|
カテゴリ:酒井 正 石仏画の世界
ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら
23P目 緑区上野田 御岳神社前の庚申塔 天明元年(1781)例によって萩原氏の作品。駒型の石塔の正面 日月雲 青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。 だいぶ見慣れたとはいえ、さすがにこの時代を代表する石工の作品、日月雲から足元まで、バランスが良い構図は気持ちがよい。 県道105号線日光御成道を岩槻方面に向かい、上野田交差点の200mほど手前を右折して細い道に入ると、右手に小堂が立っていて二基の石塔が並んでいた。奥に言えるのは御嶽神社。 右がスケッチの庚申塔。岩槻に近いこのあたり、萩原氏の庚申塔が本当に多い。比較的風化が進んでいて、酒井さんが言われるような石材の美しさは私には実感できなかった。 萩原氏庚申塔の典型的な邪鬼、二鶏、三猿だが、表面は摩耗のためやや丸くなっている。 左の地蔵菩薩立像 延宝6(1678)こちらも風化のために銘も薄くなっていて像の様子もはっきりしない。光背に念佛供養の文字。下部に大きく三猿が彫られていた。地蔵菩薩を主尊とする庚申塔である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.18 20:31:59
コメント(0) | コメントを書く
[酒井 正 石仏画の世界] カテゴリの最新記事
|