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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

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県道57号線を離れ東へ向かいます。峰岸の東、中釘。今日は秋葉神社とその周辺の石仏を見てみましょう。

秋葉神社西の塚 西区中釘871南​[地図]


県道57号線の道標のあった押しボタン信号交差点から東へ向かい、道なりに進むと秋葉神社の前にでる。その300mほど手前、道路右側に塚があって、塚の上は墓地になっていた。塚の西のふもとに二基の石塔が並んでいる。


左 馬頭観音塔 明治12(1879)駒型の石塔の正面「馬頭觀世音」両脇に造立年月日。


塔の右側面は無銘。左側面には中釘村 施主とあり、二名の名前が刻まれていた。


右 馬頭観音塔 文政4(1821)駒型の石塔の正面「馬頭觀音」両脇に造立年月日。


下部に願主 中釘とあり、左に三名の名前が刻まれている。


塚の南の中腹にポツンと石塔が立っていた。


庚申塔 延宝4(1676)板碑型の三猿庚申塔。峰岸に続いて、このあたりには三猿庚申塔が多いのだろうか?こちらの石塔は風化の様子もあまりなく美しい形を保っている。


中央に「奉成就庚申待之塔」上部両脇に造立年月日。下部に願主 中茎村 敬白。


その下に正面向きに座る三猿。さらにその下の部分、三枚の蓮の花弁にそれぞれ二名の名前が刻まれていた。

秋葉神社 西区中釘818​[地図]


塚のあたりから東へ進み、秋葉通りを越えて150mほど進むと秋葉神社の入口。階段を上った先に堂々たる構えの社殿が立っている。


社殿の右脇を進むと稲荷社があり、その前に二対のキツネが並んでいた。左脇には石祠が立っている。


稲荷社の後ろのクマザサの中に二基の庚申塔が立っていた。


右 庚申塔 貞享3(1686)峰岸団地前、西の塚の中腹に続いて、この地域で三基目の板碑型三猿庚申塔。峰岸のほうは造立年不明だったが、西の塚のほうは延宝4(1676)で、造立年も近い。塔の右肩が一部欠損。正面上部中央に「庚申」その下に造立年月日。さらに下部に天渕 立之。


塔の最下部に正面向きの三猿が彫られている。


左 庚申塔 天保12(1841)角柱型の石塔の正面中央に「庚申塔」両脇に造立年月日。


塔の左側面に中釘村とあり、下のほうに願主、セハ人、それぞれ一人の名前。


右側面には講中とあり五名の名前が刻まれていた。


社殿の裏を回って西のほうに進むと、やはりクマザサの中に石塔が立っている。隣の石灯篭の脇には下り階段があって、ここは崖下にある弁財天社の入口らしい。

庚申塔 元禄元年(1688)駒型の石塔の正面 日月雲 三眼忿怒相の青面金剛立像 合掌型六臂。持物は柄の長い矛・法輪・弓・矢。像の右脇「奉造立庚申供養之所」左脇に造立年月日。


足の両脇に 敬白。足元に邪鬼・二鶏は見当たらず、正面向きに並ぶ三猿だけが彫られていた。





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Last updated  2024.01.14 19:16:52
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