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2022.10.13
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カテゴリ:社会問題
 今日(12)は重要と思われる記事はあまり出ていませんでした。強いて挙げれば、8月の工業生産指数に関する記事、報道(ソーシャルメディア規制)法改正手続きの進行状況に関する記事、「最初の自宅、最初の私の事務所・店舗」事業における土地と事務所・店舗販売の申込に関して、土地については6万7千件、事務所・店舗については2万件の申込があったという記事などが出ていました。

 今日の“今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」”は、特に大きな変化はありませんでした。上でも紹介しましたが、世界各国ではリセッションの危機に直面しているのに、トルコでは8月の工業生産指数がプラスになっているということで、AKP及びその支持者はお祭り騒ぎをしている様子がありましたが、野党は当然ながら、白けた反応しかしていないように思われます。これ以外では、これも上で紹介しましたが、報道(ソーシャルメディア規制)法改正に関する議論が白熱しています。面白いと思われたのは、AKPは若干譲歩する様子を見せたそうですが、MHPは“提案どおりに可決成立させる”という態度を固辞しているため、舞台裏の調整が整わず、一度は出席議員が定員に満たず、総会が流れたそうです。それでも40条の内の半分以上は総会を通過しました。なお、上で紹介した記事は、“驚くべきこと”に、野党の発言ばかりを紹介していました。つまり、“与党批判満載の記事”になっているところが“衝撃的”と言いうことができます。これも“AKPMHPの意見の相違”を反映しているのかもしれません。更に、“AKPMHPの意見の相違”と言えば、重大な問題が現れています。エルドーアン大統領がアレビー(教徒)に対する懐柔策?として、専門の対応機関を“観光文化省”内に創設することを発表しましたが、バフチェリMHP党首は“ジェムエヴィはアレビー(教徒)の礼拝施設であると認めることに何の躊躇もない”と発言して、“ジェムエヴィを文化施設としてではなく、宗教施設として認めること”を明言し、対処方針におけるエルドーアン大統領との相違が明確になっています。先日は、“野党6党の発言・行動はバラバラ”と言う指摘を紹介しましたが、“与党も一枚岩ではない”と言う状況です。ひょっとすると、MHPが求めている“選挙前の恩赦”でAKPと意見が一致していないことが原因かもしれません(MHPは支持者との関係で、“広い範囲”の恩赦を求めているようです)。恩赦と言えば、エルドーアン大統領が“自分の次の任期中に、不正・犯罪(賄賂、横領など)の無い政府を実現させる”と発言しましたが、野党や反政府系のメディア関係者から「これまでの20年間は賄賂、横領が横行していることの自白だ」、「20年間何をしてきたのか。次の5年で変わることを誰が期待するのか」といった批判を行っていました。先日紹介しましたが、いつも紹介している解説者が指摘しているように、「使える手段はすべて投入して、支持率回復に猛進している」という状態と思われます。つまり、“全体としては全く調整が取れていなくても、1つ1つの政策・発言で、瞬間的にでも支持率が回復するなら、どんな政策であろうと見境なく投入している”という状態のように見えます。一方、反政府系テレビでは、“外国人の違法住民登録問題”について報道を継続させています。ソイル内務大臣をはじめとして、政府からの説明は全くありません。一方で、野党も一時期激しく反発していましたが、“今は他の問題の対応で忙しいので、この問題は後回し”と言うことなのか、テレビニュースには野党の反応はほとんど出ていませんでした。これ以外では、今日一番の話題として、“国会議員・元国会議員の移籍問題”が取り上げられていました。2人の元エルゲネコン裁判被告の国会議員、元国会議員の関する移籍の話題です。エルゲネコン裁判は全容が解明されたと言えるのかどうか不明ですが、一言で言えば“FETOがトルコ軍の力を削ぐために、暗殺未遂事件をでっち上げた(そして、AKPもそれを支援していた)”ということになると思われます。1人は以前から噂が出ていましたが、チェレビー国会議員はCHPから国会議員に選出され、故郷党に移籍してまた同党を離党し、その後、勝利党に移籍すると何度か発言していましたが、無所属のままでした。そして、今回、AKPに入党しました。エルドーアン大統領をはじめとするAKPに対する激しい批判のツイートをすべて削除しての、移籍となったとのことです。もう1人は元AKP所属で、エルドーアン大統領の元主治医として知られるチョメズ元AKP国会議員です。こちらはまだ噂というか、多くの報道機関で報道を確認したわけではありませんが、“善良党に入党した”とのことです。これが本当であれば、かなり衝撃的なことになると思われます。最後に、いつも紹介している解説者の発言を紹介します。批判が目的ではなく、あくまでいろいろな意見があるという紹介です。一般論としては、この解説者は管理者とかなり近い考えをされている、あるいは、管理者がこの解説者の発言の多くを受け入れている言うことですが、最初から、「メトロポ(-)ル社をはじめとする世論調査会社に関する認識」と「野党統一大統領候補に関する認識」の2点では、明らかに認識が違っています。メトロポ(-)ル社については、管理者は「最初は中立的(あるいはやや懐疑的)、最近では批判的」ですが、この解説者は「最初は極めて肯定的。それどころか、最も信頼できる会社」との立場でした。さすがに最近では「懐疑的から批判的」な立場になっているように見えます。大統領候補に関しては、この解説者は「“CHP3人とアクシェネル善良党首党の4大主要候補”以外に推薦したい人がいる」とのことでしたが、その後は何度か立場が変わっているようですが、最新(12)では「クルチダルオールCHP党首では勝てない、少なくとも極めて危険/不透明であり、イマムオール大イスタンブル市長とすべし」との立場です。管理者は「“経歴・実績、及び人格”の観点から、4大主要候補の中では、あるいは少なくともCHP3人の中では、クルチダルオールCHP党首が一押し」との立場です(あくまでも「エルドーアン大統領に勝てるだけの支持が必ず集まる場合」という前提付きです)。ただ、正直に言えば、管理者もここ1、2週間、つまり、“ヘッドスカーフ問題発言”以降は、「クルチダルオールCHP党首は、いったい何を考えているのだろうか」と少し心配になっています。“統一大統領候補の可能性”が見えてきたために、冷静な判断力を失いつつあるとすれば、極めて危険な兆候と思われます。

 

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 今日紹介するのは、8月の工業生産指数に関するAA記事で、「8月の工業生産指数は月間ベースで2.4%、年間ベースで1.0%上昇した」で、今日(12)付の記事で、抜粋して紹介します。

 工業生産指数は、2022年8月に月間で2.4%、年間では1.0%上昇しました。トルコ統計庁(TUIK)2022年8月の工業生産統計結果を発表しました。それによれば、2022年8月暦調整後の工業生産は昨年同月と比較して1.0%増加しました。未調整の工業生産指数は、年間ベースで4.05%の上昇となりました。また、同月の季節及び暦調整後の工業生産は、2022年7月と比べて2.4%上昇しました。

 AAフィナンスの工業生産指数予測アンケートに参加したエコノミストたちは、2022年7月の暦調整後の工業生産指数は昨年同月と比べて4.0%上昇するものと、また、未調整の工業生産指数は6.6%上昇するものと予測していました。

 ここから一言解説・雑感です。工業生産が“対前月比で2.4%、対前年同月比で1.0%の、それぞれ増加”となったということは事実に近いと思われます。インフレ率、失業率ほどではないと思いますが、TUIKが工業生産指数をいじっている可能性も否定できません。一方で、“工業生産が増加していること”と“トルコ経済は順調”ということは必ずしも同じではありません。そもそも、7月は対前月比ではマイナス6.2%という大幅減少でしたし、今月も「在庫投資が拡大した」という解説もあり、必ずしも「販売が順調で、トルコ経済がうまく回っている」ということを保証するものではなさそうです。更に言えば、ようやくKOVID-19(新型コロナウイルス)の流行が治まり始めたところであった2021年同月と比較しても1%の拡大にしかなっていないことからも、「トルコ経済がうまく回っている」ということを保証するものとは必ずしも言えません。このところ、何度か紹介している国際機関によるトルコの成長率予測も、予測をするための大元のデータはトルコ政府=TUIK発表によるものであろうと思われますが、“今年の年間成長率”は上方修正されていますが、来年の予測はそもそも今年と比べて低いままです。今年も残すところ3ヶ月となりましたので、“今年の年間成長率”はある程度固まりつつあると思いますが、一方で、“対前期比で成長が続くかどうか”は、かなり不透明と考えられます。

 

 

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社債投資まとめ

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株初心者向けIPO初値予想

 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。





 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。








 













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Last updated  2022.10.13 20:12:22
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