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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2014.10.17
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今日は原山・道祖土の庚申塔を見てみましょう。

太田窪北交差点角駐車場 緑区太田窪3

s-DSC_0605.jpg

緑区太田窪はここだけなので原山と一緒に取り上げる。産業道路と日の出通りが
交わる太田窪北交差点の南東の角、コンビニの駐車場の塀の前に庚申塔。

s-DSC_4688.jpg

元文2(1737)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。笠に卍を彫る。
足の両脇に小さく二鶏。その下の邪鬼は存在感がある。下の台に三猿。

s-DSC_4689.jpg

塔の右側面 中央に「奉待庚申供養塔」脇に年号。

s-DSC_0953.jpg

左側面 武州足立郡木崎領太田窪村 講中 三十人と刻む。

薬師堂墓地 緑区原山4

DSC_0539 (2).jpg

日の出通りの坊の在家バス停のあたりから北に入ると薬師堂がある。
墓地の入口、石塔や板碑の中に大型の庚申塔。

DSC_4719.jpg

正徳3(1713)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。青面金剛も邪鬼も
苦虫を噛みつぶしたような顔をしている。下部に三猿。白カビが目立つ。

DSC_4718.jpg

塔の右側面「奉供養庚申塔」大谷口房在家村。左側面 年号の下に講中三十人。

DSC_0548 (2).jpg

墓地の奥、薬師会館の裏に三基の石塔が並ぶ。一番左に庚申塔。

DSC_0555.jpg

元禄6(1693)板駒型 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。カビで読みにくいが
光背右「奉納庚申待二世安楽」足の脇に薄く二鶏を彫る。大きめの邪鬼。
その下に素朴な三猿。

DSC_0556.jpg

三猿の下の台正面に施主と思われる10名ほどの人の名前を刻む。

原山稲荷神社隅 緑区原山1

DSC_0555.jpg

原山稲荷神社の広い境内の隅に庚申塔。

DSC_4737.jpg

正徳3((1713)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。手の配置がじゃっかん
アンバランスな印象を受ける。足元に頭を右にした小型の邪鬼。その下に三猿。

DSC_0559.jpg

下の台の正面に施主11名の名前を刻む。

三室道交差点路傍 緑区道祖土4

DSC_0564.jpg

道祖土小学校の東、原山から三室へ抜ける細い道の交差点路傍に庚申塔。

DSC_0100.jpg

文化13(1816)山型角柱 正面に「庚申」中央付近に修復跡がある。その下の
右脇に 南 さらに地名が見えるが状態が悪く、はっきり読めるのは江戸道。
左脇に 足立郡道祖土村 講中と刻む。

DSC_4753.jpg

右側面 大きな字で「東」左側面に「西」裏に「北」いずれもその下の地名が
読み取れない。資料によると四方向七地名となっているのだが・・・

折本宅前 緑区道祖土4

DSC_0547.jpg

上の庚申塔の交差点から北東へ70mほどの三差路を右折するとすぐ左手の
住宅の前に三基の石塔が並ぶ。左は馬頭観音塔、右の二基が庚申塔。

DSC_0550.jpg

宝永6(1709)板駒型 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。右脇に年号、続いて
武州足立郡浦和領。右脇に「庚申結講之掛○○○石橋三○○云々」と続く。

DSC_0108.jpg

足元の邪鬼の首がかなりねじれていかにも苦しそうだ。脇に二鶏、下に三猿。
三猿の両脇に道祖土村 同行貳十人と刻む。

DSC_0560.jpg

安永9(1780)板駒型 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。小型だが最下部の
三猿まで狭いところで頑張っていてほほえましい。青面金剛も個性的だ

DSC_0562.jpg

右側面に足立郡道祖土村、左側面に講中二十二人と刻む。

以上、この地域では7基の庚申塔がみつかりました。






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Last updated  2014.10.17 21:02:52
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