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2022.08.31
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カテゴリ:社会問題
 今日(30)は「戦勝記念日」で祝日のため、重要と思われる記事は全く出ていませんでした。当然ながら、100年前のギリシャを中心とする占領軍との闘いの勝利とそれに関連する行事についての記事は出ていますが、あくまでトルコ国内の話で、紹介するような内容とは思えません。しかしながら、「歴史的事実」は、本来変えようはありませんが、その「意味、解釈」を変えようとする動きは、世界のどこに行っても見られる話です。時には「歴史的事実の変更・改ざん」も行われています。トルコも対ギリシャ、対アルメニア、対シリアを中心に、「歴史的事実の変更・改ざん」の可能性もしばしば指摘されています。隣国との関係では、世界中どこに行ってもこの手の話はどうしても生じてしまうのかもしれません。エルドーアン大統領が支持者向けの演説で、この戦勝記念日、大攻勢(総攻撃)100年に似せて、「2023年の大攻勢(総攻撃)の準備はできているか?!」と呼びかけたことに対して野党は、「どこに敵がいるのか。同じトルコ国民を『自分の支持者か、そうでないか』で、敵・味方として対立させている」という批判をしていました。一方で、時々紹介しているベテラン記者は、「独立戦争((祖国)救済戦争)は、ギリシャなどの占領軍とだけ闘ったのではなく、国内の占領軍支持勢力とも戦った内戦でもあった」と指摘していました。今で言えば、ウクライナのように、「侵略者ロシアとも戦い、ロシアと手を組んだ東部2州の独立勢力とも戦う」という状態です。エルドーアン大統領とその支持者は、「トルコ共和国の成立よりも、今のギリシャ国内(西トラキア地方)のイスラム教徒と同じ状態を望んでいる」と言えます。勿論、「イギリス・ギリシャの占領下にあって、かつ、カリフ制度が残って、濃いイスラム信仰が広く認められる」というユートピアを想像しているのですが、そんなユートピアは存在しないことは、今のギリシャのトルコ系住民の状況を見れば明らかなはずです。「スルタン・カリフ制度を廃止し、最終的にはイスラムを国教の座から引きずり下ろしたアタテュルク憎し」という思想が、そういうユートピアを作り出していると言えるのかもしれません。元国会議長の「独立戦争はなかった」と言わんばかりの発言や、大統領や大臣、野党党首など集団参拝?後、通常であれば一般国民にすぐに解放されるアタテュルク廟参拝につて、今年は36度を超える炎天下で、1時間以上も待たせたという報道がありました。数年前には、特別に選んだ支持者だけに入場を認め、静寂さが求められる参拝行事の前後で、エルドーアン大統領を称える声援と拍手が起こったことに対して、野党が「どういう基準で入場者を選んだのか。エルドーアン大統領を称える行動をとるように命じていたのか」と批判したこともありました。反政府系テレビニュースのアンカーは、「こういう行為が支持者を増やすと思っているのか」と指摘していました。この種の行為は、「支持者の結束を固め、満足感を高める効果」があるのかもしれませんが、残りのほとんどの人に対しては、「嫌悪感を引き起こさせ、関心を遠ざける行為」ということになりそうです。

 なお、今日も不完全ながら2つのアンケート調査に関する情報がありました。1つはいつも解説者がメトロポ(-)ル社の大統領任務承認率に関するアンケート結果を紹介していました。承認する人は41.4%で、承認しない人が53.4%、不明が5.2%とのことでした。この調査結果がエルドーアン大統領にとって最も高い支持率と言え、ほかの調査会社の結果は40%を割り込んでおり、それどころか35%を割り込むような支持率となっています。また、AKPに近いと言われていたORC社の調査結果も紹介されていました。こちらは県別の数字でしたが、レギュラー出演者から「AKPから調査を依頼されたことはあるか」と質問されたのに対し、「そういう事実はない。AKPにとって有利な結果が出ていた時は大いに称賛されたが、AKPに不利な数字が出始めると当社の数字は信じられないと言われ始め、信用を貶められた」と言っていました。そしてORC社の社長は、「2018年選挙の時と比べて、AKPは全ての県で1020ポイントの支持率の低下が起こっている。現時点では、AKPは第一政党の座をギリギリ維持しているが、支持率は30%を下回っており、近くCHPに第1党の座を奪われるだろう」と指摘していました。

 

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 今日は紹介するような記事もありませんでしたので、最近の傾向と「戦勝記念日」に合った趣向として、トルコにとって、少なくとも世俗主義者、共和国支持者にとって重要な、3つの曲を紹介します。トルコ国歌(Istiklal marsi)10周年行進曲(onuncu yil marsi)そして、イズミル行進曲(Izmir marsi)です。背景は独立戦争当時の映像を多く使ったものや、アタテュルク廟を映したものを選びました。また、10周年行進曲はケナン・ドーウル(男性歌手)、イズミル行進曲はハルク・レヴェント(男性歌手)の定番となっているとも言えます。

 

1 トルコ国歌(アタテュルク廟、献花後の黙とう時のラッパ音楽付き)

https://youtu.be/G6XZao9jRkw

  

2 10周年行進曲 ケナン・ドーウル

https://youtu.be/5arkjOk4NjA

 

3 イズミル行進曲 ハルク・レベント

https://youtu.be/7jxuiDKBxg4



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​ トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​






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Last updated  2022.08.31 18:39:19
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