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![]() という持論をいまも繰り返す。 たとえば石原慎太郎都知事の「与党党首や幹部には、親などが帰化した人が多い」な どという発言が何よりの証拠だ。 もし、石原さんがニューヨーク州の知事だったなら、120パーセント辞任に追い込 まれたろう。 知事の釈明は「差別の意識は全くない」だったが、意識の問題でなく、あらゆる出自 の人が平等な権利をもつ民主主義のコミュニティーで、あんな発言をしたら、間違い なく糾弾される。 それが釈明で済んでしまうし、マスコミもそれ以上追及しないのは、民主主義国家と はいえない。 (「週刊現代」5-22号 今週の遺言より) かつて石原氏は同じ選挙区のライバル新井将敬氏をその出自のゆえに、陰湿な差別 発言で中傷してきたと言われる。愛国主義者というものはいつも醜い裏の顔をもつの だがそれほど石原家は立派な家柄なのだろうか。 すくなくともこれほどファミリーの政治世襲化に一生懸命になるのは、あまり高級な 血筋とは思われない。マスコミへの過剰なコミットもいただけない。 産経新聞に載せている文人政治家を気取った「日本よ」などというコラムは、いかに も経験や知見に乏しい青年相手のうぬぼれに満ちているものだ。恥ずかしくないのだ ろうか。 だがかれの驕った発言やコメントに、表立った批判がすくないのも、なにか怪しいも のを感じる。おそらくただならぬものが動いているのであろう。 沖縄の普天間基地移設の問題で鳩山首相が招集した「全国知事会」の席でも「沖縄の 地政学的位置から米軍は最適と決めたのであろう。あきらめて現行案に戻るべきだ」 とか、「知事会を今さら開くなんてナンセンス」などとまったく聞く耳をもたなかっ た。というより明らかに鳩山潰しに加担していた。増長漫極まれり。 大橋巨泉氏の指摘はなかなか勇気のいることなのだろう。頑張ってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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