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2023.03.26
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カテゴリ:社会問題
 今日(24)も、引き続き514日に行われる大統領選挙に関する最新状況の解説について紹介します。前回も「選挙(投票)の安全性・公正性を確保せよ」という話題について紹介しましたが、アンケート調査結果を中心に紹介しました。今日は新たなアンケート調査結果と、この状況に対してエルドーアン大統領が行った対策の結果などについて紹介します。なお、前回も言及しましたが、「選挙を巡る状況は日々刻々と変わっているので、一喜一憂しても仕方がありません」ということが基本にあると考えます。実際に、日々そう状況になっています(状況はどんどん変わっています)

 

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 前回、真っ先に、「エルドーアン大統領が経済立て直しの切り札として考えていたメフメット・シムシェキ元財務大臣、副首相が副大統領になること(及び政治にかかわること)を拒否し(中略)、集票の切り札と考えていたエルバカン新RP党首が共和同盟に参加せず、独立して国会議員選挙も戦い、大統領選挙にも立候補すると発表した」ことを紹介しました。そのショックが続いているという指摘が広く行われています。「政治では、拒否される申入は行われない。事前に調整が行われ、受け入れられることが確定してから初めて、公に申し入れが行われる」と指摘され、公衆の面前で2人から申入が拒否されたことにより、反転攻勢のきっかけとなると思っていたエルドーアン大統領をはじめとするAKP関係者は大きく落胆しているとのことです。が、実際に大統領候補になるために届け出を行い、10万人の署名を集め始めていたエルバカン新RP党首が、今日(24)、突然180度のUターンを行い、共和同盟に参加すると発表し、大統領候補への立候補も取り下げました。特に、大統領候補届出を行った時には、意図的と思われますが、大学卒業証書の写しを提出せず、YSK(高等選挙委員会)から“大学卒業証書が不足している”と公式に言わせることに成功し、“追完します。全ての候補から求めているようですから”と、エルドーアン大統領には大学卒業所の確認が必要だということを暗に指摘していました。また、“沈む船に乗ることはできない”、“共和同盟に参加することには、若者の有権者から厳しい批判が出た”などと言っていたのですが、その理由は現時点では表になっていませんが、エルドーアン大統領からの強烈なラヴコール(国会議員枠の提供や女性の権利を制限する法改正約束などと思われます)?に応える形で共和同盟に参加することとなりました。更には、「野党分断作戦」として“主に2人”が使われているという指摘があります。クルチダルオール候補が国民同盟の統一候補となることに反対して、一時は公明から離脱を表明したアクシェネル善良党党首でしたが、23日、会派としてクルチダルオール候補を大統領候補に推薦することを決め、CHPなどと共に高等選挙委員会(YSK)に正式に推薦を行いました。それと同じ日に、アーウルアリオール元善良党副党首が、個人の意見であるとしつつ、クルチダルオール候補とHDPの関係をこき下ろす記者会見を行いました。その上で、現時点では離党はしていないとのことです。もともとは何人かいる副党首の一人まで上り詰めた人でしたが、ずいぶん前から善良党とDEVA、未来党などの右派だけで大統領候補を出そうと画策するなど、結果的に国民同盟の分断する提案を行ってきた人物であり、もしもエルドーアン大統領の工作員でなければ、現実が全く見えない理想主義者と思われ、約1年前に副党首を外されていた人物です。なお、この人物は、結局、善良党から国会議員候補とならなかったとのことで、今後、善良党から離党し、AKPMHPに入党することが一部では指摘されていますが、各党の国会議員候補者リストに入るのは、事前の密約がない限り、今からでは間に合わない可能性が高いように思います。これと同時に、あらためて、インジェ故郷党党首も大統領選挙戦を継続することを明らかにしました。いつも紹介している解説者は、この2つの動きの大元にあるのは、「クルド問題を再燃させ、国民同盟とHDPを中心とする左派同盟の事実上の協力関係を破壊すること」であると指摘していました。

 一方で、これまた“一喜一憂する必要のない”アンケート調査結果ですが、いつもはCHPに有利な?結果が出ていたヨンエイレム社のアンケートで、意外な?結果が出ていたので紹介します。いつもどおりの「次の日曜日に選挙があれば、どの政党に投票しますか」という質問で、3月中旬の有権者の支持傾向を測ったものです。AKP30.2 ()CHP24.2HDP8.4、善良党8.0MHP5.9、故郷党3.1TIP(トルコ労働者党)2.8、新RP1.4、正義党0.8DEVA0.4、その他0.9、未定10.3、非投票3.9となっていました(未定10%が、今後、選挙結果に大きな影響を与える可能性があります)。また、こちらも、いつもはCHPに有利な?結果が出ていたアクソイ調査会社の結果も出ていましたので紹介します。こちらは、未定を分散させた後の数字のようです。AKP31.9 ()CHP27.8、善良党811.4HDP10.3、その他9.7MHP6.9SP0.8DEVA0.6となっていました。そして同時に、大統領選挙に関する質問もされていました。しかし、こちらは候補者がエルドーアン大統領とクルチダルオール候補の二人だけの場合で、クルチダルオール候補が56.8%、エルドーアン大統領が43.2%となっていました。この2つ、あるはその他の多くのアンケート調査結果は、現時点では、「政党支持率ではAKPが第1党、CHPが第2党。大統領選挙は決選投票になる可能性があり、その場合でも、クルチダルオール候補が勝利する可能性が高い」ということになりそうです。しかし、いろいろな解説者が指摘しているのは、(1)このような状況/現実になっても、AKPの支持率が30%前後で全く減っていない(=去年の山火事・洪水、今年の地震・洪水などの自然災害への対応での大失態や、高インフレ率・生活苦という極めて明白な失政の現実に直面しても、エルドーアン教徒は信仰を捨てない。一時期の4550%からは大幅に減ったものの、それでも岩盤支持層がトルコ人有権者の30%いることを示しています)、(2)国会議員選挙では、共和同盟が過半数を維持する可能性も残されており、その場合、大統領選挙の決選投票でエルドーアン大統領がどんな陰謀を巡らすか分からない、ということです。これに加えて、そもそも「選挙の安全性・公平性・確実性」を確実に確保することがそもそも必要です。現時点でも選挙人名簿で既にいろいろと問題が生じていることが報じられています。

 また、説明が細かくなってしまいましたが、要約すれば、「各政党の支持率では大きな変化は起こっていない可能性が高い。大統領選挙は、現時点では決選投票に持ち込まれる可能性も存在している。その場合、通常の国であれば45%対55%程度でクルチダルオール候補が勝利することが予想されるも、決選投票までの2週間で何が起こるのか予測不能」ということになりそうです。

 なお、追加情報として、HUDA-PARというクルド・イスラム過激派(トルコ・ヒズボラの政治組織)と新RPとしいうイスラム過激派との連立を組まざるを得なくなったことで、「MHPのような民族主義者・国粋主義の支持層や、AKP支持者の中にもいる穏健イスラム教徒(女性の権利保護にも一定の理解を示す)の支持者からの支持が失われないか」といった疑問と、また、エルバカン新RP党首も一役買った「エルドーアン大統領の大統領選挙参加資格問題」があります。最後の「エルドーアン大統領の大統領選挙参加資格問題」はこれまで何度か紹介しましたが、エルバカン新RP党首の言動で、あらためて注目を集めましたので、最後にこちらを紹介します。トルコ憲法では大統領選挙の3選が禁止されています。唯一の例外もトルコ憲法で、「2期目の途中で、議会が(大統領と国会議員の)選挙を決定した場合」とされています。エルドーアン大統領は2014年と2018年の選挙で大統領に当選していますので、AKP関係者以外は「3選禁止規定に抵触し、大統領に立候補する資格はない」と指摘しています。もう一つ憲法上の規定があります。それは大統領になるための資格です。「40歳以上の、トルコ国籍保有者」という以外に、「学位を有していること=大学卒業資格を有していること」がありますが、「エルドーアン大統領には大学卒業資格があるのか」は、2014年の選挙の時から問題になっており、裁判にもなりましたが、「本人が開示に同意しない場合、開示できない」という判決が出ています。つまり、「エルドーアン大統領が大学卒業資格を有しているか」はまだ決着がついていません。今回、エルバカン新RP党首がYSKに卒業証明書の提出を求めさせたため、本来であれば、YSKはエルドーアン大統領にも提出を求めざるを得ません。が、「これまでの2回の選挙時に確認されている」などの理由で、「自分たちで確認することを回避して、自分たちが憲法違反の状態にならないように画策する」と考えられます。元YOK(高等教育委員会=大学を監督する機関)委員長で、現在、未来党副党首は、委員長時代にエルドーアン大統領が卒業したと主張しているマルマラ大学関係者に、個人的に関心から、エルドーアン大統領の卒業資格について質問したそうです。その時の回答は、「マルマラ大学にエルドーアン大統領が卒業したという記録はない」とのことだったそうです。そもそも、エルドーアン大統領自身が卒業したと主張している部門は、エルドーアン大統領が卒業したと主張する時期よりも後からマルマラ大学に吸収されたことが分かっているため、大学卒業資格がないことは確実と言われています。更に言えば、「大学卒業」どころか、「高等学校卒業資格」すらない可能性も指摘されています。

 

 

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Last updated  2023.03.26 00:40:54
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