今年で第５回目となる、「ＮＰＯ法人スマイル原田」主催のスマイルフォトコンテストの
表彰式が上川町かみんぐホールで行われました
当ＪＡもコンテストに協賛していることからご案内をいただいたので出席させていただき
ました

会場に入るとロビーに２７点の入賞作品がズラリと展示されています
テーマが「スマイル」だけに、どの作品も笑顔、笑顔・・・
観ているこちらが思わずニンマリしてしまうくらい微笑ましく素敵な作品ばかりです
全国から６５２点もの応募作品が集まったそうです

今は写真もデジタル時代
誰もがデジカメでパシャ、スマホでカシャと以前のようにフィルムの残りを気にすること
もなく日常的に気軽にシャッターを切ることができる総カメラマン時代と言えます
私自身も、自宅のパソコンに膨大な写真（データ）を保存してありますが
おそらく、その中の大半は二度と日の目を見ることもないでしょう

もとより写真の良し悪しなど評価できるようなセンスも眼力も持ち合わせてはいませんし
単純に比較できることでもありませんが
それにしても、実家や親戚の家で時々、古いアルバムをめくりながら思うことは昔の人が
撮ったフィルム写真の一枚一枚は何故あんなに観る者を惹きつけるのだろうか・・・
ということです

昔の子供やお年寄り、若い男女たちがカメラを前に緊張しているのかもしれませんが
一様に怒ったような表情が何とも微笑ましく感じるからなのか？
セピア色に変色したモノクロ写真が醸し出す雰囲気にただ惑わされているだけなのか？
解りませんが

しかし確かなことは、誰もが高価なカメラなど持つことが出来ない物質的に貧しかった時
代にあって撮影者が被写体に向かい大事に・慎重に一瞬を切り取った一枚であろう、と言
うことが痛いほど感じる写真が多いと思うのです

今回、入賞されたデジタル写真の数々に感動を覚えながら、頭の中はフィルム写真に思い
を馳せ
どうやら、アナログ回帰へのスイッチが入ってしまったようです

終始ほのぼのとした雰囲気の中で行われた表彰式のラストは本年の入賞作品２７点と過去
４回の入賞作品からの２０点を大型スクリーンに映し出しながら旭川の「Ozitas(オジタ
ス）」のお二人（ピアノとギター）によるミニコンサートで幕となりました

個人的には、秦基博の曲「ひまわりの約束」にジーン！ときました





　　　　入賞作品は１月１０日まで、かみんぐホールロビーに展示されます