制裁逃れの足場として利用できると考えているからだろう。

 エルドアン氏がプーチン氏の術中にはまらず、外交成果を出せるかを注視する必要がある。(中略)

 エルドアン氏は、欧米側でプーチン氏と実質的な話ができる数少ない指導者だ。中国の習近平国家主席のようにロシアへの全面支持を打ち出しているわけではなく、独特の立ち位置にある。

 プーチン氏との今回の首脳会談で、停戦問題まで踏み込めなかったのは物足りない。トルコの伝統的な友好国である日本は、エルドアン氏が建設的な役割を果たせるよう、後押しすべきだ。

 

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 今日はAAの記事では6月の経常収支と先週の外貨準備高に関する記事を紹介します。

 今日、最初に紹介するAA記事の見出しは、「(6月の)経常収支統計が 発表された」で、今日(11)付の記事で、抜粋して紹介します。

 2022年6月には経常収支は345,800万ドルの赤字となり、過去12ヶ月の累積経常赤字は3266,700万ドルとなりました。

 トルコ中央銀行(TCMB)から発表された経常収支統計によれば、今年6月の国際収支は、昨年同月から226,900万ドル増加して345,800万ドル赤字となりました。その結果、過去12ヶ月間の累積経常収支の赤字は3266,700万ドルに増加しました。この展開には、対前年同期比で、この時期のサービス収支から生じた黒字は25800万ドル増加して402,4000万ドルになり、また、第一所得収支の流失が1500万ドル減少して94,600万ドルの赤字にとどまったにもかかわらず、同時期の経常収支における貿易赤字が479,400万ドル増加して642,600万ドルとなったことが大きく影響しました。また金(Gold)とエネルギーを除いた経常収支は、昨年6月には193,100万ドルでしたが、今年同月には429,400万ドルとなりました。また、サービス収支の詳細項目である旅行収支の黒字は、17200万ドル増加して272,800万ドルとなりました。

 

 今日2つ目に紹介するAA記事の見出しは、「中央銀行の外貨準備高は1,086億ドルとなった」です。こちらも今日付けの記事で、抜粋して紹介します。

 トルコ中央銀行(TCMB)は週間金融・銀行統計を発表しました。それによれば、85日時点でのTCMBの外貨準備高は、純外貨準備は729日から666,800万ドル増加して6776,900万ドルに、また、金(Gold)準備は7500万ドル増加して4086,800万ドルとなりました。この結果、総外貨準備高は737,400万ドル増加して、1,0126,300万ドルから1,0863,700万ドルとなりました。

 

 

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社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。





 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。








 













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Last updated  2022.08.12 18:46:35
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