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昨年のクリスマス・イヴ。朝、母の熱を測ると37.3度。
あまり高くないなとは思ったけれど、土曜日だし、1年の最終週に突入してしまうので、もう一度診てもらっておこうとかかりつけ医へ。 先生は胸のレントゲンを撮ってくれて、 「やっぱり肺炎じゃないですね」 ちょっとホッとする。年越し出来るようにと、風邪薬と抗生物質を1週間分、もらって帰ってきた。 二日後の12月26日、月曜日。母の体に異常が起きる。 立てない。そして、座っていても姿勢を維持できない。ベッドに腰掛けさせても体が右へ右へと倒れてしまう。 それまではゆっくりゆっくりだけど自分でトイレまで行けたし、時間はかかるけど自分で食事をすることが出来ていた。 それが、箸を手にしても体が倒れていくので、食べ物を口に持って行くことが出来ない。 脇に座り、支えながら食べさせようにも、体は横へ横へ・・・。 仕方ないので、ベッドに横になったまま食べさせた。食欲はあり、「おいしい?」ときくと、「おいしい」と答える。これが本当に美味という意味なのか、ぼくの言葉のおうむ返しなのか、認知症が進んでいるからよく分からない。 口に運べば運ぶだけいくらでも食べそうだったので、適当なところで切り上げた。母は特に不服そうでもなく、ベッドで横になっている。 しかし、どう対処すればいいのか? 見る限り、本人は苦しそうな感じもないし、どんな気分なのか尋ねても要領を得ない。 母はこれまで一回だけ、同様の状態になったことがある。確か一昨年の5月ごろだった。 朝から姿勢を維持できず、きちんと腰掛けておれない。ゆらゆらと体が倒れていく。パーキンソン病の知人がいるが、その人が“オフ”になったときとよく似た感じに見えた。 早めに病院へ連れて行こうと思っていたら、時間が経つにつれ徐々に回復していく。おや?と思っていると、お昼頃には普通に戻っていた。 今回もそうなのかも。 今日は様子を見よう。 そう思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.27 20:10:46
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