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ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

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阪神鳴尾浜球場から甲子園まで

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阪神鳴尾浜球場から甲子園まで


★阪神梅田からスタート→阪神鳴尾浜球場を見て甲子園へ向かう旅
 阪神の二軍球場である鳴尾浜が、近く移転することが発表された。恐らく、鳴尾浜で観戦する機会は無いだろうと思い、せめて鳴尾浜球場の外観だけでも見ておこうと出掛けたのは令和四年の晩夏の季節。なかなか思い出深い一日となりました。

罫線~飾り

阪神梅田から武庫川を目指す



 阪急梅田駅の巨大さは圧巻だが、阪神梅田駅も狭いながら着々と改良工事が進んで素晴らしくなっている。優等列車用ホームが既に完成しており、間接照明が灯る印象的な雰囲気になっていた。我々は直通特急姫路行に乗車、電車は阪神工業地帯を縫うように走り抜けて尼崎へ到着した。尼崎からは各駅停車(青胴車)に乗換えた。最古参と思われる青胴車はピカピカに磨き上げられている。子供の頃乗った時より、かえってキレイになっているのだから素晴らしい。


 武庫川駅で下車し、本当に川の真上にあるホームを歩きながら武庫川線に乗り換える。お目当ては「武庫川線5500系」である。阪神タイガースをイメージしたデザインの「タイガース号」、阪神甲子園球場をイメージしたデザインの「甲子園号」、女性タイガースファンをイメージしたデザインの「TORACO号」、阪神タイガースのマスコットキャラクターをイメージしたデザインの「トラッキー号」、以上四種類を運転していて、日によって登場する電車が異なるのだ。今回乗ったのは、トラッキー号であります。 


 武庫川線は、たった二両編成。その性か、乗客が多く感じる。車内を写すのは至難の業で、終点の武庫川団地駅で乗客が降りてから、かろうじてシャッターを切れた。室内までタテジマ模様が施されており、こだわりを感じる作品に仕上がっている。女性ファンが着るピンクのユニフォームを連想するデザインである。

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武庫川団地に飾ってある「赤胴車」

 武庫川団地駅を出発!我々は「阪神鳴尾浜球場」を目指す。その前に見ておきたいモノがあった。武庫川団地中央の広場に、引退した阪神電車「赤胴車」が飾ってあるのだ。阪急阪神HDの株主通信に掲載されていたのが強い印象に残った。


 今にも走り出しそうな阪神電車。探すのに結構苦労しました。武庫川団地は典型的なマンモス団地で、似たような景色が続くので、団地中央の広場なるものがどの辺りなのか分かりにくい。漸く辿り着いて何だか感激。是が一昔前の「阪神電車」であります。特急・急行に充当される「赤胴車」で、長らく優等列車として通勤客や阪神ファンを運び続けた訳だ。最後は武庫川線で余生を送って此の場所に保存されるに至った訳です。


 今にもライトが点灯して走りだしそうな雰囲気。地域活性化にとことん活用されることを切に願う。


 武庫川団地を出発した我々は、阪神鳴尾浜球場を目指す。そして探すのに再び苦労する。団地の似たような風景が方向感覚を狂わすのだ。しかも、隣接する公園の敷地が大き過ぎて何処から横切っていいのかが分からない。散々迷って辿り着いた阪神鳴尾浜球場~臨海工業地帯に接する、ある意味「秘境感」ある場所である。若手選手の寮も併設されているが、娑婆から隔絶されたような雰囲気。

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阪神鳴尾浜球場を眺め、再び甲子園へ!


 阪神タイガースの二軍球場は、阪神鳴尾浜球場から近く移転することが決まっている。場所は、尼崎市の阪神大物駅からほど近い公園で、再整備したうえで新球場が建設される。阪神本線や阪神なんば線から直接アクセス出来る訳で、交通の便が各段に良くなる訳だ。ただし、武庫川線の乗客は確実に減ることになろう。より一層、地域活性化が求められる訳である。


 阪神鳴尾浜球場前バス停から阪神バスに乗って甲子園へ。球場の横に新たに併設された「甲子園プラス」を眺める。甲子園球場と歩道橋で連絡された施設だが、試合が無い日も営業する。施設内のコンビニでは、もちろんタイガースグッズ(しかも此処でしか手に入らないようなもの)が販売されている。真横に鎮座する「ららぽーと」と連動して、ぜひとも甲子園界隈を盛り上げて欲しい。


「甲子園プラス」は、店舗だけでなく甲子園歴史館も入居している。球場内の歴史館と一体運用されており、展示は更に充実。


 そして再び阪神電車に乗車!どうです!甲子園・フォーエバー号とも云うべきラッピング車両であります。阪神甲子園球場も、2024年をもって100周年を迎える。「記憶のどこかに、その聖地はある」~我が国激動の歴史と共に歩んだ阪神甲子園球場、是からも日本野球の聖地として、歴史の一端を担う場所で有り続けるのであろう。以上、勝手に「聖地巡礼編」でした。

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管理者は大阪生まれの相模原育ち~地域リポート・旅日記の数々です。

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